日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「ダイエー、初の営業赤字!」 イーグルヒットより

2010-04-10 18:04:13 | 政治・社会
 <イーグルヒットより記事転載>
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【恐慌街角情報】ダイエー、初の営業赤字!

※日本全国から収集された街角の景気状況をお伝えします。



◆ダイエーの10年2月期連結決算が営業損益が11億5600万円の赤字(前年同期は59億3300万円の黒字)となり、営業赤字の転落は1984年2月期以来初となった。また、売上高も前期比6.2%減の9768億1500万円となり、1兆円割れは32年ぶりとなった。

◆高島屋の10年2月期連結決算は営業利益が前年同期比45.9%減の134億円、最終利益が34.4%減の77億円となった。連結売上高も10.1%減の8777億円に落ち込み、特に百貨店事業の売上高が同10.5%減の7869億円に減少したことが響いた。

◆岐阜県岐南町の婦人服製造業「山藤」が3月23日付で自己破産申請し、倒産したことが明らかになった。婦人服製造および販売業者で、ピーク時には年間約40億円の売上を計上していたが、景気低迷や価格競争の激化などで売上が半減、別会社に事業移譲し、事後処理に当たっていた。(負債総額約16億円)


【コメント】
ダイエーといい、高島屋といい、消費低迷による販売減となっているが、ダイエーの場合、

衣料品や日用品の売上の落ち込みが主因となっており、食品以外での需要低迷が浮き彫りに

なっている。いくら安くてもそれらの"無駄"には使わず、最低限の物しか買わない生活防衛

の傾向を強めていることが、先行きの見えない景気低迷を表している...。


 <転載終わり>
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 ダイエーの営業利益が前年に対して45%もマイナスになったというのは、この1年で半分近くに減ったということですが、これはすごいことですね。

 確かに我が家もなるべく無駄なものは買わないです。全国でもこの動きは止まらないようですので、当然スーパーやデパートの売り上げは減ることになると思います。
 近くのイトーヨーカ堂でも、玉子1パック90円のときは、オープンから混んでますが、それ以外は2年前と比べると、客足はずいぶん減っているように見えます。

 当然誰でも生活防衛をしていますので、日本全体が無駄なものを買わないようになってきているように思います。日月神示には、無駄なものは買ってはいけない、というようなことは書いてありませんが、この傾向はある意味良い方向に向かっていると捉えることもできるように思います。

 私が子供のころには祖母や母から何かに付けて、毎日「もったいない」と言われてましたので、その精神がある程度身に付いていましたが、バブルを経験することによって、そのもったいないの心が忘れ去られてしまったように思います。

 恥ずかしながら、バブルのころはその恩恵(?)に与り、派手な世界を少しだけ経験しました。当時はリゾート関係の会社にいましたので、まさにバブリィな会社でした。元中日ドラゴンズの4番で、一度ホームラン王のタイトルを取った森徹さんという方が副社長でした。
 その方が豪快な方で、割烹料理屋に連れて行っていただくと、メニューの上段を全部注文し、30分後くらいに下段を全て注文するという方でした。
 料理はまだ実害は少ないのですが、飲み物がきついのです。日本酒のメニューを全て1合か2合づつ注文して、各自お銚子1本づつ順に空けて行くということを好まれる(?)方でした。私は大学の体育会合気道部で酒はかなり鍛えられていましたが、日本酒を1升近く飲むのはかなりきつかったです。特に5合を一気飲みしたときは、その後大変でした(笑)。
 また、西新宿の明宝ビルに「そよかぜ」というステーキハウスがあり、副社長の森さんは週に2回くらい行ってましたが、いつも1Kgを食べてました。びっくりです。 

 また、中途で入社して、1ヶ月後に社員旅行に連れていってもらったときも、豪勢でした。長崎の当時のオランダ村というテーマパークの走りのようなところに連れていっていただきましたが、2泊3日のオリジナルツアーについては贅沢な内容でしたが、社員は全て無料で連れていってくれました。夜の宴会は3次会まであって、すごいものでした。(省略)
 そのほか銀座で飲むと、タクシーが全く捕まらないので、3次会までパブに行って時間をつぶして、夜中の2時か3時ころになってようやくタクシーに乗れるという状態でした。
 とにかく毎日飲んでました。毎日飲んでる人がほんとに多くいた時期ですね。みんな毎日飲み歩いていた時代です。今思うと、とんでもない生活だったなと思います。ただ、それも今ではよい経験だと思ってます。

 プラザ合意の影響で、銀行がとにかくお金を借りてくれと、融資してくれるので、大企業から中小企業まで株や土地、会員権などに投機していた時期でした。その後のバブルがはじけてからは、誰もが知ってるとおりです。
 失われた10年が失われた20年になってしまいましたが、日本はいち早くバブルと、その崩壊を経験して、少しは謙虚になったかと思ってます。まるで、ソドムとゴモラの街の人と同じような生活をしていた時期でした。当然その報いは受けることになりましたが。私もです。

 そのバブルを思えば、今は180度の大激変で、みんな質素な生活になりつつあります。こういう状況になると、ご飯をいただけるだけでありがたいと思えますし、雨露しのげればありがたいと思えます。風呂に入れればありがたいし、なんて謙虚になってしまったのだろうと、当時からみれば思います。
 日月神示に、「臣民には全て与えてあるではないか」と何度か出てきますが、バブルの心ではその意味は解らないと思います。「全然足りてません、神様!」ときっと言うことでしょう。

 日本人は敗戦後、貧しい時代を経て、高度成長時代に一気に世界2位のGDPまで行き、その後バブルに踊り、はじけて、失われた20年を地味に過ごしている最中に、リーマンショックの追い打ちに遭い、今に至ってます。そして、ダイエーも高島屋も青息吐息で、一気にデフレに入ってきています。その中で長期金利がじわじわ上がってきて、住宅ローンを圧迫してきています。株は日本政府が介入して10,000円をキープしていますが、アメリカがいよいよ怪しくなってきたので、金がまた暴騰し始めました。いよいよ世の大峠。立替え、立直しの最中です。これを乗り切ったところに、ミロクの世があるのだと思います。最後の峠を乗り切るには「身魂磨き」しかないと日月神示にはあります。このシンプルな「身魂磨き」が中心になっています。



 ●森徹氏
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E5%BE%B9


 ●イーグルヒット
  http://eagle-hit.com/

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 「トラブルを楽しむ」 船井勝仁氏

2010-04-09 07:50:21 | 船井幸雄氏
 <にんげんクラブ船井勝仁氏より記事転載>
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 「トラブルを楽しむ」

               船井勝仁

こんにちは船井勝仁です。
 
にんげんクラブ福岡大会、および翌日のニュータイプ・ニューリーダーのスペシャルイベントに
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

両日とも、とても感動させていただきました。魂を揺さぶる感動が、日本人が元来持っている
「FOR MEではなくFOR YOU」、「GIVE&GIVE」、「世のため人のため」のDNAをONにすることを
改めて実感させていただいた、とてもすてきな福岡でのイベントになりました。
 
船井幸雄も大きな手術後で、あまり長時間は話せないはずだったのですが、皆様の熱い心に
感化されて結局60分以上話していましたし、それでも、まだまだ話し足りなかったようです。
 
大激変がもうそこまで迫っていること。でも、不安や恐怖を感じてパニックになるのではなく、
冷静にこの事態を受け止めて、志を同じくするすばらしい仲間を作って、その環境を楽しく
ワクワクと乗り切っていけばいいこと。結局はまじめに、謙虚に長所進展で一生懸命働くこと。
これがこの難局を乗り切ることの対処策だというお話をさせていただきました。
 
私が印象に残ったのは、船井幸雄流に数学者の岡潔先生の「智情意」の考え方を説明していたこと。
人間には3種類の人がいる。情の感覚中心で裏も表もなく「天の理」だけで生きている1%の人、
智情意のバランスを保ちながら本音と建前を使い分けている96%の人、情という感覚がほとんどなく
平気で他人を裏切ることができる3%の人。
 
これからの世の中を動かしていくのは「天の理」しかない1%の人であり、
船井幸雄も3年間の苦しい闘病生活でこの1%の仲間になったようだと話していました。
 
当日は会場の構造が複雑だったこともあり、何かとご迷惑をおかけしました。
特に出展していただいたブースの皆様には入口から長いスロープか階段を通らなければ
荷物の出し入れができずにご不便をおかけしました。
 
ほとんどの出展者の皆様が、船井のイベントになれておられる方ばかりで大きなトラブルもなく、
無事終了できたことに感謝いたしております。
 
実は私も細かいミスを何度もしてしまい、お客様に助けていただくことがあり、反省しきりです。
にんげんクラブの大半の皆様はそのトラブルに腹を立てるのではなく、それを楽しんでいただけるので、
本当にありがたく思います。感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 
私は福岡大会前日の金曜日に九州入りしました。羽田空港が強風で私が予約していた便が
キャンセルになってしまいました。約束があるので、遅れるわけにはいかず困ってしまったのですが、
幸い少し後の他社便が30分遅れで飛んでくれて何とか約束に間に合うことができました。
 
ちょっと嬉しかったのは、自分自身が欠航になったというトラブルを楽しむことができたことです。
何時頃になったら運行を開始するかを見極め、運行再開した最初の便の予約を取ることができました。
 
普段の私ならイライラしてしまうか逆に興奮してしまい、どちらにしても疲れてしまうのですが、
今回は自分の行動を観ている自分(能の言葉で言うと離見の見の状態)を意識しながら
冷静に動くことができたように思います。
 
九州に着いたら、満開の桜が迎えてくれました。強風が吹いたことも、満開の桜が迎えてくれたことも、
どちらも自然を通じた神様のメッセージだと思いました。
 
すばらしい世の中を作っていくための大きな挑戦に臨むわけですから、飛行機が飛べなくなるような
嵐の中に突っ込んでいくことになるのかもしれません。
 
しかし、仲間の助けを借りて、その時その時必要な判断を下していき、感謝の気持ちで
トラブルに対処していくことができれば、ミロクの世という満開の桜を楽しめるのかもしれません。
 

 <転載終わり>
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 にんげんクラブ福岡大会の講師として講演するために、羽田から福岡空港に行く際、強風のため欠航になったそうですが、そのトラブルを楽しめたというのは、勝仁氏にとって大きな経験だったのではないでしょうか。

 トラブルに遭遇したときに、パニックになってしまい、かえってトラブルを増幅してしまうことは案外多いものですが、勝仁氏のようにもう一人の自分が冷静に自分を見ている、というのは、なかなかできることではないと思います。
 このような不慮のトラブルでなかったとしても、毎日仕事や家庭、社会でのトラブルは起こります。そのような時に、勝仁氏のように冷静に対応できるよう心がけていきたいと思います。感謝できれば更にいいですね。

