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【#朝鮮日報】ネットで拡散した「告訴状文書」、被害者の母親と親交がある牧師から流出

2020-07-23 20:34:45 | 海外の反応
 朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長からわいせつな行為を受けたとして告訴した元秘書Aさん側が警察に提出した告訴状とされる文書がソーシャルメディアで拡散した問題で、文書はAさんの母親と親しい教会関係者から流出したものであることが分かった。Aさん側は被害者の身元を特定できる文書を外部に無断で流出させたとして、教会の牧師ら2人を13日に警察に告訴した。

 本紙の取材を総合すると、問題の文書はAさん側が警察に告訴状を提出する以前に作成した「1次陳述書」だった。Aさんは今年5月中旬、金在蓮(キム・ジェリョン)弁護士に会い、朴前市長によるわいせつ行為の事実を訴えた。その後、告訴を決心し、訴状に摘示する内容を整理するために「1次陳述書」を作成した。

 この陳述書は9日に朴前市長がわいせつ行為の疑いで告訴されたという事実が報道されて以降、まるで警察に提出した「告訴状」かのようにメッセンジャーアプリのカカオトークを通じて広がった。文書にはAさんの周辺にいる人物ならば本人を特定できる内容が含まれていた。

 文書を流出させた人物はAさんの母親と普段から親交があった教会の牧師だった。Aさんの母親は牧師に「娘がこんなつらい目に遭っているから祈ってほしい」として文書を渡したという。牧師は文書を別に教会関係者に転送したという。

 Aさん側が流出させた人物を把握したきっかけは、Aさんの市長秘書室勤務期間だった。牧師に渡した「1次陳述書」にはミスタイプがあり、秘書室での勤務期間が実際と食い違っていた。カカオトークで拡散した文書にも誤った勤務期間が記載されていた。

パク・サンヒョン記者


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