日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

悠久の飛鳥・大和路 ~日本人のルーツを探る旅~  

2009-11-29 20:07:40 | 日月神示の実践

悠久の飛鳥・大和路 ~日本人のルーツを探る旅~
~過去の断裂を修復することで、現在の混乱は抑えられる~



 11月7日~9日に、日月神示研究家の中矢伸一先生がナビゲートする、奈良県の大和・飛鳥(明日香)地方を巡るツアーが、(株)船井ビジョンクリエイツ主催で行われました。
 「日本人のルーツ、私たちのご先祖のルーツを探る」をテーマにした今回のツアーの参加者は約40名。ほとんどの方がこれまでの同社主催の、中矢先生がナビゲートする富士山や伊勢神宮などの聖地を巡るツアーに参加されたことのある方でした。
 ツアーのはじめに中矢先生が、「今回のツアーはとくに、霊的に意味のあるものだと思っています」とお話しました。というのも、いまでは訪れる人がそれほど多くない、この大和・飛鳥地方は日本国成立の原点の地であり、そこを訪れることは自分自身の発見や、自分自身を識(し)ることにもつながると思われるからです。
 さらに諸説の中でも、邪馬台国はこのあたりにあったという説が有力であり、中矢先生が入手したある有力情報でも、この地方に卑弥呼(ひみこ)が住み、大きな国を築いていた可能性が高いのだそうです。
 また、現在の世界的な混乱について中矢先生は、「過去の時代、とくに卑弥呼の時代の断裂(争いや混乱)がいまも癒されないままに残っていることが大きな原因になっているのではないか」と考えられています。つまり、過去の出来事が単に歴史のロマンとして終わったのではなく、それが現在にまで影響を及ぼしている、というのです。
 今回のツアーは、そんな中矢先生のメッセージに共感した意識の高い方々が集まり、この地を皆で訪れ、過去の歴史の出来事に気づき、敬い、癒すことで、現在の混乱を少しでも抑えようという大きな目的があって決行されました。旅のメインイベントとして、卑弥呼が眠っている可能性の高い、箸墓(はしはか)古墳の前で、皆でひふみ祝詞を奏上しました。

 すると、なんと旅が終わったちょうど翌日の11月10日に、箸墓古墳の程近くで、卑弥呼が居住していたと思われる大型建物跡の発見が発表されたというニュースが大きく新聞に出ているではありませんか!まさにビックリ仰天でした。
 そんな大きな使命と不思議に満ちた旅でしたが、ツアー中はお天気にも恵まれ、皆さん和気あいあいととても楽しく過ごせ、ご当地グルメもたっぷり味わえました♪



【一日目】
●橿原(かしはら)神宮にて正式参拝


 まず最初は、奈良県橿原市にある橿原神宮を訪れました。
 ここは広い敷地に立派な建物があり、境内の掃除も行き渡り、七五三の時期ということもあり、多くの人でにぎわっていました。
 ここでは正式参拝をさせていただきました。

橿原神宮。すばらしいお天気に恵まれました。


●飛鳥資料館見学

 つぎに、飛鳥時代や飛鳥地方の歴史と文化をわかりやすく解説した飛鳥資料館を訪れました。館内や館外には、飛鳥の貴重な(本物そっくりの)レプリカがあります。「飛鳥のあちこちをじっくり見てまわりたいけど、時間がない!」という方にはオススメだと思います。


●飛鳥坐(あすかにいます)神社参拝

 その後、一行は飛鳥坐(あすかにいます)神社を訪れました。この神社は、一般にはほとんど知られておらず、参拝する人もとても少ない神社です。そして最初は別の神社を訪れる予定だったようですが、ツアーの企画で詣でる神社を選ぶ際、中矢先生が無意識のうちにこの神社にマルを付けたのだそうです。
 ところが選んだ中矢先生自身がなぜ、ここを選んだのか分からないのだそうです。「きっと待っている存在がいて、呼ばれたのでしょうね。今回訪れることに大きな意味がありそうです」と話されました。実際に訪れてみると、こじんまりした、感じのよい神社でした。



●飛鳥散策:亀形石造物~石舞台古墳

 ところで、この飛鳥地方に卑弥呼が住んでいた可能性が高いという情報は、90年代前半に日本のテレビや雑誌にも出て有名になった"世界一の超能力者"の異名をとるブルガリア人のベラ・コチェフスカさんがリーディングして得られたものでした。
 ベラさんは、「日本は地球のヘソのようなもの。日本は宇宙からのエネルギーをいちばんストレートに受ける特別な聖地なのです」と語りました。そして"卑弥呼(ひみこ)"という名を知るはずもないのに、この飛鳥地方に「昔ヒミコという女性がおり、ここに国を築いていた」とリーディングしました。中矢先生は、いろいろな観点からこの情報を有力と捉えているようです。

