安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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四国清流四万十川の旅(1)~室戸岬を巡る

2008-09-01 22:08:36 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
今日から3日間、わずかな夏休みを利用して、2人で清流四万十川を巡る四国の旅に出た。

朝8時過ぎ、所要で宿泊していた大阪市内を出る。9月になっても西日本は相変わらずの暑さだ。

新大阪から「ひかり453号」に乗る。え? 「のぞみ」じゃなくて「ひかり?」と言う方、時刻表をよく見てほしい。この列車は「ひかりレールスター」なので車内設備が良く、得した気分。しかも、後続の「のぞみ5号」は新神戸のほか姫路にも停車するため、新大阪~岡山間に51分かかるが、この列車は「ひかり」なのに新大阪~岡山間では新神戸しか停車しないため、同区間を46分で走破する。列車によっては「のぞみ」より「ひかり」のほうが速い逆転現象が起きる区間なのだ。

岡山からは快速「マリンライナー21号」に乗り、一路四国目指す。私は2002年にキハ181系復活イベントで四国に行って以来6年ぶりの瀬戸大橋。妻は何と初めての瀬戸大橋線である(四国には行ったことがあるらしい)。私は、瀬戸大橋線のすばらしい車窓を妻に見せてやりたくて、グリーン車を確保しておいた。

高松に着くと、駅近くの讃岐うどん屋で少し早めの昼食を摂る。高松駅で列車撮影の後、高徳線特急「うずしお9号」で徳島へ移動する。徳島駅に降り立った瞬間、私は目を疑った(リンク先の写真を参照)。狭くて暗い構内と強烈な日射しのコントラスト、武骨で飾り気のない屋根、木造の古い跨線橋、アナログ式の時計…30年前にタイムスリップしたかのようだ。すべてが子供の頃、親に連れられて見に行った「国鉄」の駅の姿そのものだった。今時まだこんな懐かしい駅が残っていたのかと思うと胸がいっぱいになった。

徳島からは牟岐線特急「むろと1号」に乗って四国東岸を南下する。「むろと1号」は牟岐から普通列車扱いとなり16時24分、海部に着く。
海部からは未乗区間だった阿佐海岸鉄道で甲浦へ。全線で3駅しかない阿佐海岸鉄道は日本有数のミニ鉄道だが、千葉県には全線2駅(つまり、発車したら次は終点)の芝山鉄道があるから日本一ではない。

16時42分に甲浦着。16時44分発の室戸岬行きバスに2分で乗り継げるかどうか、今回の旅行で最も危険な賭けだったが、バスは若干遅れてやってきた。
やや乱暴な運転の高知東部交通バスに揺られること1時間。バスは室戸岬に到着した。

写真は室戸岬から見た夕陽である。この日は室戸岬先端の民宿「室戸荘」泊。

【完乗達成】高徳線、牟岐線、阿佐海岸鉄道

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