日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「待たされるのが、当たり前?」 こだま ゆうこ氏

2010-05-24 08:06:14 | 船井幸雄氏



「待たされるのが、当たり前?」

                こだま ゆうこ

こんにちは。にんげんクラブのこだまゆうこです。
日本の皆様、お元気でいらっしゃいますか?
現在、アーヘンに来てからもうすぐ二週間がたとうとしています。

ドイツに来て気付いたことのひとつは、諸々の事務手続きなどは、
とにかく待たされるのが当たり前・・・ということでした。

いざ自分の順番が廻ってくると、非常に丁寧に対応してもらえるのですが、
その順番を待っている間が、日本人としては少し辛い(笑)。
市役所に行っても1,2時間は当たり前のように待たされ、何かと手続きは一日仕事です。
 
ちなみにインターネット回線を家にひく手続きには、3週間ほどかかるらしく、この原稿も
ネットカフェからお送りしています^^。(もしここ数週間に私宛にメールをくださった方が
いらっしゃいましたら、まだ確認ができていません。ごめんなさい。)
 
 
待たされることについて、面白いな、と思ったのは、銀行口座を作りに行ったときのことです。
 
ちょうどお昼少し前に銀行に行ったのですが、預金の振込みなどで5、6人の列が出来ていました。
 
私たちの順番が廻ってくると、「口座を作るのだったら、ちょっと今は忙しいので、
二時半にもう一度来てください。」と言われました。いろいろ準備があるのだろうな、と思って
再び二時半に行くと、別室に通され、コーヒーをいただき、およそ一時間をかけて、とても丁寧に
対応してもらえました。
 
待たされるだけあって、親切だなぁ、なんだか優雅だなぁ、などと思ったものですが、
さて、後からよく考えてみると、「二時半にもう一度来てね」、というのは、銀行の人が
ランチを食べる時間が必要だったのか・・・、と思い至りました。
 
  
こちらでは、一日の食事の中でランチをとても大事にするようです。
多くの人は1時間~2時間ゆっくりとランチをとっています。
しかも、3時からはケーキと共にティータイム(笑)。
 
定時になったら残業をせずに家に帰り、家族とともに夕飯を食べる人が大半だそうです。
夜遅くまで残業をする人は褒められるのではなく、仕事病で頭がおかしいと思われてしまうそうです。

これでは、インターネット接続の手続きに三週間かかっても、あまり不思議ではありませんね(笑)。

そうかといってドイツの人が働かないということではなく、仕事の時間は雑談はせず、
日本人が驚くほどの集中力で働くのだそうです。
休むときは休む、働くときは働く、と、きちんとしたリズムがあるようです。

なるほどいいシステムだな、と思うと当時に、もう少し融通が利いてもいいんじゃないか、
とも思ってしまいます^^。                              (2010年4月13日)
 
 
 
(下記は2010年4月20日加筆)
 
ちなみに・・・・・、携帯電話の手続きには1週間、インターネット手続きには3週間かかると
言われましたが、携帯電話の番号の入力されたICチップが届いたのは、2週間後でした。
(ドイツでは、契約後に個別の番号と個人情報の入力されたICチップを受け取ってから、
携帯を買いにいくというシステムです。)
 
ICチップがやっと届いたと思って手紙とチップを持って携帯電話機を買いに行くと、
「このチップに入力された番号はなぜかほかの人が使っているから、本社に電話をかけて、
もう一度手続きをしてもらわないとダメだ」と、先方の間違いなはずなのに門前払いを
されてしまいました。
 
言葉のわからないアジア人が、怪しげな手紙とチップを持ってやってきた・・・と
思われたのかもしれません。日本でも有名な大手の携帯電話会社なのですが、
その対応の違いに唖然としています。

これでまた、携帯電話の手続きは振り出しに戻ってしまったのですが、
はてさて私が携帯電話を持てる日はいつになるやら・・・・。
 
いろいろと思い通りにいかないことはありますが、すべての出来事は自分が
引き寄せているのだということを肝に銘じて、怒らず焦らず、楽しい日々を過ごしたいと思います。
 
 <転載終わり>
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 海外には行ったことはありますが、滞在期間は1週間くらいですので、こだま氏のような生活レベルの体験はありません。
 ドイツでの生活はこだま氏のレポートを読むと、様々な手続きにかなり時間がかかることが分かります。 

 日本でも市役所などの役所はお役所仕事なので、待たされるのは当たり前ですが、銀行や携帯ショップで待たされることはあまりないように思います。月末などでは銀行は混雑していますので、かなり待つことはありますが、ドイツのようにさほど忙しくないときでも、いつも待たされるというのは、日本人には考えられないのではないでしょうか。

 病院などでも、余りに患者が多いために待たざるを得ないのですが、暇な歯医者などでは全く待たされることもありません。暇なのに待たされるというのは、日本ではお役所以外はほとんどないと思います。

 確か、フランスに出張で行ったときに、空港でスーツケースを預けようとしましたが、対応がとても遅かったことがありました。最初は担当がいないので分からないと言われてびっくりしました。荷物預かりと書いてあったので、依頼したわけですが、担当がいないというのは意味が分かりませんでした。何せ、こちらがつたない英語で依頼しても、彼らはフランス語で返してくるので、さっぱり意味が分かりません。フランス人の女性がひどかったです。店でもどこでも、英語で聞いても必ずフランス語で返してくるので、全くの一方通行です。アジア人をバカにしているのでしょうね。

 反対に男性はタクシーでもレストランでも、かなり親切で、感じもよかったです。一緒に行った会社の仲間と、フランスは男はいい人が多いが、女は不親切だね、と言ったことを思い出します。フランスは普通の国だと思っていただけに、変わった国だなという印象に変わりました。
 一般的に変わった国と思われているイスラエルですら、英語で話してくれましたので、会話には不自由しませんでしたが、今度フランスに万が一いくはめになった場合は、フランスに25年住んでいる、学生時代の合気道部の同期の友人に案内してもらいます(笑)。




 ●にんげんクラブ
  http://www.ningenclub.jp/

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