ベラさんによると、石舞台古墳に隣接するこの広場あたりに卑弥呼は住んでいたようです。
 ベラさんのリーディングによると、ここ石舞台古墳のあたりに卑弥呼は住んでいたことがあるようです。そして今、卑弥呼は現代人にその歴史的事実に気づいてほしいと願っているように中矢先生には感じられるそうです。


●高鴨(たかがも)神社参拝


 一日目の最後に訪れたのが、高鴨(たかがも)神社です。予定より遅れて、閉門の時間を過ぎていたにもかかわらず、ご厚意で開けてくださいました。ここは地元の人に大変愛されている神社だそうです。
 それもあってか、敷地内は掃除も行き届き大変さわやかなで、「気」の良さが感じられました。とはいえ、この神社も最初のスケジュールでは訪れる予定にはなっていませんでした。「ここにも来てほしいと思っている存在がいるのかな、と感じられますね」と中矢先生。



●飛鳥藍染館にて夕食+同館館長の渡辺誠弥さんのご講和


 しっかり歩いたこともあり皆さんお腹ペコペコで、夕食は飛鳥藍染館でいただきました。ここの館長の渡辺誠弥さんは元NHKのアナウンサーで、石笛演奏家の横澤和也さんとご友人でもあります。渡辺さんには今回のツアーの立案でも大変お世話になりました。
 ここでは、丹精こめて打たれたお蕎麦や奈良の郷土食、田楽など素朴で体に良さそうな夕食でもてなさしてくださり、皆さんとても満足されていたようです。



【二日目】
●加夜奈留美命(かやなるみのみこと)神社参拝


 二日目にはまず、宿泊先だった橿原ロイヤルホテルからバスで30分弱ほど行ったところにある加夜奈留美命(かやなるみのみこと)神社を参拝しました。
 この神社に至るまでのバスの窓から見られる風景は、段々畑があり、まさに日本の原風景といった感じで、日本人なら誰にとっても懐かしさが感じられる風景なのではないかと感じました。そこに流れる川(稲淵川)の水もとてもきれいで、清清しい空気が漂っていました。
 加夜奈留美命(かやなるみのみこと)神社は柏森(かやのもり)の集落北東の小高い森にひっそりとたたずんでいました。

 加夜奈留美命神社:奈良県高市郡明日香村栢森358



●大神(おおみわ)神社参拝


 次に訪れたのが大神(おおみわ)神社です。この神社は奈良県桜井市にあり、日本で最も古い神社の一つだと考えられています。この神社での参拝は、今回のツアーのメインの一つといえるものです。この神社は大物主(おおものぬし)神が御祭神で、拝殿はありますが、本殿はありません。三輪山そのものをご神体(神体山)として成立した神社なのです。この神社では、多くの人がエネルギーの強さを感じていました。


●昼食は三輪そうめんランチ


 昼食は、大神神社にほど近く、地元の人でにぎわう手延べ三輪そうめんで有名な「千寿亭」で、そうめんと、大和野菜をベースにしたお鍋などをいただきました。


●箸墓(はしはか)古墳にて、ひふみ祝詞を皆で唱える


 そして、次に訪れたのが箸墓(はしはか)古墳です。中矢先生は先述のベラさんのリーディングもあり、箸墓古墳の被葬者は卑弥呼である可能性が高い、と考えられています。
 そして箸墓古墳を前にして「ひふみ祝詞」を唱えることが、今回の旅のメインイベントだったのです。いよいよこの旅の大きな目的を果たす時がやってきました。



●大和(おおやまと)神社参拝


 今回の旅のメインイベントを終え、ホッとした後は、大和(おおやまと)神社を訪れました。「大和」と書いて「おおやまと」と読むこの神社。実は世界最大最強を誇る「戦艦大和」の守護神ともされた神社なのです。同艦は昭和20年4月7日に沖縄南方で轟沈しました。それを描いた映画『男たちの大和』の監督が上映にあたって、ここ大和神社まで参拝に来られたそうです。


