枕草子の枕

気になる出来事

残念でなりません

2015年02月01日 | 日記
日本中が固唾を飲んで見守ってきたイスラム国にとらえられていた後藤さんのニュース。




最悪の結果となり、

言葉になりません。

ただただ、ご冥福をお祈りするしかできません。



何故、危険地域に入ってまで・・・

「ジャーナリストの自己満足だ」などとの発言は、私は全く理解に苦しみます。


無関心だから、現状を何も知らない。知らないんだから、自分には関係ない。

関係ないんだから、自分には・・・

そして安全で居心地の良い場所から何も行動せず批判する人の卑怯さすら感じてしまう・・・

もちろん、自分をも含めて。



後藤さんが、どこかの学校でご自分のお仕事について語っていた映像で

「僕が云いたいのは、こんなに危険なんですよ、大変なんですよ。って

云いたいのではなく、世界の現状を知って欲しいんです。」と語っていた。



知ったところで、自分に何か出来るわけではないけれど、正しく現実を知る事から

始まる。

その「知る」媒体がジャーナリズムであるんだから。




同じジャーナリストの池上彰さんも・・・・以下ネットの記事より

「本当にショックで……。今は彼の笑顔ばかり浮かびます」と言葉を詰まらせた。

「後藤さんは紛争地などで苦しんでいる人たちのことを『世界に伝えたい。誰かが行かなきゃいけない』と

常に言っていた。

『戦争の犠牲者はまず女性であり、子供』とも話し、常に優しい目を向けていた」と語り、

「イスラム国に敵対していたわけではなく、悲惨な現状を伝えるために赴いた人を

殺害するというのは本当に許し難い」と声を震わせた。




全く同感。

軍人でも兵士でもない平和を願う一人のただのジャーナリストなのに

なぜ殺されなければいけないのでしょう?と私も声を震わす。


ただ、命と引き替えに発して下さったメッセージは確実に伝わっている。



最期、しっかりとカメラに向けたあなたの瞳はどれだけ多くの人々に

多くのメッセージを語って下さったことか!!

ありがとう


あなたの勇気に賞賛と感謝を込めて・・・そして祈ります。