日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「第9サイクルでいったい何が起こるのか」 ヤスの備忘録

2011-08-25 08:04:12 | 日月神示の実践

<ヤスの備忘録より転載>

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今回の記事

今回は前々回の続きである「なぜ日本人は怒らないのか?」の続きを書くつもりであった。だが、複数の読者の方から「メルマガで紹介したコトレル博士の金価格に関する予言が的中しているので、この部分だけでもぜひブログに掲載してほしい」とのリクエストがあったので、それを優先することにした。今月中にもうひとつ記事をアップできると思うので、怒りに関する記事はそのときに書くことにする。

前回の記事では第5の夜に入る8月18日前後になにか大きな変動があるかもしおれないと書いた。確かに、ニューヨークダウの比較的な大きな下落があったが、暴落と呼べるような水準ではなかった。

また、米国債下落の引き金となるような出来事も発生しなかった。その意味では、前回の予想は外れたことになる。

だが、まだ第5の夜の期間は終わったわけではない。第5の夜が終わる9月4日までになにか大きな変化があるのかどうか注目したい。


そこで、今回もコルマン博士の最新論文の全訳を掲載する。第5の夜に関するものだ。必読であると思う。

コトレル博士の金価格に関する予言

20世紀最大の予言者、エドガー・ケイシーの霊とトランス状態で交信して予言するダグラス・ジェームス・コトレル博士という人物がいる。自然療法の博士号を持ち、ケイシーの技法を用いてヒーリングを実践しているスピリチュアリストだ。

コトレル博士は、2012年や天変地異、そして政治経済の変動など非常に多くの予言を公開しているが、金と銀の価格の推移に関しても予言している。これは昨年の2010年9月に行われた予言である。以下である。

質問:
いつ金の価格は大幅に上昇するのか?

回答:
いまは金価格を低く抑える力が働いているが、来年の7月から8月にかけて金の価格は高騰する。この時期になるとインフレが更新しているので、金の価格の上昇はいっそう激しくなる。

質問:
金の価格はどのくらいに上昇するのか?

回答:
1オンスあたり1600ドルから1850ドルまで上昇する。

質問:
この水準に達した後も金価格は上昇するのか?

回答:
間違いなくする。この水準まで上昇するといったん安定する。だが、この水準まで来るとマスメディアで2000ドルまで上昇してもおかしくないと報道されるようになり、その結果、実際に長期的には2000ドルから2400ドルまで上昇する。

質問:
銀の価格も上昇するのか?

回答:
かなり急速に上昇する。だが、銀の価格上昇は金のそれとは大きく異なっている。金は資産の保全のために買われるのだが、銀の場合はそうではない。銀はバッテリーなどの産業的な用途の需要が大幅に増加するために価格が上昇する。

質問:
どの程度まで銀は上昇するのか?

回答:
まず、銀の需要の増加から1オンス、40ドルまで上昇する。その後、先物買いなどの投機的な購入が始まり、これによって53ドルまで上昇する。その後、銀の歴史的な最高値を突破しさらに上昇する。

質問:
金を購入するためのよい価格はどのくらいなのか?

回答:
いつ購入してよい。価格が一時的に下落する時点で購入するとなをよいだろう。2010年現在の時点なら、1150ドルから1250ドルの水準だろう。

質問:
中国政府はいつ準備通貨としてドルを放棄するのか?

回答:
これはすでに始まっている。中国は、すでにドルに依存した体制を放棄する方向に急速に動いている。そのため、金と銀、さらに他の貴金属の備蓄を急速に進めている。

以上である。

昨年の予言としてはかなり当たっていると言わねばならないだろう。「来年の7月から8月には金は1オンス、1600ドルから1850ドルに上昇する」とある。事実、7月には1600ドルを突破し、8月19日には1850ドルを越えた。昨日は1900ドルに高騰している。現在は1830ドル近辺である。

昨年の9月は1200ドル前後であった。いくら金は上昇傾向にあったといっても、8月に1850ドルという価格水準をずばり予想することは難しい。

金価格がこの予言の通りに推移するとするなら、金は1850ドル近辺で一時的に安定しながらも、その後は2000ドルに達し、さらに2400ドルを目指して上昇することになる。そうであるなら、その理由はやはり米国債の下落懸念だろうか?

