1991年に放送された大河ドラマ「太平記」の再放送(録画したもの)を観るのが毎週の楽しみ
になった。主人公足利尊氏を演じる真田広之が抜群によくて、未だ将来を見極められず戸惑いなが
ら、風雲急を告げる周囲に巻き込まれていく姿を見事に表現している。廻りを固める大地康夫、榎
本孝明もよく、陣内孝則、柳葉敏郎も若くドラマを盛り上げる。何よりもドラマに深みを持たせる
緒形拳、藤村志保、フランキー堺、樋口可南子の存在感が素晴らしく、宮沢りえは今の庶民的雰囲
気が全くない。
ドラマは南北朝時代の複雑な時代背景をキチンと整理して分かりやすく、重厚でありながら、展開
の早さでワクワク感を抱かせるとても良い造りだ。衣装も時代考証がちゃんとなされていて、美し
く雅なモノで、真田広之の所作も見事。
次回からは朝廷の陰謀が発覚し幕府側と激しく対立する承久の乱が描かれる。
になった。主人公足利尊氏を演じる真田広之が抜群によくて、未だ将来を見極められず戸惑いなが
ら、風雲急を告げる周囲に巻き込まれていく姿を見事に表現している。廻りを固める大地康夫、榎
本孝明もよく、陣内孝則、柳葉敏郎も若くドラマを盛り上げる。何よりもドラマに深みを持たせる
緒形拳、藤村志保、フランキー堺、樋口可南子の存在感が素晴らしく、宮沢りえは今の庶民的雰囲
気が全くない。
ドラマは南北朝時代の複雑な時代背景をキチンと整理して分かりやすく、重厚でありながら、展開
の早さでワクワク感を抱かせるとても良い造りだ。衣装も時代考証がちゃんとなされていて、美し
く雅なモノで、真田広之の所作も見事。
次回からは朝廷の陰謀が発覚し幕府側と激しく対立する承久の乱が描かれる。