●石上(いそのかみ)神宮参拝


 次に訪れたのが石上神宮です。『日本書紀』に記された神宮は、伊勢神宮と石上神宮だけであり、その記述によれば、日本最古設立の神宮だそうです。


●中矢先生の講義


 その後は、宿泊先ホテルのほど近くの会場にて、中矢先生の講義が1時間弱行われました。「お話したいことが山ほどある」という中矢先生は、時間が限られていることもあり、早口でお話しされました。
 「これからミロクの世に向かっていくことは間違いない」と話され、イギリス人の物理学者でヒーラーのジュード・カリヴァンさんも「これから第8のチャクラが開くだろう」とおっしゃっていることもあり、これからの世の中の変化のサイクルはどんどん早くなるだろう、とお話されました。
 そして「日月神示」的な考え方がこれからは急速に主流になっていき、日本がこれからの世の中を救うキーの国になる、と強調されました。そのことについて、日本内部よりもむしろ海外の外国人から気づきはじめているのだそうです。ちなみに作家で、オカルト研究家の山口敏太郎さんに、中矢先生が発行する『たまゆらpremium』でご執筆いただいている関係から、今年末に、タレントのビートたけしさんのテレビ番組で、日月神示のことが紹介される可能性もあるそうです。



●奈良パークホテルにてお鍋の夕食



夕食はお鍋で和気あいあい♪
 この日の夕食はお鍋を用意していただきました♪ 日中は多くの神社などをしっかり巡り、みっちり学んだことで、皆さんには充実感が漂っていました。
 そしてなんといっても今回の旅のメインであった、箸墓古墳の前での参加者全員によるひふみ祝詞の奏上も無事終わり、中矢先生もホッと肩の荷がおりたようでした。
 ちなみに船井ビジョンクリエイツが企画した別のツアーで知り合った方同士がカップルになり、結婚にまで至ったというお二人が今回のツアーにも参加されていました。夕食の席でその発表がされ、皆でお祝いするというハッピーなムードもあり、終始楽しく過ごせませした♪


【三日目】
●春日大社参拝


 三日目のスケジュールは比較的ゆったりしたものでした。
まず、春日大社を参拝しました。今回のツアーで、誰もが知っている観光地と言ったらこの春日大社くらいだったかもしれません。奈良公園内にある神社なので、鹿があちこちにいて、訪れる人を楽しませてくれました。


 また、この日の昼食は宿泊先でもあった奈良パークホテルで、約1300年前の宮廷貴族の食膳を復元したという宮廷料理「天平の宴」をいただきました。黒米や赤米、そして、奈良時代の唯一の酪農食品という、牛乳を数時間煮詰めてつくった古代のチーズ「天平の蘇(そ)」などの珍しい品々が並びました。さっぱりした味で、おいしくヘルシーな感じでした。



●枚岡(ひらおか)神社にて正式参拝


 その後、バスは生駒の方に向かい、このツアー最後に訪れたのが、東大阪市にある枚岡(ひらおか)神社です。768年に先の春日大社を創建するにあたり、ここ枚岡神社の祭神二柱を分祀したことから、「元春日」とも呼ばれています。
 この枚岡神社の宮司の中東弘さんは、春日大社の宮司を永年務められたそうです。そもそもこの枚岡神社を訪れることになったいきさつは、以前、中矢先生が春日大社にて中東宮司の講話を聴き、大変そのお話に感銘を受け、ぜひまたお会いしたいと思ったことにあります。

 ツアーの企画を立てている際、中東宮司は春日大社の宮司をすでにお辞めになっていると分かり、(お会いすることができないと)残念に思っていたら、ここ枚岡神社で宮司をされていることが判明したことから、ここ枚岡神社を訪れることになったのです。
 訪れると早速、中東宮司が快活な笑顔で出迎えてくださいました。

 正式参拝の後は、中東宮司が皆に講話をしてくださいました。言霊やシュメールにかかわる興味深いお話をしてくださいました。「この枚岡神社をぜひ多くの人に訪れてほしい。ここでやりたいことがいっぱいあるのです」と、さわやかな笑顔でお話しくださいました。12月25日のクリスマスの日に同神社では、本殿に向かって皆が声を出して「ワッハッハ」と笑う「お笑い神事」もあるそうです(興味のある方はぜひご参加してみてください)。
 最後の締めくくりとして、中矢先生の講義があり、今回のツアーは無事終了しました。


●ツアー終了直後に"卑弥呼の宮殿跡"発見のニュースが!


 そして今回のツアーが11月9日に無事終了し、ホッとしていると、その2日後の11月11日の新聞に、大きく「邪馬台国の卑弥呼の宮殿跡と思われる大型建物跡発見」と出ているではありませんか!卑弥呼の居館とみられる遺跡が発見された場所は、あの皆で「ひふみ祝詞」を唱えた箸墓古墳のある纒向(まきむく)遺跡です。この発見で、邪馬台国畿内説がさらに有力になったようです。
 それにしてもニュースになったタイミングがあまりにも絶妙だったため、ちょっと興奮せずにはいられませんでした。もしかしたら本当に、私たちの思いが卑弥呼に通じたのでしょうか!?