 勝仁氏は、半年くらい前から中矢伸一氏が監修された「完訳 日月神示」上下巻を声を出して、読まれているそうです。勝仁氏の記事には、ミロクの世の実現という言葉がよく出てきますが、日月神示を歩まれているために出て来る言葉だと思います。
 日月神示には、神の臣民は一人一人は力弱いが、みんなで力を合わせてやる仕組みとあります。悪は一人一人の力強いが、バラバラにやるので上手くいかないとあります。

 以前、大塚と池袋の間くらいのところにある日本語学校で、講師をしていたことがありますが、中国人や韓国人にいつもこう言われました。
 「一人の能力は中国人(または韓国人)の方が高いけど、日本人はまとまってやるので負けてしまう」 中国人や韓国人が悪ということではなく、日本人の特徴としてみんなで力を合わせて事に当たる、という性質があるように思います。そういう意味では、やはり神の臣民と言えるのではないでしょうか。「今は曇りているなれど」と日月神示にあるように、私達の身魂は曇っているのだと思います。

 日々身魂磨きをして、その曇りを取り除いていきたいと思います。


 ●にんげんクラブ
  http://www.ningenclub.jp/

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「日本人は昔から倹約家、質素倹約は日本人の本性」 船井幸雄氏

2010-04-08 07:35:50 | 船井幸雄氏
 <船井幸雄.comより記事転載>
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 日本人は昔から倹約家、質素倹約は日本人の本性


 大伴家持の食膳(季刊誌『おたふく』より 
 資料:因幡万葉歴史館提供)
 私がここ何十年間か尊敬しつづけている日本の会社が三つあります。一つは広島に本社のあるオタフクソース(株)です。二つめは名古屋に本拠を置く名古屋製酪(株)です。
 そして三つめが徳島県美馬市に本拠のある(株)河野メリクロンです。
 それぞれが専門分野では日本一というか世界一の会社ですから、会社の説明や、なぜ大好きで尊敬しているかなどは、ここでは述べませんが、あえていうと会社全体が明るく前向きで、全社員が人間的に信頼できると言えるくらい良い会社だと言っておきます。これらそれぞれの会社に私は永年いろいろ教えられてきました。
 ところで年に4回オタフクソース(株)から季刊誌『おたふく』という食文化を取り上げる広報誌が送られてきます。
 最近、その2010年春号(Vol.39)が送られてきました。この本の特集は『時代を創った「人」と「食」』の第1回分として、「卑弥呼、聖徳太子、大伴家持の食卓」がカラー図入りで実に分りやすく解説されていました。これを見ると、いまのような日本人が飽食をしているのは、ごく最近のことで、本来質素倹約を旨としたのが、日本人の特性というか本性だというのがよく分ります。
 以下はその中の「万葉歌人も好んだウナギ」という題で、8世紀の豪族であった大伴家持の食事を中心に、うまくまとめています。つぎにそれを紹介します。



 左は庶民の食膳、右は役人の食膳
 (季刊誌『おたふく』より 
 資料:因幡万葉歴史館提供)

~『時代を創った「人」と「食」』 大伴家持の食卓~
万葉歌人も好んだウナギ
万葉集全二十巻の編者と言われる大伴家持。
歌人であり、官人でもあった家持の食卓には、どんなものが並んでいたのでしょうか。


石麻呂に吾れもの申す夏痩せによしといふものぞむなぎ(鰻)とり召せ (巻一六)
(石麻呂に私は申し上げます。夏やせによいというウナギをとってお食べください)

 これは、万葉集に収められている歌です。「むなぎ」とはウナギのことで、自然の川でとれる、おいしい旬のウナギは、脂がのっていて胸のあたりが黄色いことから、こう呼ばれました。この歌から、万葉の時代に既にウナギが体に良いと知られ、スタミナ食として珍重されていたことが分かります。また、乱獲を避け、成長した胸の黄色いウナギだけをとって、限りある資源を大事にしようとした古代人の考え方も読み取れます。
 この歌の作者は大伴家持。「土用の丑の日」は江戸時代に平賀源内が考えたと言われていますが、それより千年以上も前のことです。

政争に巻き込まれながら万葉集を編纂(へんさん)

 大伴家持(718ごろ~785)は、「万葉集」の代表歌人で、官人。父は、同じく有名な歌人の大伴旅人です。
 大伴氏は代々朝廷に仕えた大豪族でしたが、藤原氏の勢力に押され、次第に力を失っていきました。家持は、746年から越中の守(富山県の国司)として北陸で5年間を過ごしていますが、その間に四季折々の風物を素材として多くの歌を詠み、自分の思いを歌う王朝和歌的な独自の歌風を作り上げました。
 その後、藤原氏との政権争いに巻き込まれ、薩摩守(鹿児島県の国司)に左遷されるなど、官人としては晩年近くまで不遇でした。
 万葉集は7世紀後半から8世紀半ばごろにかけて作られた約4500首の歌が収められていますが、家持の歌が473首と最も多く、そのため、家持が編者ではないかと言われています。

質素倹約を旨とした日常の食卓

 奈良時代には、いろいろな地方の特産物が税として都に集まりました。家持のような位の高い役人や朝廷で働く貴族は、こうした庶民が税として納めた稲や食べ物を支給され、地方の特産物を食べることができました。一般に食事は朝夕の二回でしたが、役人は給食制で、昼食を与えられました。箸が広まっていくのも奈良時代ですが、この当時はまだ貴族や役人たちのものでした。
 庶民の食事は主に蒸したり炊いたりした玄米や雑穀のご飯を主食とし、野菜や山菜、海藻などの汁物や煮物をおかずとする質素なものでした。塩もおかずでした。イヌやブタ、シカの肉も時々は食べていましたが、肉食禁止令がたびたび発せられ、だんだん肉を食べなくなって、穀物と魚類、野菜が中心の食事になっていきました。
 ご飯と汁とおかずの一汁一菜のパターンは奈良時代に出来上がり、庶民は精白度の低い飯と漬物だけということもありました。貴族たちも、日常の食卓にはそんなに多くの料理が並んだわけではなく、質素倹約を旨としていたようです。自然の変化や四季の移ろいを敏感に感じとり、それを歌に詠んでいた家持は、自分が日々食べるものの季節感を大事にし、自然の恵みによってもたらされた味わいを楽しんでいたのではないでしょうか(転載ここまで)。(『おたふく』(オタフクソース株式会社発行)より引用)

 これを見ると、「やはり質素倹約がいいな」と私は思います。やはり、これが日本人らしいようです。
 ぜひ読者も自分の食生活を考えて、きょうから、いろんな物を上手に喰べてほしいと思います。
 とともに、オタフクソース(株)という会社や、この季刊誌『おたふく』にも興味を持ってください。よろしく。
                                             =以上=

 <転載終わり>
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 当時の人の食事は朝夕の1日2食とありますが、これはご存知の通り日月神示でも云われています。人間の食べるものは五穀・野菜であると日月神示にはあります。また、四つ足食べてはならぬとあるように肉食は禁止されています。

 私は2008年7月に初めて日月神示を読んでから、8月からは五穀・野菜中心にし、肉類は一切止めました。(実は元々嫌いだったのです 笑)。また、精白して胚芽という一番栄養の詰まった部分を、敢えて取り除いた人工の米では栄養が足りないので、発芽玄米を白米に1割くらい交ぜて食べています。
 発芽玄米を交ぜてご飯を炊くと(といっても炊飯器ですが)、炊き上がりに米本来の香りが漂ってきて、何ともいえぬいい香りです。古い時代が何故か思い出されるような香りです。これはたまらないです(笑)。
 しかも美味しいので、以前はご飯よりお酒とつまみ中心にして、最後に軽くご飯を1杯食べるとうスタイルでしたが、今は発芽玄米入りご飯があまりに美味しいので、2杯食べてしまいます。

 しかも、玄米と野菜中心にして、動物性の食物を止めた効果で、7Kg痩せました。天ぷらなどの油ものも平気で食べていても、痩せました。今は60Kgです。1年前からは玉子や乳製品もほとんどたべていません。
 ただ、お客さんとの会食などの席では、肉は食べませんが小魚や貝類、いか、たこなどは食べてます。マヨネーズがかかっているサラダも食べます。ある意味仕方ないですので。100%は無理でもまあ80%くらいできればいいといういい加減な感じでやってます。お陰で負担がないので、続いているのかと思います。

 万葉集の時代の人々は良い食事をしていたので、すぐに怒る人もおらず、みんな仲良くできる土壌が食事によって出来ていたのかも知れません。今の時代はみんな何かに不満を持っていて、イライラする社会に感じます。春だということもあって、ブツブツ言いながら歩いている人や、電車の中で独り言を言ってる人も多く見られます。(明るく元気な人も多いですが)

 戦後65年間、アメリカの占領政策と3Sで、すっかり「キ」の抜けた社会になってしまいました。アメリカの戦略である肉食と精製された穀物、農薬、化学肥料作物により、日本は根底から弱くされてしまったようです。
 正に食べ物から崩されてしまいました。食べ物から崩壊させられると、元の食に戻るのは大変な時間と努力と、思想改善が必要です。万葉の人々は今の日本を見て、どんなふうに思っているのでしょうか。ふと考えてしまいました。



 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/
コメント (4)
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 あっという間に10%値下がりした【第一生命株】 Nevada

2010-04-07 23:27:34 | 政治・社会
 <Nevadaより記事転載>
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 あっという間に10%値下がりした【第一生命株】


日経平均は56円安と小幅な下落となっていましたが、【第一生命】株は今日も値下がりし、今日は6600円安(-4.17%)の151,800円で終わり、一時は150,100円と15万円割れ寸前にまで売られていました。

これで上場来高値である168,800円から10%値下がりしたことになりますが、あと1万円余りで公開価格である14万円にまで下落することになります。

あれほど【第一生命】株上場を華々しく報じていました日経新聞始め他の新聞社は今やだんまりを決め込んでおり、上場日以降に買った個人投資家は今や全く情報がない状態に追い込まれています。

なぜこのような値下がりをしたのか、解説がないために右往左往している個人も多くいるのではないでしょうか?

上場初日の異常な取引形態につきこのブログで解説しましたのでこのブログをお読み頂いている方は間違ってもこの【第一生命株】を買われていない筈ですが、マスコミ報道や証券会社の推奨で買いついた個人は今や途方に暮れている筈です。

株式市場は上がればなんでもOKという市場ですが、今後も仮に値下がり続けるようなことがあれば、個人投資家の猛烈な批判を浴びることになりますので、会社、幹事証券はどのような対策をとってくるのか。
それとも、余りにも時価総額が大きすぎて手に負えないと対策を放棄したままにするのか。

観賞銘柄としては面白い存在だと言えます。

 <転載終わり>
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 まだ上場してから1週間も経ってないのに、第一生命株はもう10%も下がったそうです。

『あれほど【第一生命】株上場を華々しく報じていました日経新聞始め他の新聞社は今やだんまりを決め込んでおり』 というのも面白いですね。マスコミは景気が持ち直しているということを、アピールしたいようですが、実際は思うように行きません。



 ●Nevada
  http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/

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いまや「知る」から「実践」の時代へ(1)  中矢伸一氏

2010-04-06 07:21:16 | 日月神示の実践
 <日本弥栄の会より記事転載>
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 いまや「知る」から「実践」の時代へ(1)

                 中矢伸一

日月神示によれば、神仕組みによる世の変革は三段階に分けられるようです。
そのことが、「一二三(ひふみ)、三四五(みよいづ)、五六七(みろく)」
という、謎のような言葉で示されています。
「一二三」というのは「普及」であり、「知らしめる」ことです。
「三四五」とは「御代出づ」であり、少しずつ“足場”が出来て、
御稜威(みいづ=神の威光)が地上を照らし始める段階。
そして「五六七」とは、それがいよいよ広がりをみせ、実践する人が増え始め、
「ミロクの世」の雛型が出来上がっていくプロセスです。

いろいろな情報を重ね合わせると、今年はもう誰もが「資本主義はダメだ」と
思うに至る事態が折り重なって起こると見られています。
経済的な混乱や天候不順、自然災害による食糧不足も激しくなる可能性があり
ます。
そうしますと、世の中の流れとしては、必然的に「自給自足」の方向に行かざ
るを得なくなるのです。
WebBotで出現が予言されている「広域自給自足共同体」が、その中から出来て
くることでしょう。
それと同時に、民衆の間で「意識の変革」という現象が起きてくるようです。

私たちの会も、今年は明らかに「実践」の方向に向かっています。
意図したわけではないのに、“見えざる手”に導かれるように、どんどんと
進んでいます。

私たちが掲げる実践とは、「神祀り」と「農」が中心になります。
4月からは、正しい神祀りを各家庭で行っていくことを奨励することになりました。
そのため、希望者には神棚や御札を(有料ですが)頒布します。
神棚の前では祝詞を奏上しますが、数ある祝詞の中でも「ひふみ祝詞」は最も
重要です。
できれば皆さんも「ひふみ祝詞」をぜひ覚えてください。
24時間かけっぱなしに出来る「ひふみ祝詞プレーヤー」というのも作りました。
(神棚にこれが付属していますので、「ひふみ神棚」と命名しました。)
これをかけておけば知らず知らずのうちに覚えてしまうでしょう。

それから「農」の面では、「ひふみ農園」というのを実験的に始めようと思って
います。
地球サイエンス農法にもとづく自然農法と、ひふみ祝詞(神祀り)を融合させた
実践プロジェクトです(まだ計画中のため、詳細が固まり次第『たまゆら』誌上
で発表します)。
「ひふみ農園」は、最初は少人数で限定的に始め、うまく行くようならこれを雛型
として各地域に広めたいと思っています。

これらの話をもっと知りたい方は、『たまゆら』4月号の横堀幸一さんとの対談を
お読みください。

 <転載終わり>
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 中矢氏が言われるように今は「一二三」から「三四五」の時代になったように感じます。
日月神示を研究する段階から実践の段階に入ったように思います。

 「ひふみ祝詞」がご縁で、中矢氏と一緒に「ひふみ祝詞プレーヤー」を作成することになりました。試行錯誤の末、中矢氏が奏上される「ひふみ祝詞」を延々とエンドレスで流すプレーヤーが完成しました。

 2000年間封印されてきた「ひふみ祝詞」は、1944年突然岡本天明氏により世に出されることになりました。2000年ぶりに「ひふみ祝詞」の復活です。2000年前は、死者をも蘇るとされる秘術だったそうですので、並大抵のパワーではないはずです。世の大峠を迎えた今、いよいよ本物が現れたといえます。

 この「ひふみ祝詞プレーヤー」について、僭越ながら中矢氏と対談をすることになりまして、その内容が今月号の「たまゆらPremium」に掲載されました。今まで中矢氏と対談をされた方々は、船井幸雄氏をはじめベンジャミン・フルフォード氏、羽生善治などの有名人ばかりでしたので、私などは役不足ですと申し上げたのですが、「かまいません」ということで、対談となりました。ちょっとお恥ずかしと思ったのですが、大変光栄に思いお引き受けすることにしました。
 
 加えて、死者をも蘇させることができるというスーパーパワーの「ひふみ祝詞」を、24時間365日野菜に聞かせるとどうなるかということで「ひふみ農園」もスタートする準備が始まりました。
 日本弥栄の会の会員のみなさんの中には、北海道から九州まで多くの農家の方や家庭菜園を行っている方々がおられるそうですので、その中から希望者を集めてテラサイエンス農法と組み合わせてスタートする予定です。 

 今年の7月からはアメリカをはじめ、欧州・日本で経済危機が再度訪れると云われています。
 第2次大戦後のような食糧難になるとも言われる中、スーパーパワーの「ひふみ祝詞」を子守唄で聞いた野菜たちも、きっとハイパーな野菜に違いありません(笑)。既に私は自宅の小さな畑をテラサイエンス化して、「ひふみ祝詞プレーヤー」をかけています。どんな野菜になるか楽しみです。



 ●日本弥栄の会
  http://www.nihoniyasaka.com/backnum/backnum100329.html
コメント (2)
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 「第一生命株の急落」 Nevadaブログ

2010-04-05 23:05:20 | 政治・社会
 <Nevadaブログから記事転載>
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 「第一生命株の急落」

新規上場した【第一生命株】ですが既報(上場初日)の無理な値付けの影響もあり今日急落して終わり上場して3日目の今日、初値である16万円を下回って終わっています。

終値 158,400円(-4,100円:-2.5%)

本来なら幹事証券の買い支えも入り初値は一週間位は保つものですが今回はあえなく陥落となったものです。

それ程幹事証券の力が弱くなったのか、それとも売り圧力が強かったのかわかりませんが相場の力がなくなりつつあるのは確かです。
ユニクロ株の暴落(-10.6%)もあり次第に相場に警戒信号が灯っています。

 <転載終わり>
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 第一生命もあっけなく下がりましたが、ユニクロが10.6%も下がったのはビックリしました。この1年間政府が頑張って株を買い支えてきましたが、いよいよ資金が底をついたようです。政府が介入しないことになるので、普通に株が上下するようになるのだと思います。ある意味健全だと思いますが、末期症状のようにも思えます。





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 「最近読んで参考になった本」 船井幸雄氏

2010-04-05 07:58:35 | 船井幸雄氏
 <にんげんクラブより記事転載>
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 「最近読んで参考になった本」
                                                         船井幸雄

 最近の世の中の変化は、本当に激しく、そのために私の読書傾向も少し変ったかも
知れません。
 ともかくここ一ヶ月くらい参考になったのは、つぎのような本でした。私自身に
参考になった順に6冊の本を紹介します。

 (1)『ザ・フナイ』2010年3月号(2010年3月1日 船井メディア刊)

 (2)『裏読み日本経済 本当は何が起きているのか』(朝倉慶著 2010年2月28日 徳間書店刊)

 (3)『聖書の暗号は知っていた 【闇の絶対支配者】ロスチャイルド・イルミナティ・フリーメーソン (超知ライブラリー)』(伊達巌著 2010年2月28日 徳間書店刊)

 (4)『「見えない資産」の大国・日本 中国、アメリカにはない強みとは』(大塚文雄、R・モース、日下公人著 2010年2月10日 祥伝社刊)

 (5)『これから資本主義はどう変わるのか――17人の賢人が語る新たな文明のビジョン』(ビル・ゲイツ、ムハマド・ユヌス、田坂広志、ビル・ドレイトン他著 2010年1月31日 英治出版刊)

 (6)『全脳力』(七田眞著 2010年2月15日 サンマーク出版刊)

 (1)ともかく以上の6冊ですが、最近の船井メディア刊の『ザ・フナイ』は本当に
一字も残すことなく読みたい…と言ってよいほど、私の注目する文章で埋まっています。
特に3月号は常連執筆者による「真実」とともに、「未来へのデザイン」も特集しましたので、
ノート数ページがぴっくりとメモで埋まるくらい参考になりました。ぜひ御一読ください。
 つぎのようなびっくりする記事もありました。古歩道ベンジャミンさんの記事です。


 今年1月12日にハイチで発生した大地震は、HAARP(ハープ)とはまた別の地震兵器で、
基本的には原子爆弾を用いて特殊な電磁波を大量に発信することによって起きた
地震であると、CIA、MI6、米海軍警察など複数の信頼できる情報源から確認が取れた。
 アメリカの俳優であるダニー・グローヴァーは、このハイチ大地震に触れ「COP15失敗への
仕返し」という主旨の発言をしたところ、これが欧米のプロパガンダマスコミに大きく
取りあげられている。つまり、彼の言葉は米連銀からのメッセージということになる。
オバマ大統領は、自分たち一派が画策した大災害に対して、マッチポンプでハイチへの
援助を行い自らのイメージを上げるとともに、世界中から集まってくる支援金を奪って
米連銀の延命を図るつもりでいる。だが以前と異なるのは、この大災害に地震兵器を
使ったことが前例と共に広く世間に知られてしまった。そのため、計画していた程の
“支援金”が彼らの懐に入ってこない。
 米国のFOXテレビの番組で、戦車2台がハイチにある銀行の壁を破壊して何かを
取り出している場面が映し出された。その現場にいる軍人は「何のために壁を
壊しているのか、分からない」とコメントしていたが、おそらく新しい金融システムの暗号を
盗むことが目的だったと思われる。しかし、それは無駄な労力だ。そこで得た暗号を使っても
口座は凍結されるだけだろう。
 また、ハイチ大地震に関するたくさんの意見が僕のところに寄せられている。そして、
皆が同じことを疑問に思っている――「パパブッシュやクリントン一派がハイチで20万人もの
罪のない人々を殺したことに対して、なぜ、チンパン青幇・ホンパン紅幇や黒龍会、
BDS【※Black Dragon Society、新黒龍会のこと。黒龍会との区別を明確にするために、
この表記にする】は行動を起こさないのか?」僕もその答えを知りたい。この大災害を
引き起こした首謀者たちがまだ生きているのであれば、どこかの地下施設にでも
隠れているに違いない。

 (2)は経済予測の「超プロ」朝倉慶さんの近未来経済予測本です。サブタイトルは
「本当は何が起きているのか」ですが、まずこの本を読んでから新聞や経済専門誌の
経済記事を読まれるとことをおすすめします。
 同書の「あとがき」には、つぎのような文章があります。


