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レバーハンドル便利グッズ

 




昔ながらのドアノブ、握り玉と言います。
握力が弱くなりますと回すのが難しくなりますね。
 
握り玉をレバーハンドルタイプに変更することも可能なドアもありますが、できないドアもあります。
バックセットといいまして、木口からの距離寸法や掘り込み幅・奥行、見込み厚さなどが関係します。

その際に写真にあるように握り玉に後付けでつけるだけでレバーハンドルのように利用できるものがあります。
ニトムズ ドアノブレバー 長さ153mm M580
https://store.shopping.yahoo.co.jp/diy-tool/n11-0411.html
 
数百円で握り玉をレバーハンドル風に変更することができますので、ご高齢のお家のドアなどに利用されてはいかがでしょう?

歳を重ねて握力が弱まり、握り玉を回すことがちょっと難しくなったご両親のお家にぜひご活用ください。
実家のお父さん、お母さんにとりましては、リフォームの費用をあまりかけたくないという方が多いのではないでしょうか?
簡便にレバーハンドルに替えることができますのでお勧めです。

 
ドアノブの交換ができない場合は、ドア自体を交換することも可能です。
 
自分で対応するのであれば、枠内寸法を測り、ドアを注文して交換すれば良いので、数万円程度で交換できます。
しかしその際、ストライクといいましてカチャっとストッパーが出てくる位置が合わなかったり、蝶番の位置や彫り込みか、彫り込みでないかによっても枠内にきちんと収まらない場合もありますのでご注意が必要です。
 
写真は、私の自宅のトイレのドアを自分で交換した際の写真ですが、杉の無垢でドアをつくっていただきまきたが、ドアの価格だけで当時の価格で20,000円程度で作成していただきました(送料は別)。しかし蝶番部分を蝶番の厚み分彫り込んだり手間がかかりました。
また既存のドアの処分は粗大ゴミとして処分しましたが、自治体の粗大ごみが一番安く済みました。500円程度だったと記憶しています。
自分で対応する場合はいろいろと動く必要があります。
 
もしもご自身で動くことが面倒、ストライクの位置や蝶番の位置、厚みなど確認することもわかりにくいという場合は、工務店さんに依頼することも可能です。
その場合は、ドアの価格に加え、建具屋さんの手間、諸経費、ドアの処分費などが発生しますので10万円くらいかかることが予想されます。
 
そういうことを考えますと、簡易的にドアノブレバーで対応してしまうことも一案ではないかなと思います。
 
ひと・すまい・くらし一級建築士事務所

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