<記事転載>
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「官僚支配の最後の砦、最高裁事務総局を改革せよ」
天木 直人
発売中の週刊プレーボーイ10月12号に、「日本の司法をダメにする最高裁事務総局の正体」という
連載記事を見つけた。
これは衝撃的な告発記事だ。
さぞかし最高裁判所の司法官僚たちは今頃腰を抜かしてこの記事を回し読みしていることだろう。
全国に約3500人存在する裁判官たちの多くは、よくぞ書いてくれたと心のなかで喝采を送って
この記事を読んでいるに違いない。
日本という国がここまで悪くなったのは、「もの言えば唇寒し」という風潮がいつのまにかどんどんと蔓延して しまった事にあると思う。
保身や出世のために、おかしいことや不正な事を、皆があえて口に出さなくなったためであると思う。
それはもちろんどこの社会でも大なり小なり共通する事である。
しかし、国の政策に携わる官僚組織がそうなってしまったら国民は浮かばれない。
残念ながらまさしくそれが最近の日本で行われ続けてきた。 権力者たちが自らの保身や権力維持のために不正や不作為の罪を重ね、それを国民から隠し、嘘を重ねて来た。
その積み重ねによって、国が衰退し、国民生活が犠牲にされてきたのではないのか。
それに気づいた国民が、政権交代によって世の中を変えるしかないと考えたのが今度の総選挙だったのではなかったか。
だからこそ鳩山民主党政権はそれを変えようと必死になっている。どこまで変えられるか国民は期待と不安で注視 している。
官僚組織はどこの省庁も等しく反国民的なってしまった。しかしその中でも裁判所は正義を実現する最後のよりどころ であるがゆえに、その司法官僚組織が反国民的であればこの世はおしまいだ。
しかし現実は司法もまた反国民的になっている。
本来は「正義」と「法の支配」を唯一の判断基準として判決を下すべき裁判官が、保身や出世のために判決を 捻じ曲げざるを得ないのが現実だ。
そのように、裁判官の良心を捻じ曲げるような仕組みが、この国の官僚司法組織のトップによって作られているの。
それを告発したのが週刊プレーボーイの記事である。
裁判官は権力に不利な判決を書くと地方転勤させられる。昇給がストップさせられる。
おかしいじゃないか!憲法を守ろうとして国の政策の違憲性を判決しようとする裁判官が、左遷を覚悟で、あるいは 辞表を懐に入れて判決を下さざるを得ないなんて。
最高裁の顔色をうかがうばかりの「ヒラメ裁判官」が日本の裁判所を覆ってしまうなんて。
いまこそ鳩山民主党政権は、官僚支配の最後の砦である 最高裁事務総局という名の司法官僚たちを粉砕しなければならない。
この週刊プレーボーイの記事がそのきっかけになる事を私は期待する。
<転載終わり>
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「裁判官は権力に不利な判決を書くと地方転勤させられる。昇給がストップさせられる。」この文章を読んで目を疑いました。日本国にとって不利な判決をした場合には、その判決が正しいにもかかわらず、地方に左遷されたり、昇給がストップされるとのことです。そんなバカなことはないだろうと誰でも考えると思います。
植草一秀氏の場合は、小泉内閣にとって邪魔な存在だったために、チカンという判決を出したとも考えられます。
また、エイズなどの薬害訴訟の場合も、国民のほとんどが被害者に保証すべきだと考えているにもかかわらず、裁判官が被害者の訴えを退けてきたのも、このような理由からだと思いました。薄々誰もが裁判官の立場は感づいていましたが、やはりそうだったのかという想いです。だからいつも公正な裁判が行われて来なかったのか、と改めて感じた次第です。こんな制度は早く止めにして、まともな制度にしたいと思います。国民が先ずは裁判官のこのような立場を知ることが、第一歩だと思いました。
●天木直人氏ブログ
http://www.amakiblog.com/blog/
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「官僚支配の最後の砦、最高裁事務総局を改革せよ」
天木 直人
発売中の週刊プレーボーイ10月12号に、「日本の司法をダメにする最高裁事務総局の正体」という
連載記事を見つけた。
これは衝撃的な告発記事だ。
さぞかし最高裁判所の司法官僚たちは今頃腰を抜かしてこの記事を回し読みしていることだろう。
全国に約3500人存在する裁判官たちの多くは、よくぞ書いてくれたと心のなかで喝采を送って
この記事を読んでいるに違いない。
日本という国がここまで悪くなったのは、「もの言えば唇寒し」という風潮がいつのまにかどんどんと蔓延して しまった事にあると思う。
保身や出世のために、おかしいことや不正な事を、皆があえて口に出さなくなったためであると思う。
それはもちろんどこの社会でも大なり小なり共通する事である。
しかし、国の政策に携わる官僚組織がそうなってしまったら国民は浮かばれない。
残念ながらまさしくそれが最近の日本で行われ続けてきた。 権力者たちが自らの保身や権力維持のために不正や不作為の罪を重ね、それを国民から隠し、嘘を重ねて来た。
その積み重ねによって、国が衰退し、国民生活が犠牲にされてきたのではないのか。
それに気づいた国民が、政権交代によって世の中を変えるしかないと考えたのが今度の総選挙だったのではなかったか。
だからこそ鳩山民主党政権はそれを変えようと必死になっている。どこまで変えられるか国民は期待と不安で注視 している。
官僚組織はどこの省庁も等しく反国民的なってしまった。しかしその中でも裁判所は正義を実現する最後のよりどころ であるがゆえに、その司法官僚組織が反国民的であればこの世はおしまいだ。
しかし現実は司法もまた反国民的になっている。
本来は「正義」と「法の支配」を唯一の判断基準として判決を下すべき裁判官が、保身や出世のために判決を 捻じ曲げざるを得ないのが現実だ。
そのように、裁判官の良心を捻じ曲げるような仕組みが、この国の官僚司法組織のトップによって作られているの。
それを告発したのが週刊プレーボーイの記事である。
裁判官は権力に不利な判決を書くと地方転勤させられる。昇給がストップさせられる。
おかしいじゃないか!憲法を守ろうとして国の政策の違憲性を判決しようとする裁判官が、左遷を覚悟で、あるいは 辞表を懐に入れて判決を下さざるを得ないなんて。
最高裁の顔色をうかがうばかりの「ヒラメ裁判官」が日本の裁判所を覆ってしまうなんて。
いまこそ鳩山民主党政権は、官僚支配の最後の砦である 最高裁事務総局という名の司法官僚たちを粉砕しなければならない。
この週刊プレーボーイの記事がそのきっかけになる事を私は期待する。
<転載終わり>
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「裁判官は権力に不利な判決を書くと地方転勤させられる。昇給がストップさせられる。」この文章を読んで目を疑いました。日本国にとって不利な判決をした場合には、その判決が正しいにもかかわらず、地方に左遷されたり、昇給がストップされるとのことです。そんなバカなことはないだろうと誰でも考えると思います。
植草一秀氏の場合は、小泉内閣にとって邪魔な存在だったために、チカンという判決を出したとも考えられます。
また、エイズなどの薬害訴訟の場合も、国民のほとんどが被害者に保証すべきだと考えているにもかかわらず、裁判官が被害者の訴えを退けてきたのも、このような理由からだと思いました。薄々誰もが裁判官の立場は感づいていましたが、やはりそうだったのかという想いです。だからいつも公正な裁判が行われて来なかったのか、と改めて感じた次第です。こんな制度は早く止めにして、まともな制度にしたいと思います。国民が先ずは裁判官のこのような立場を知ることが、第一歩だと思いました。
●天木直人氏ブログ
http://www.amakiblog.com/blog/