 私たち日本人の原点はやはり奈良にあるのかもしれません。皆さんもぜひ、奈良の飛鳥・大和路を訪れ、はるか古代、卑弥呼に思いをはせてみてはいかがでしょうか。原点を見つめることはきっと、現在の私たちにも通じているのです。

(文責:船井本社 藤原)



【中矢伸一先生からのコメント】

今回のバスセミナーでは、日本建国ゆかりの地で重要なところをまわりました。不思議なことに、始まる前はなんとなく「重たく」感じられ、何か歴史の彼方に葬られた人々、とくに国津神系の神々の思いがのしかかっているようでした。ですが、予定された神社をまわるたびに晴れやかな気分になり、最後はすっきりと軽くなり、感激のうちに終了しました。参加された皆様と一緒に「まことごころ」で祈りを捧げたお蔭です。御役目ご苦労様でした。そして本当にありがとうございました。




【ツアーを企画した船井ビジョンクリエイツの林 彩子からのコメント】

「邪馬台国は、どこにあったのか?」「卑弥呼とは、どのような人物だったのか?」。誰しも一度はロマンを抱くテーマでしょう。今回のセミナーは、そのロマンとともに、日本人のルーツを辿(たど)り、個人や社会の「過去・現在・未来を繋ごう」という志をもって、行われました。和気あいあいながらも、真摯なテーマのもと、緊張もありつつの3日間でした。恒例の旅の最後の参加者の感想交換では、「旅が終わり、ひとつ自分の課題がクリアになった」という晴れ晴れしい声が多かったのが印象に残り、とても素晴らしいセミナーになり、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!

 <転載終わり>
----------------------------

 この飛鳥・大和の旅には是非参加したかったのですが、日程が合わなかったということと、参加費が簡単に捻出できなかった(10万円以上の出費は家内の承認が必要)ため、参加することはできませんでした。

 ただ、卑弥呼の時代の断絶をひふみ祝詞で修復するという、大仕事を成し遂げられたことを知り、無理をおしてでも参加すればよかったと、少し後悔しました。

 日本のテレビや雑誌にも出て有名になった"世界一の超能力者"のブルガリア人のベラ・コチェフスカ氏は、以下のように言われています。「日本は地球のヘソのようなもの。日本は宇宙からのエネルギーをいちばんストレートに受ける特別な聖地なのです」と。更に、伊勢神宮は世界でも最高峰の聖地とのことです。

 また、世界一の聖地は日本のほかに、イスラエルだとも言われています。やはり日本と共にイスラエルも、特別なところのようです。

 2000年に会議と研修でイスラエルに行きましたが、歴史の重みというものを、少し重たい雰囲気と共に感じました。トルコなどとも違う歴史の原点のようなものでしょうか。また、誰に媚びることもない、孤高なる国民性にもふれました。現在の白人系のイスラエル人は、欧米人とそれほど変わらないと思いました。しかしながら、白人ではなくアラブ人と同じような顔のイスラエル人は、元々のイスラエル人だそうです。アダム、ノア、モーセや、アブラハム、イサク、ヤコブの末裔たちです。イスラエルには、そのアラブ人のような人たちと、白人系の人たちの二通りの人たちが住んでますが、テルアビブやエイラットなどの街場では、やや白人系の人たちが多かったように思います。

 また、ベラ・コチェフスカ氏は、"卑弥呼(ひみこ)"という名を知るはずもないのに、この飛鳥地方に「昔ヒミコという女性がおり、ここに国を築いていた」と、リーディングされたそうです。やはり邪馬台国は九州ではなく、奈良にあったのかと考えてしまいました。
 
 その卑弥呼が住んでいたとされる箸墓(はしはか)古墳の前で、中矢氏とともに参加者のみんさんで、ひふみ祝詞を奏上されたそうです。死者をも甦えらせるという秘術のひふみ祝詞は、翌日大きな効果を現したようです。「箸墓古墳の程近くで、卑弥呼が居住していたと思われる大型建物跡の発見が発表された」というニュースが新聞に出ていたそうです。びっくりです。


 ●悠久の飛鳥・大和路 ~日本人のルーツを探る旅~
  http://www.funaiyukio.com/close-up/index_0911.asp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする