建築士だからわかる〇〇教えます

働き方改革の影響?それとも住む場所に柔軟になってきたのでしょうか?


コロナ禍でオンラインが日常となったこと、働き方改革というWordもよく耳にするようになりました。

この2年ほどの間に何件か新しい家づくりの相談を受けることがありますが、土地探しから家づくりの考え方に対して新鮮に思うと同時に驚きと新しい考え方に触れる面白さを感じております。

家づくりのご相談を受けた際に、土地探しなどのご相談の場合、いままでの経験では、ご希望のエリアでの土地探しのお手伝いもしくは少しエリアを広げての土地探しのお手伝いが多くありました。しかしこの2年ほどご相談を受けている方は、東京都内での建替えか都心から離れた土地での土地購入・新築建築、海外での生活も視野に入れた検討を重ねております。

また関東圏での土地探しだけでなく地方での建て替えやリノベーションを同時並行的に検討される方など、いままでにない広がりを感じるご相談を受ける機会があります。

加えまして電磁波という目に見えない影響やお家に使われている人工的な化学物質の影響で体調を崩されタイル方など遠方の方からもご相談を受ける機会があります。


もちろんコロナ禍ということもあり、海外への渡航やご希望の土地への移動も制限されておりましたので、なかなか土地探しや中古物件探しが難しい状況ではありました。

私は技術者ですので、それぞれのメリット・デメリットをお伝えするとともにご希望に沿うためならばいろいろと知恵を絞りご提案をさせていただいておりますが地域が広範囲にわたることにより現地確認などが容易にできない点はありますが、Googleなどを利用して周辺環境を調べたり法的な情報はNETで取得できる点などとても便利になりました。

最近はオンラインでの打ち合わせが可能なこともあり、例えば、都心から離れた土地を建て主さんが見に行った際に、携帯で土地を映していただきながらお話しさせていただいたり、不動産屋さんと直接話をさせていただくなど、なかなか面白い展開になっております。

もちろん土地を決定される前には必ず現地に伺い確認させていただくことは以前と変わりません。やはりその土地の空気、風、その土地だけでなく近隣を含めて見て歩くことにより気づくことがたくさんあります。

一番は命に関わるような危険性の有無、人工的な化学物質という視点では果樹園や公園、工場や作業場などの有無、電磁波的には周辺の変電所や高圧電線などの有無などでしょうか、それらはひと通り確認させていただきます。

危険性などは大前提としまして、やはりその土地の空気感はとても大切にしております。
ただ一点、こればかりはなかなか難しい情報としまして近隣に住む方との相性、この点は住んでみて初めて感じることも多いようです。
なかにはその地域のコミュニティに入ることができずに、数年後に都心のマンションに戻ってきた、などという話も聞いております。

大きく地域をかえて新築やリノベーションをされる場合はその点はとても重要な視点と思います。

私のおススメはその地域に少しの間でも住んでみる、または作業などのお手伝いを兼ねてその地域に通い友人・知人などを事前につくっておくことです。
そしてその友人・知人からその地域の情報もさまざま聞いておくとよいと思います。
ゴミ出しのルールや年中行事への参加・協力など、その地域ならではのルールもあるようです。

ひと・すまい・くらし一級建築士事務所

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ひと・すまい・くらし研究所

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