 あとがき

 今回の本では資本市場に蠢く様々な裏の動き、決して表には出てくることのない話を
主体に書いてみました。第4章ではインサイダー取引に焦点を当てました。第5章では
いまの株式市場の基本ツールであるSQ(スペシャル・クォーテイション)制度の問題点を
あぶり出しました。インサイダー取引や市場操作などは一応違法ということになっていますが、
現実には完璧に取り締まるのは不可能というしかないでしょう。
 ある重要情報を入手した人間がまったく関係のない第三者に投資をさせてしまえば、
この両者の因果関係を証明するだけでなく、証拠も入手しなければ摘発はできません。
実質的に考えると非常に難しい作業です。
 2009年10月、米国でヘッジファンドのガリオン・グループが大掛りなインサイダー取引に
関与したとのことで、大手企業のトップとともに逮捕されました。これは疑惑をかけた
このグループに対して電話盗聴を行って、それを証拠に犯罪を立証したのです。
ここまでやらなければ、このインサイダー取引というものは根絶できません。すべての
投資家のプライバシーを犠牲にすれば、本当の意味での公正な市場ができるでしょうが、
とてもそこまではできません。ちょっと皮肉な言い方ですが、株や資本市場には多少、
ミステリアスなところがあってもいいのかもしれません。
 ところが問題はこのSQという制度です。これは白昼堂々と行われている現在の
株式市場の根幹をなすルールです。この制度のもとにオプションや先物といった
デリバティブの取引がなされているわけで、その額は膨大です。
 このデリバティブの理論でノーベル賞を受賞したマイロン・ショールズとロバート・マートンは、
後にジョン・メリウェザーとともにLTCM(ロングターム・キャピタル・マネージメント)という
ヘッジファンドを創立しましたが、最終的に破産しました。いま株式市場で行われている
すべての取引はこのSQという制度が基になっています。マイロン・ショールズも
ロバート・マートンもこのSQという制度における金融の現状を深く研究して理論を
作りあげました。もしこのSQという制度が欠如だらけの制度であればどういうことに
なるのでしょうか?
 今の日本の株式市場ではこのSQという制度に対しての疑問や議論は皆無です。
導入時の1990年初頭には小さな声が多少あがっていましたが、現在はどこからも
そのような制度に対する懸念は聞かれません。すべての投資家がこの制度のもとで
いかに収益を上げるかということに血眼になっています。私は圧倒的に資本量があるところに
有利にできているこのSQという制度には問題があると常に思ってきました。
そしていまこの制度の問題を世に問いたいと思ってこの本を書いたのです。


 (3)は私が序文を書き、推薦もしています。去年出した拙著『二つの真実』
(2009年7月ビジネス社刊)と本書を読んでいただくと、世の中の仕組みや真実がお分りに
なるでしょう。
 (4)と(5)は今後の世の中をいま知識人(?)はどう考えているのかを知るために、
参考になりました。
 さいごの(6)は去年亡くなった私と特に親しかった七田眞さんの研究の集大成のような本で、
私のHP(船井幸雄.com)の2月26日の私の発信文にも載せましたが、多くのことを
教えてもらいました。私のHPの文章とともにぜひお読みください。
                                       よろしく
                            
                                              =以上=

 <転載終わり>
--------------------------------

 昨年の秋くらいから「ザ・フナイ」の内容が更に充実しています。特に「知られざる真実」という観点と、世の中でオカルトと言われている範疇の中から、真理や真実を探し出して教えてくれている記事が目を引きます。

 今月号の「ザ・フナイ」では以下の記事にびっくりしました。

 ●高江洲 薫氏
  ・大きな試練は次なるステージへの通過儀礼
  ・過去世で経験した動物の性格

 ●船瀬俊介氏
  ・抗癌剤は発ガン性が強い
  ・20年遅れの日本のガン治療

 ●中村陽子氏
  ・味噌や醤油を作るこうじ菌は、田んぼにもある
  ・米とこうじでできた日本のヨーグルトは、牛乳を使用していない

 ●飛鳥昭雄氏
  ・秦氏=原始キリスト教徒
  ・神武天皇=崇神天皇=神功皇后=応神天皇

 ●五井野正氏
  ・ナチス情報部がCIAの前身


 箇条書きだけ見ると、そんなバカな!と思いますが、「ザ・フナイ」を読むと、その可能性もあるなと思います。大いに知的好奇心を刺戟してくれる月刊誌です。




 ●にんげんクラブ
  http://www.ningenclub.jp/

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 「資本主義、いよいよ崩壊へまっしぐら」 船井幸雄氏

2010-04-03 06:32:09 | 船井幸雄氏
 <船井幸雄.comより記事転載>
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 「資本主義、いよいよ崩壊へまっしぐら」

                      船井幸雄

 久しぶりに、私が経済予測の「超プロ」という朝倉慶さんの最近のレポートを紹介します。
 3月26日は朝と夕方、彼が2回もレポートを送ってくれました。
 その朝の分を紹介します。もちろん彼の了解はとっています。