ところで、コトレル博士は日本のこれからの地震についても予言しているが、あまりにもリアルなので、これはさすがにブログでは発表できない。メルマガだけに限定したい。

コルマン博士最新論文

現在は第9サイクル、第5の夜の期間である。早速コルマン博士は、この期間の意味と発生する出来事に関する論文を発表した。いつものように、「目的のある宇宙」の翻訳チームのキクチさんより翻訳をいただいた。キクチさんには心から感謝する。

第9サイクルの第5の夜

2011年8月18日から第9サイクルの第5の夜が始まる。そして、このエネルギーが何をもたらすことかと多くの人々が固唾を呑んでいる。歴史を振り返ってみると、第5の夜は常に極めて破壊的な時期になっており、そのために特に興味を掻き立てるのだ。第5の夜は、どんな形であれ破壊をもたらす”暗黒時代”と呼ぶにふさわしく、そして例外なく急激な経済的衰退が伴っている。だが、マヤカレンダーが表すエネルギーを、破壊的か建設的かのいずれかに断定するのは、決して正しい理解ではない。なぜならば、創造者であると共に破壊者でもあるヒンドゥのシバ神と同じように、マヤカレンダーの全てのエネルギーも創造と破壊の両面を備えており、そして、破壊とは、新しく生まれて来るもののための場所を用意することでもあるのだ。この極めて重要な”終わりの時”に生きている私たちにとっては、マヤカレンダーから最も適切な情報を読み取るとともに、それを単純化しすぎないことなのだ。マヤカレンダーのエネルギーの多面性を認識することによって(そして黙示録16章を含めてもいいだろう)、私は、7月31日から8月17日の第5の昼の間に第9サイクルが経済崩壊を引き起こすだろうと、正しく予言できたのである。

http://www.calleman.com/content/articles/Third_day_Ninth_Wave.htm

May 22 and July 13
http://www.calleman.com/content/articles/Beginning_4thNight_9thWave.htm

この経済の悪化は破壊的で「昼」に起こる事件にはそぐわない、と感じる向きもあるだろう。しかし、統合意識を出現させることが第9サイクルの主要な目的である、という視点から見れば、それは未来への道を整える建設的な事象なのだ。この仮定に立つと、経済危機の深まりは、マヤカレンダーの卓越した正確さを証明して見せたと言えるのかも知れない。第5の昼では、ヨーロッパのいくつかの大銀行の安定性が大きく揺さぶられ、政治指導者たちは危機へ対処するためにテレビ会議を繰り返した。一方、アメリカ国債はトリプルAの格付けを失い、第4夜のミッドポイント以来(それは第5の昼のエネルギーが芽生え始めた時である)、7兆ドルの株式価値が消失した。

だが、アメリカの信用力の低下と7兆ドルの株式価値の喪失は、実際には、(株式や証券など)ある種類の「紙」に関連する数字が低下した、というだけの意味でしかない。そうすると、「この経済危機は、”実体経済”には何の影響もない」というコメンテーターたちの言葉は、本質的には正しいことになる。第5の昼の統合意識は、抽象的な価値と実在する価値という、心理的な二元性にショックを与えただけなのだ。だが、この危機が”虚構の経済”だけに留まってくれると期待することはできないだろう。このように、私は、今始まろうとしている第5の夜が、実体経済を破壊すると予測する。それがどれほどの早さで顕れてくるかは言い難いが、多くの西欧先進国に発生する大量失業を背景にしたものになるのではないかと思う。(もちろん失業率はすでに高い水準にあるが、それでも、多くの人々はまだ従来のライフスタイルを維持している)。また、私は、株式市場からの大規模な逃避と、通貨の安定性(の喪失)が、新しい革新的な解決策の模索を余儀なくさせるように仕向けるだろうと思う。

紙の上での変化に較べて、現実の変化という観点からは、第5の昼のブレークスルーをもたらすエネルギーは、政治の世界にもっとも顕著に表れていた。政治面では、西欧主要諸国の政府の権威が崩れ始めているのだ。イギリスで起こった暴動と略奪がその一つだし、アメリカの政治システムは、国債発行上限の議論で茶会の少数意見を排除することができなかった。何かが、国家の政治システムの力を劇的に弱めているのだ。他の多くの西欧諸国と同じく、アメリカ政府もまたその財政力に較べて多額の債務を抱えているのは事実だが(この多額の負債は茶会が作り出したものではない)、この政治状況こそがアメリカの信用力を低下させた主要な原因なのだ。とにかく、アメリカの政治制度は大きな打撃を受け、その回復の方策は誰にも見えないのだ。

