「オンキヨーのＤＮＡは生きている」新体制で新製品発売

　米Ｐｒｅｍｉｕｍ　Ａｕｄｉｏ　Ｃｏｍｐａｎｙ，ＬＬＣ（ＰＡＣ）は３日、都内で事業戦略並びに新製品

発表会を開催した。同社が保有する「オンキヨー」ブランドのホームシアター用ＡＶアンプを、９月から発売

すると発表。国内での販売代理店契約を、ティアックと結んだ。


　ＰＡＣは２０２１年９月、シャープとの合弁会社・オンキョーテクノロジー（ＯＴＴＫ）を通じ、２０２２

年５月に破産手続き開始を申請したオンキヨーホームエンターテイメントの映像・音響事業、全ての知的財産

を取得していた。新体制のもとで「オンキヨー」ブランドが再スタートする。


　東大阪市を拠点にするＯＴＴＫが、オンキヨーとインテグラ、ライセンス契約を結ぶパイオニアのホームＡ

Ｖ製品の開発設計、生産管理を担う。ＰＡＣの日本担当ダイレクター・上山洋史氏は「オンキヨーのＤＮＡは

生きている。そのＤＮＡが、さらに進化した新製品を出せることはうれしい」と、高度な設計技術の維持でブ

ランドのＤＮＡを継続するとした。（よろず～ニュース　8/4　木)


オンキョーのブランドが残るのは嬉しい！オーディオが隆盛を極めていたのは1980年代位迄かと記憶していま

すが、オンキョーは高級路線というよりも中級のイメージです。当時は様々なオーディオブランドが独自性を

打ち出そうと各社躍起になっていた時で、オーディオ好きは自分の予算に合った機種を探し歩き回ったもので

す。


何しろ自分の耳で直に聴かなければ分からない世界です。時間もお金もまだ多少余裕があったのでしょう。私

の兄たちもアルバイトをしながらお金を貯めて購入していました。今は目にダイレクトに入ってくる情報が主

流ですが、おそらく耳から入る情報が見直されると思います。たまには時間を作ってゆっくり音楽を愉しみた

い。