枕草子の枕

気になる出来事

星座のはなし

2015年08月06日 | 星・天体
夏の夜空

都会でもすぐに分かる夏の「大三角」・・・

ってか、都会じゃ、東の空その3つの一等星しか見られないって云った方がいいかな。


その3つうち、、左の一等星、白鳥座のデネブ。

翼を広げた白鳥の嘴の部分かな。



さて、なんで白鳥が星座になったのか・・・その神話とは



大神ゼウス・・・Wikipediaより

ゼウスはローマ神話ではユーピテル(ジュピター)にあたる。 

オリンポスの神々の家族および人類の両方の守護神・支配神であり、神々と人間たちの父と考えられた。




そんなギリシャ神話の主神でもある、全知全能の神ゼウスさま!!



でも、みんなが崇める立派な神様なのに

この神さまったら、もう~凄いんだから。


ある日ゼウスさま、美しいスパルタ王妃レダ(人妻ね)に目を付ける。

でも、さすがゼウスさまとはいえ、そう簡単に王妃には手を出せない。


そこで一計を案じ

お友達の女神アフロディーテさんに一芝居つきあって貰う。

その三文芝居?ってのが



アフロディーテちゃんには、悪い鷲に化けて貰う。

そしてゼウス様は、いたいけな白鳥に化ける。

アフロディーテ鷲に意地悪され追われて、ゼウス白鳥は、なな、なんと「たしゅけて~」って

美しいレダ妃の膝元へ逃げ込むの!!


優しいレダ妃は「お~!よしよし」ってアフロディーテ扮する暴力鷲からかくまり、

かわいそうな白鳥を抱いてナデナデ。


そこでゼウス白鳥はここぞとばかりに「うぉおおおお~」って

レダを手籠めにしちゃうのだ。

                  


見た目は白鳥だけど、その化けの皮?をはげばこちら。

まあ、悪くないけど・・・


でも、ひどい話や~

それで、武勇伝のつもりかゼウス様、自分が化けた白鳥の姿を天空にあげ星座にしたんだって。



しかも、後日談として

そのレダ妃は卵を産んじゃうの。ゼウスの子ね。ほんま、ひどい話や~~~


その卵から生まれたのが、双子座のカストルとポルックス


なんだかえげつない話っ。これが星空のロマンス?



    

本の中の食べ物

2015年08月06日 | 日記
もう、何回目? 3桁はいってないけど、

村上春樹さん著 「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」

ボロボロになってきた文庫を出しては又読んだ。


村上さんの本の主人公はよく料理をする。

また登場人物も料理をし、供するシーンがでてくる。

その食べ物の描写も大好きだ。



「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」に出てくる食べ物も数々あるけれど

ピンクのスーツの太った孫娘が作る美味しいキュウリとハムとチーズのサンドイッチ。



そのサンドイッチを供された僕はサンドイッチの評価には厳しい。

そんな僕の基準線を軽くクリアしたサンドイッチ。





             

本を読んでいて頭の中に映像が浮かび、具現化したくなってくる。

本ではシンプルにキュウリとハムとチーズだったけど、一つ茹でた卵も挟んでみた。




体長不良のため

食が細くなった孫娘のおじいさん=博士=老人と同じく

キュウリのサンドイッチだけをぱりぱりと食べた。




昼過ぎの高原の爽やかな外のテーブルで、キーンと冷えた白ワインと

シンプルなサンドイッチ片手に読書にふけりたい・・・