日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「連鎖反応に引火寸前!CITグループ破綻の影響が世界に広がる」 朝倉氏の予測通りの展開

2009-11-06 13:01:06 | 政治・社会
 <記事転載>
-------------------------
 「連鎖反応に引火寸前!CITグループ破綻の影響が世界に広がる」

                        Aifence

 先日、米ノンバンク大手のCITグループが破綻申請をしたことを述べた。
 
 GM、クライスラーに次ぐ大型破綻であるのだが、焦点はその余波がどこまで及ぶかである。
 
 二次的、三次的な破綻の影響が懸念されるのが大型破綻の特徴である。
 
 特に、CITの場合は、百万社近い中小企業の資金繰りを支えているに止まらず、広範な種類の証券化商品の原材料になっていた点が懸念される。
 
 つまり、CIT破綻によって損害を被る証券化商品が多数存在すると言うことである。
 
 欧州の金融機関が保有するCDO(債務担保証券)が、CIT破綻の直撃を受けるという指摘がされている。
 
 そのためか、ここ数日のところ、欧州金融機関に対する懸念が強まっており、ユーロ・ポンドの下落があったようである。
 
 また、日本でも大手のみずほコーポレート銀行が、CITの無担保債券を保有しており、約300億円分の債権が破綻の直撃を受けた可能性が指摘されている。
 
 みずほ側は、経営に問題は無いとして強気のコメントを発表している模様だ。
 
 みずほが約3億ドルの無担保債券を持っていたということは、他にも世界中の大手金融機関がCIT関連の債権を抱えていると推測される。
 
 さらにクレジットデフォルトスワップにも影響が出そうである。
 
 クレジットデフォルトスワップで保証対象とされているCITグループの債券は、約60億ドル。
 
 今後1ヶ月以内に、CIT債券の値段を決めるオークションが実施される。
 
 現時点では、CIT債券の額面1ドルあたり、平均67.6セントの価値がついているという。
 
 よって、損失補填は額面1ドルあたり約32.4セントであり、約20億ドルの支払いが予想される。
 
 また、先日も述べた様に、CITに投入された23億ドルの公的資金は回収不能になる見通しである。
 
 どうやら、株主と納税者が損失を被り、債券保有者の損失が緩和される格好となりそうだ。
 
 
 実体経済面での影響としては、やはり中小企業の資金繰りに与えることが懸念材料である。
 
 CITグループは全米で最大規模の売掛債権買い取りサービスを提供しているのだが(分かりやすく言えば、全米最大の取り立て屋)、その世話になっているのがアパレル業界である。
 
 これまでは、米国のアパレル企業の多くがCITグループに売掛債権を買ってもらうことで、資金をやりくりしてきた。
 
 だが、その売掛債権の買い取りが急に止まってしまうことになるのだ。
 
 いままでのように売掛債権を現金に換えることができず、年末年始の資金繰りに困窮するケースが続出すると考えられる。
 
 特に今年の年末商戦は、昨年に輪をかけて厳しいものになる。
 
 この厳しい環境において、資金繰りの手段が使えなくなるのである。
 
 CITグループは経営再建を急ぐとしているが、その行方は非常に不透明である。
 
 来年の1月~3月になれば、相次ぐ企業破綻という目に見える形で、CIT破綻の余波がどれほどの広範囲に連鎖的に波及したのか明らかになることだろう。

 <転載終わり>
-------------------------

 先日破産したCITの負債は6兆円を越える巨額です。6兆円でも全米で5位の負債総額だそうです。1997年に倒産した山一證券の負債の4,000億円がとても小さく見えます。

 50兆円のリーマンに比べれば6兆円は小さい額なのでしょうが、読売をはじめ日本のアメリカの言いなりの新聞やテレビは、CIT破産の報道はほとんどしてません。会社の人や友人にCITの破産について聞いてみたところ、誰も知りませんでした。リーマンのときはお年寄りまで知ってましたが、今回のCITは誰も知らない状態です。4,000億円の山一證券は誰でも知ってますが、6兆円のCITは誰も知らないのです。日本のことではないので、関心がないのかも知れませんが。

 このCITの破産はじわじわと効いてくると思います。CITから融資してもらっていた企業などは、今後融資が受けられずに倒産する可能性が高くなりますので、倒産の連鎖になると思います。

 しかし、今日もいい天気で、あまりに平和です。今月、来月に史上最大の恐慌が来るなど、とても身近に感じられないのが本音です。会社の人も、友人も誰も恐慌が来るなどと言ってませんし、考えていません。家内も恐慌なんて来るわけないと、いつも強気です。誰も予期していない時に、大きな出来事は起こるものなのでしょうね。水面下ではじわじわ金が上がってます。これが恐慌の一つの兆候だと思います。


 ●Aifence
  http://kabu.sakiyomi.com/aifence/?EACH=462

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「落日の東京モーターショーと日本の衰退」 Nevada

2009-11-06 08:09:54 | 政治・社会
 <記事転載>
-------------------------

 「落日の東京モーターショーと日本の衰退」

                       Nevada

第41回東京モーターショーが閉幕し入場者数が前回に比べ56%マイナスの
61万人となったと発表になっています。

この61万人は1991年のピーク時(200万人)に比べ70%減の水準となっており、まさに落日という言い方がぴったりと言えます。

海外からの出展も3社という惨状であり、『田舎のモーターショー』という形容がピッタリと言えます。

いまやアジアのモーターショーは上海となっており、このままいけば日本のモーターショーは今回で終わりとなりかねません。

いつの間にか日本はアジアの田舎の国に成り下がってきていますが、日本人の意識は今だ『ジャパン アズ ナンバーワン』のままです。

このギャップは今、物凄く開いてきており、自意識だけが高いどうしようもない国になってきているのです。

朝日新聞が社説で大々的に報じた【貧困率 15.7%の衝撃】は日本の本当の姿を詳しく解説しています。

2007年には<6人に一人>が「貧困」という事態になっているのです。
現在の2009年であればもっと「貧困率」は高くなっている筈です。

日本には恐ろしいほどの数の「貧困層」がいるこの事実こそ、本当の日本の姿なのです。
どこまで日本は落ちていくのでしょうか?

 <転載終わり>
----------------------------

 「いつの間にか日本はアジアの田舎の国に成り下がってきていますが、日本人の意識は今だ『ジャパン アズ ナンバーワン』のままです。」とNevada氏は言われてますが、さすがにこれだけ不景気だと日本が世界一だと考えている人も、かなり減ってきていると思います。

 先日アメリカのノンバンクCITが破産したので、今後第2のリーマンのような影響が出てくると思います。既に長期金利は上昇し始めていますし、金は史上最高値をつけています。株や債権のような紙ベースの信用が落ちてきている反面、金や穀物、原油などの実物が上昇し始めています。アメリカや日本は、相変わらずFRBと日銀がドンドンお札を印刷していますので、今は極度なデフレですが、近々インフレに変わっていくと思います。そうなれば、アメリカも日本も経済的には致命傷になると思います。

 「 Japan as NO.1」などと思っている人も今だけで、来年恐慌になれば日本が世界一などとはみじんも思えなくなると思います。
 ただ、世界恐慌になり、資本主義が崩壊した後は、日本の良さが次第に出て来ると思います。欧米のように一部のパワーエリートが支配する国ではなく、日本のように大衆が政治を動かしている国の良さを、世界が認知してくるのではないかと思います。
 日月神示には、大峠を越えてミロクの世を作っていくカギを握っているのが、日本だとありますので、この恐慌を乗り切り、思いやりのある世の中をみんなで構築していきたいと思います。

 ●Nevada
  http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/?p=2



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする