日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

 「日本という国はつくづく良い国だと思う」 中矢伸一氏

2010-06-16 06:33:23 | 日月神示の実践
 <中矢伸一氏今週の一言より記事転載>
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 「日本という国はつくづく良い国だと思う」

                 中矢伸一


戦後、日本で生まれ育ち、日本の社会でずっと生きてきた人(私も含めて)にとっては、
日本がいかに住みやすくて、安全で、恵まれている良い国であるという実感はわきにくい
と思います。

先日は、メキシコでこんな犯罪事件がニュースに載りました。
南西部ゲレロ州の銀鉱山内で6月7日までに77人もの遺体が遺棄されているのが見つかった
そうです。
東部の観光都市カンクンでも6日、女性ら6人の遺体が見つかり、その胸には麻薬組織の頭文字
が刻まれ、心臓がえぐり取られる残忍な犯行だったということです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100608-00000026-jij-int

アフガニスタンでは、7歳の男の子がスパイ容疑で「処刑」されました。
イスラム武装勢力「タリバーン」の仕業らしいですが、彼らは過去にも似たような処刑を
繰り返しており、3年前には70歳の女性と子供を殺害したこともあるそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100610-00000018-cnn-int
(子供イコール純真無垢と考えるのも日本人的な発想なのだと思います。外国には人を殺す
ことなど何とも思わない子供たちもたくさんいるのです。)

同じ人間とは思えない残忍な行為ですが、外国で安全なのは一部の国や地域だけで、世界の
大部分は政治的に不安定であり、治安も悪いのが実情です。
ミロクの世が近い、アセンションが近いとか言いますが、こんな地球人類が本当に意識進化を
遂げられるのだろうか?と個人的には疑問に思う時もあります。

日月神示は徹底的に「性善説」に基づいています。人間の本質は神であるから、お互いに拝み
合いなさいというのです。泥棒と見る「気」が泥棒をつくるのだと。
そうかもしれません。いや、きっとそうなのでしょう。

日本はまだまだ外国に比べれば治安はいいし、街は清潔で、モラルも高いものがあります。

世界の大部分は「地獄」です。殺し合い、奪い合いは日常茶飯事で絶えることがありません。
人類はそうやって生き残ってきたし、強き者が勝ち、弱き者は滅ぶというのが明日を生き抜く
ための鉄則のようです。

ただし──外国では。
日本だけは、どうも違うのです。

日本の場合は、人を蹴落として自分だけがのし上がるというやり方は嫌われます。
別に蹴落とさなくても、周りの中で一人だけがいい目を見ること自体、基本的に嫌われます。
それがいいか悪いかは別にして。



外国人が日本に来ると、自己主張をあまりしなくてもいいし(むしろしない方がうまく行くし)、
言わない部分までも気づかってくれるし、生きるのがとてもラクに感じるのです。
日本にずっと住んでいると気づかないのですが、外国で生まれ育った人が日本に移り住んで、
日本の社会で生活してみると、そういうことを実感する人が多いと言います。

日本にいると、「癒される」のだそうです。

だから、中には日本人の伴侶を見つけて、ずっと日本に居続けてしまう外国人も多いですよね。
もちろん、外国には外国の良いところがあるわけですが、私は、日本はつくづく住みやすい、
良い国だなあと思うわけです。
こういう「癒し系」の文化や社会が、日本の強みなのではないでしょうか。
そしてこういう、外国人がうらやむような日本の良い部分にこそ、日本人自身が気づき、
もっともっと日本という国に誇りを持つべきだと思うのです。


 <転載終わり>
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 中矢氏が言われるように、日本にいると日本の良さも悪さもよくわからないのが普通だと思います。そもそも日本に住んでいるので、余程意識して見ないと、日本の良さは解らないと思います。
 中矢氏のように、3年間アメリカに住んだことのある方は、日本の良さも悪さも理解しやすいのだと思いますが、私のように海外には仕事か観光でしか行ったことのない人間には、日本の良さを比較する材料が乏しいため、日本はすごいという確信までにはいたっていません。

 1週間や10日くらいの海外出張ですと、その国の表面的なところしか見られませんので、概ね良い印象を持って、帰国します。観光旅行になればなお更で、至れり尽くせりの添乗員同行では、その国の負の部分を見ることはほとんどありません。