このように、経済の見通しは極めて厳しく、主要政府の権威が著しく失墜したうちに、世界は第9サイクルの第5の夜にさしかかっている。もちろん、このような道筋は、第8サイクルと第9サイクルの進展を通した人類の意識のシフトに基づいて、私がかねてから著作の中で予言していたこと、すなわち階層的な支配構造の弱体化と没落である。しかしながら、私は、統合意識への移行はスムーズで容易であると考える理由はないし、頑強な巻き返しも起こるだろうと繰り返し述べてきた。今や、誰も想像しなかった早さで、第9サイクルとともに劇的な変化が起こっているのだ。その一部として、私は、第5の夜の始まりに起こる実体経済への打撃に加えて、深まっていくカオスに対するある種の政治的な反動も生じるのではないかと思う。アメリカにおいては、たとえば、テロリズムへの対処などを口実にして、オバマ大統領と、新しい、いわゆる”超議会(Super Congress)”に強大な権限を与える形を取るかもしれない。だが、カオスが深まっている-とりわけ経済界で深刻な-状況を思えば、そのような方策が人々から大きな支持を得られるとは思えない。

私自身は、第5の夜の全体を通して経済危機はひたすら深まって第6の昼へと続き、2011年10月28日のマヤカレンダーの終わりまで、多くの人々を巻き込み続けていくと見ている。そうすると、私が信じているような現在の政治経済システムの衰退の進行を食い止める解決策が求められることだろう。私の解答は、ただ、現在の世界の経済システムのフレームワークの中には解決策はない、というものだ。なぜならば、現在の経済システムは、それが作動し生き延びるために、経済成長を至上命令としているからだ。だが、今や私たちがその始まりを目撃しつつある世界経済の崩壊の後に、とても単純な解決策が得られるのである。それは、あらゆる債務の免除である。政府レベルの債務だけでなく、普通の人々が、クレジット・カード、抵当権、賃料、そのほか様々な形で背負っているあらゆる債務を免除することが、もっとも重要なのだ。そのようなあらゆる債務の免除は、お金の使用が終わることと表裏一体になるだろう。それは、どんな形の交換も伴わずに、人々が働き続けるということを意味する。このことによって経済成長は終焉し、この惑星を救うことになるだろう。それはまた、人々を、生き延びるためにお金を稼ぐことから解放するだろう。誰もが生きていくために必要な仕事を続けるために、人々が相互に助け合い、見返りとしてお金を求めることなく幸福な日々を送ればよいのだ。これは、技術的にはそんなに難しいことではない。世界経済の問題に対処するためのこのような解決を妨げるのは、主に政治的、法律的な要因である。このようなシステムの中では政府や銀行の必要性は見出し難い上に、世界の軍事力を握っているのは彼らだから、もちろん抵抗するだろう。それ以上に、少なくとも現在の世界では、多くのごく普通の人々にとっては、ただ生きることを楽しむということは困難であろうし、そのために、そのままの世界と共生するよりも、いつも何かをせずにはいられない衝動に駆られているのだ。だが、私は、それでも、9月6日から始まる第9サイクル第6の昼には、このような負債とお金を消滅させる解決策を指向する最初の例が現れるだろうと予想している。それこそが、2011年10月28日にマヤカレンダーが終わった後に新しく生まれる世界への道を切り拓くのだ。不幸なことに、地球上の何億人もの人々はマヤカレンダーに関する基礎的な知識も、その終わりの日も知らないのだ。そして、この知識がなければ、今の世界で起こっていることを理解するのは容易ではないだろう。私たちは、この状況の改善に努めなければならないのだ。

Carl Johan Calleman
Paris, 5 Manik, 17th day of the Fifth day (August 16, 2011)

訳注: ヨハネ目次録 第一六章

それから、大きな声が聖所から出て、七人の御使にむかい、「さあ行って、神の激しい怒りの七つの鉢を、地に傾けよ」と言うのを聞いた。そして、第一の者が出て行って、その鉢を地に傾けた。すると、獣の刻印を持つ人々と、その像を拝む人々とのからだがに、ひどい悪性のでき物ができた。 第二の者が、その鉢を海に傾けた。すると、海は死人の血のようになって、その中の生き物がみな死んでしまった。 第三の者がその鉢を川と水の源とに傾けた。すると、みな血になった。
それから、水をつかさどる御使がこう言うのを、聞いた、「今いまし、昔いませる聖なる者よ。このようにお定めになったあなたは、正しいかたであります。
聖徒と預言者との血を流した者たちに、血をお飲ませになりましたが、それは当然のことであります」。わたしはまた祭壇がこう言うのを聞いた、「全能者にして主なる神よ。しかり、あなたのさばきは真実で、かつ正しいさばきであります」。
第四の者が、その鉢を太陽に傾けた。すると、太陽は火で人々を焼くことを許された。人々は、激しい炎熱で焼かれたが、これらの災害を支配する神の御名を汚し、悔い改めに神に栄光を帰すことをしなかった。

