日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

 「トラブルを楽しむ」 船井勝仁氏

2010-04-09 07:50:21 | 船井幸雄氏
 <にんげんクラブ船井勝仁氏より記事転載>
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 「トラブルを楽しむ」

               船井勝仁

こんにちは船井勝仁です。
 
にんげんクラブ福岡大会、および翌日のニュータイプ・ニューリーダーのスペシャルイベントに
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

両日とも、とても感動させていただきました。魂を揺さぶる感動が、日本人が元来持っている
「FOR MEではなくFOR YOU」、「GIVE&GIVE」、「世のため人のため」のDNAをONにすることを
改めて実感させていただいた、とてもすてきな福岡でのイベントになりました。
 
船井幸雄も大きな手術後で、あまり長時間は話せないはずだったのですが、皆様の熱い心に
感化されて結局60分以上話していましたし、それでも、まだまだ話し足りなかったようです。
 
大激変がもうそこまで迫っていること。でも、不安や恐怖を感じてパニックになるのではなく、
冷静にこの事態を受け止めて、志を同じくするすばらしい仲間を作って、その環境を楽しく
ワクワクと乗り切っていけばいいこと。結局はまじめに、謙虚に長所進展で一生懸命働くこと。
これがこの難局を乗り切ることの対処策だというお話をさせていただきました。
 
私が印象に残ったのは、船井幸雄流に数学者の岡潔先生の「智情意」の考え方を説明していたこと。
人間には3種類の人がいる。情の感覚中心で裏も表もなく「天の理」だけで生きている1%の人、
智情意のバランスを保ちながら本音と建前を使い分けている96%の人、情という感覚がほとんどなく
平気で他人を裏切ることができる3%の人。
 
これからの世の中を動かしていくのは「天の理」しかない1%の人であり、
船井幸雄も3年間の苦しい闘病生活でこの1%の仲間になったようだと話していました。
 
当日は会場の構造が複雑だったこともあり、何かとご迷惑をおかけしました。
特に出展していただいたブースの皆様には入口から長いスロープか階段を通らなければ
荷物の出し入れができずにご不便をおかけしました。
 
ほとんどの出展者の皆様が、船井のイベントになれておられる方ばかりで大きなトラブルもなく、
無事終了できたことに感謝いたしております。
 
実は私も細かいミスを何度もしてしまい、お客様に助けていただくことがあり、反省しきりです。
にんげんクラブの大半の皆様はそのトラブルに腹を立てるのではなく、それを楽しんでいただけるので、
本当にありがたく思います。感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 
私は福岡大会前日の金曜日に九州入りしました。羽田空港が強風で私が予約していた便が
キャンセルになってしまいました。約束があるので、遅れるわけにはいかず困ってしまったのですが、
幸い少し後の他社便が30分遅れで飛んでくれて何とか約束に間に合うことができました。
 
ちょっと嬉しかったのは、自分自身が欠航になったというトラブルを楽しむことができたことです。
何時頃になったら運行を開始するかを見極め、運行再開した最初の便の予約を取ることができました。
 
普段の私ならイライラしてしまうか逆に興奮してしまい、どちらにしても疲れてしまうのですが、
今回は自分の行動を観ている自分(能の言葉で言うと離見の見の状態)を意識しながら
冷静に動くことができたように思います。
 
九州に着いたら、満開の桜が迎えてくれました。強風が吹いたことも、満開の桜が迎えてくれたことも、
どちらも自然を通じた神様のメッセージだと思いました。
 
すばらしい世の中を作っていくための大きな挑戦に臨むわけですから、飛行機が飛べなくなるような
嵐の中に突っ込んでいくことになるのかもしれません。
 
しかし、仲間の助けを借りて、その時その時必要な判断を下していき、感謝の気持ちで
トラブルに対処していくことができれば、ミロクの世という満開の桜を楽しめるのかもしれません。
 

 <転載終わり>
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 にんげんクラブ福岡大会の講師として講演するために、羽田から福岡空港に行く際、強風のため欠航になったそうですが、そのトラブルを楽しめたというのは、勝仁氏にとって大きな経験だったのではないでしょうか。

 トラブルに遭遇したときに、パニックになってしまい、かえってトラブルを増幅してしまうことは案外多いものですが、勝仁氏のようにもう一人の自分が冷静に自分を見ている、というのは、なかなかできることではないと思います。
 このような不慮のトラブルでなかったとしても、毎日仕事や家庭、社会でのトラブルは起こります。そのような時に、勝仁氏のように冷静に対応できるよう心がけていきたいと思います。感謝できれば更にいいですね。

 勝仁氏は、半年くらい前から中矢伸一氏が監修された「完訳 日月神示」上下巻を声を出して、読まれているそうです。勝仁氏の記事には、ミロクの世の実現という言葉がよく出てきますが、日月神示を歩まれているために出て来る言葉だと思います。
 日月神示には、神の臣民は一人一人は力弱いが、みんなで力を合わせてやる仕組みとあります。悪は一人一人の力強いが、バラバラにやるので上手くいかないとあります。

 以前、大塚と池袋の間くらいのところにある日本語学校で、講師をしていたことがありますが、中国人や韓国人にいつもこう言われました。
 「一人の能力は中国人(または韓国人)の方が高いけど、日本人はまとまってやるので負けてしまう」 中国人や韓国人が悪ということではなく、日本人の特徴としてみんなで力を合わせて事に当たる、という性質があるように思います。そういう意味では、やはり神の臣民と言えるのではないでしょうか。「今は曇りているなれど」と日月神示にあるように、私達の身魂は曇っているのだと思います。

 日々身魂磨きをして、その曇りを取り除いていきたいと思います。


 ●にんげんクラブ
  http://www.ningenclub.jp/

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