 ただ、日本にいても、色々なニュースを見ると外国より日本のほうがいいなと、思うことはよくあります。もっとも、最近では昔の日本にはあり得なかったような悲惨な事件も増えたので、外国と同じようになってきたのかなとも思います。

 ただ、中矢氏が言われるように、外国は自己主張の国ですので、強く言わないとほとんど相手にされません。私はイスラエルのIT企業の日本法人にいたことがありますが、自己主張できないと、仕事がスムーズに進みません。役員は日本人が多かったのですが、自己主張が得意な方々でした。
 私も好き好んでイスラエルの会社に入ったわけではなく、普通の日本の企業で働いていたのですが、外資に買収されてしまって、ある日突然外資の社員になってしまったのでした。

 イスラエルに買収されてからは、1700社あったパートーナーや代理店は300社まで減ってしまいました。イスラエルになってから、おたくの会社は変わったね、と言ってほとんどの会社は去っていきました。今までは、なんだかんだ言っても、代理店さんの言うことをある程度聞いてあげて、融通を利かせていましたが、外資になってからは利益優先のため、杓子定規な対応になってしまったのが、大きな原因と言われています。資本主義の企業ですから、利益をあげるのが至上命令なのは当然ですが、その利益の目標が短期だということが、大きく日本企業とは違っていました。

 つまり、四半期での決算という考え方です。ご存知の通り、外資は4月ではなく1月からスタートする企業が多いですが、1月~3月が第1四半期になります。営業目標も、3月までにいくら売り上げがあるかが問題となるわけです。6月に売り上げがあがる商談は後回しになりますので、3月までの目先の売り上げを追うことになります。

 社会経験のある方なら誰でも解ると思いますが、3ヶ月で実るらせる仕事では、良い仕事ができないのは当たり前です。半年、1年かけてパートナーさんと一緒に提案して、同行して、商談を何度も繰り返して、見積もりも何度も出しなおして、初めて注文をいただくという流れが、普通です。中には2年、3年先の話しもあるものです。

 それを、3ヶ月単位で見るのですから、代理店さんの不満はかなり出たわけです。上場企業なので、四半期毎の決算を出すのは当然です。その四半期決算の数字が、株価に反映してしまうので、どうしても四半期決算の数字を作らないといけなくなるわけです。それもよく理解できます。ただ、会社の売り上げを上げるには、1年、2年というスパンでの商談も獲得していくほうが、結果的には会社の売り上げを押し上げることになるはずですが、どうも外人にはそれが理解できないようでした。がっかりです。

 そのイスラエルの会社が特別なのかも知れませんが、あまりに近視眼的な見方のため、かえって損をしてしまってました。日本企業の時の売り上げが、イスラエルに買収されてから3年後には、半分以下になっていまったのですから、結局損になっているわけです。それでも外人は結構強気で、反省もありませんし、方向転換もしませんでした。結果的には、1700社の代理店は300社に減り、売り上げも半分以下になってしまいました。

 普通は売り上げが落ちて来たら、原因を考えて、戻したほうがいいなら、以前の代理店制度に戻すのが普通だと考えていましたが、外人は自分の方針を曲げることをしませんでした。ただ、それをそのまま受け入れ、執行したのは、日本人ですが。言うべきことは言わないといけないと思いますが、それは部下であった私にも言えることです。私にも、責任の一旦はあると反省しています。ただ、言っても外人役員は聞き入れないという壁は、とても大きかったです。
 こういう外人を方向転換させるには、強く喧嘩腰で言わないとダメです。強く言って、初めて少し聞く耳を持つという程度です。だから外国では、自己主張をしないと全然通じないということです。
 それに比べて日本では、みんなが配慮してくれるので、中矢氏が言われるように住みやすい良い国だと思います。最近は気配りし過ぎて、KYとか言われますが(笑)。一部のアジアを除いて、外人は全員KYです。外資企業の外人は1人以外は全員KYでした(笑)。
 日本でKYだと騒いでいる人は、一度外国に住めば、町中、国中みんなKYだということがよく解ると思います。



 ●日本弥栄の会
  http://www.nihoniyasaka.com/

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