第五の者が、その鉢を獣の座に傾けた。すると、獣の国は暗くなり、人々は苦痛のあまり舌をかみ、その苦痛とでき物とのゆえに、天の神をのろった。そして、自分の行いを悔い改めなかった。

第六の者が、その鉢を大ユウフラテ川に傾けた。すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、かれてしまった。

また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。(見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身につけている者は、さいわいである。)三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンという所に、王たちを召集した。第七の者が、その鉢を空中に傾けた。すると、大きな声が聖所の中から、御座から出て、「事はすでに成った」と言った。

すると、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが起こり、また激しい地震があった。それは人間が地上にあらわれて以来、かつてなかったようなもので、それほどに激しい地震であった。

大いなる都は三つに裂かれ、諸国民の町々は倒れた。神は大いなるバビロンを思い起こし、これに神の激しい怒りのぶどう酒の杯を与えられた。島々はみな逃げ去り、山々は見えなくなった。また一タラントの重さほどの雹が、天から人々の上に降ってきた。人々は、この雹の災害のゆえに神をのろった。その災害が、非常に大きかったからである。

<転載終わり>

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 金は史上最高値を更新し続けていますので、コトレル博士の予測通りの展開になっています。3年前から副島隆彦さんや朝倉慶さんは、為替、債権、株式などの経済システムが大打撃を受けて、金が最高値を更新すると言ってましたが、その予測も当たっていることになります。ただ、副島さんも朝倉さんも今のような値上がりではなく、5倍、10倍という上がり方をするだろうと言っています。金本位制への回帰という言葉も、最近は普通にネットでは登場しますので、そのような方向に進んでいるのだと思います。ただ、現行の経済規模に対して、金の絶対量が足りませんので、工夫が必要になると思います。

 一昨年の6月、以前いた会社の営業本部長と新宿で飲んだ時、会社が上場したときの持ち株で3億円儲かったので、マンションのローンを完済して、金地金を5Kg買ったと言ってました。2年前は3300円くらいでしたから、今の儲けは約700万円になってます。ホクホクでしょうね(笑)。私の周りでも、「ザ・フナイ」や副島さんの著書を読んだり、「朝倉慶氏の金融セミナー」に参加して、その影響で金地金やコインを買ってる人は多いですので、皆さん顔色がいいようです。でもその方たちは、朝倉さんの予言通り、10倍、20倍に上がる夢を見ながら、持ち続けるようです。それもまた良しだと思います。まあ、価値が0になってもいい、というくらいの気持ちで持っていればいいかと思います。欲をかくとロクなことはありませんから。

 昨日は日本の国債も格下げされました。当然来るだろうと思ってましたが、やっぱり来ましたね。まあ、日本の国債は90%を日本人が持ってますので、すぐに下落ということはないと思いますが、何度も格下げされると、効いて来ると思います。

 コルマン博士の予測に反して、確かに8月18日は何も無かったですが、9月4日までに何か経済的な事件が起こるようです。第8サイクルの第5の夜にはリーマンショックが起こったので、その同時性として何らかの事件が起こるのかも知れません。いずれにしても、今の資本主義経済システムがこのまま維持されていくとは思えません。リーマンを超える事件が発生してもおかしくはないと思います。誰も犠牲にしない経済システムでない限り、どんなシステムも終わると思います。「大の虫生かすに、小の虫殺してはならぬ。」と日月神示にあるように、虫も殺さぬ世の中を私たちが実現させるということだと考えています。

 今日もこれから研修生2人とカニさんの4人で、第5と第6の農園の土壌改良とマルチ張りをやります。泥にまみれて、汗だくでやる仕事は大変ですが、やり甲斐があります。ナスもキュウリもピーマンもオクラもみんな元気に育ってます。今日の夕食のビールも最高だと思います(笑)。

 

 

 

コメント (2)
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