秘めた実験
 世界の株式市場は非常に順調な動きで、理想的な上昇パターンに入っているようです。またギリシア危機からユーロの問題が全面に出て、反対側にあるドルに対する信任が皮肉にも高まってきたようです。為替も大幅な変動もなく若干円安気味で居心地のいいところでしょう。4月には証券界では一大イベントである第一生命の上場も控え、まさに株式市場は佳境に入ろうとしているのかもしれません。中国をはじめとする新興国のインフレ懸念やギリシア危機に見るソブリンリスク、いわゆる国家財政の危機が全面に出てきているケースもありますが、懸念材料はとりあえず横において、世界の資本市場は活況を謳歌する局面に向かっているようです。
 しかし、そんな中にあって東京市場では次なる「恐怖のシナリオ」に向けて着々と準備が進んでいるようです。その一端を2月1日の富士フィルム株の異常な動きに見ることができるのです。
 この日午前、富士フィルム株の株価は2,814円から2,712円まで急落、そして2,750円まで戻すという激しい値動きを、なんとわずか1秒間の間に成し遂げたのです。東証始まって以来、このような大型株がわずか1秒の間の6%も変動してしまうことなど、決してなかったし、常識的に考えてもあり得ないことなのです。 
 富士フィルムと言えば日本を代表する大企業であり、日経225にも当然採用されている優良株です。このような株はその発行株数の多さと高い流動性から、短期、ましてや秒単位で激しく動くなどということはあり得ないことだったのです。
 考えてもみてください。1秒間ですよ、普通の人はまだその値段を確認する時間です。人によっては株価を4-5秒みて値段を確認して、おそらく大型株と思って成り行き注文(いくらでもいいから買いたい、売りたいという注文)を出すことでしょう。その間たとえ、20-30秒どころかゆっくりと1、2分かけて注文を出すでしょうが、その場合買える、または売れる値段に大差はない、というのが今までの株式市場の常識的な考えでした。
 たとえばあなたは出先から証券会社に電話をかけて株価を確認して買い注文を出すと考えてください。電話で株価を聞き、確認して、買い注文を出して、その注文を営業マンが市場に流す、このような一般的なパターンに少なくとも2-3分はかかって当たり前でしょう。ところがこの富士フィルム株は1秒、たった1秒で6%も変動してしまったのです。おそらく値段を追っている証券マンは人間ですから、こんな激しく動いては正確な値動きをとらえるができなかったでしょう。早すぎて目で値段を追うことは不可能です。しかし、そんな前代未聞な株の値動きがこのような日本を代表する大型優良株で起こったのです。あり得ないことです! わずか1秒の間にそんな大量の注文が何処からともなく同時に出てくる可能性など、数億分の1どころか数兆分の1かそれ以下の確率でしょう。しかしそんなことが現実に起こったのです。
 これに対し、日経新聞では解説記事として昨今の超高速取引による弊害を指摘しました。コンピューターによるアルゴリズム取引という自動売買が一斉に作動した可能性が高いというのです。
 東証は今年1月4日から、海外市場に倣い、また外人投資家の強い要望により超高速取引を導入したのです。これにより取引速度は3秒から1,000分の2秒に短縮化、従来の1,000倍の速度を実現させたのです。そしてその速度で起こった偶発的な異常事態が今回の事件の背景だと説明しています。
 我々人間が注文を出す速度を歩いている人間の速さとすれば、コンピューターロボットは新幹線であっという間に過ぎ去るような超高速の速さなのです。超高速コンピューターにとって1秒間なんて時間は10,000回も取引できるのだから値動きが6%位動くのは当たり前というのです。
 しかし本当にそうでしょうか? それだったらもう相場には人間の入る隙間はありません。認識時間の差がそのように存在しているのであれば、勝負になりません。歩いている人と新幹線でどうやって勝負するのですか? 情報は同じように伝わってきてもとても太刀打ちできませんし、第一値動きが人間には見えません。早すぎるからです。
 実はこの超高速取引の現状こそが今後の我々、ないしは日本、世界を恐怖に陥れる事件を引き起こす鍵となるのです。我々にとっては1秒は1秒です。しかし超高速コンピューターにとっては、1秒は我々の感覚からすると1時間にもなっていることでしょう。同じ相場というものを扱いながら時間というものの存在感が違ってきているのです。今はまだ気づきませんがやがて想像を絶する事件と共に市場の暴走の恐ろしさを知らされることになるでしょう。そして実は今から「来るべき大混乱の準備」が始まっていると思った方がいいかもしれません。
 すでに書きましたが、富士フィルム株の注文が同時発注的に出て株価が1秒間に6%も動くなどということは確率的には数兆分の1でしょう。ところがこの超高速取引という新しい概念を受け入れれば理論的にコンピューターの同時発注ということで正当化できないこともありません。実はここがミソと思えばいいでしょう。
 時間の差が人間とコンピューターの間で存在する、ところが現在の日本の株式市場で圧倒的な資金を運用し、相場を牛耳っているのはコンピューターロボットです。相場を支配しているのはすでに我々人間ではありません。完全にコンピューターロボットです。となれば、相場における時間の感性は人間の感性ではなくコンピューターロボットの速度感性でできているということです。
 今回、あたかも富士フィルムの株価は自然に1秒間の間に6%も動いたとされています。偶然? そんなバカなことがあるものか! 実際はコンピューターロボット同士を示し合わせて同時に相場を操作し、実験をしたに違いありません。シュミレーションです。どうして? 自分達が完全に株価を操作できることを確認しておく必要があるからです。
 アメリカでは超高速取引の割合が取引の5割を超えていると言われています。高速化の波に乗り遅れまいと東証も大証の必死になってシステム投資しています。現在東証では、株価だけが超高速取引となっていますが、株価指数、国債の先物取引も来年度には超高速取引システムを導入することを決めました。また大証でも来年3月までにこの超高速取引を導入予定です。一方、アメリカのシカゴ・マーカンタイル取引所は日経平均先物の取引を4月12日より24時間体制で稼働させること決めたのです。
 そうなれば完全に日本の相場支配のインフラは揃います。アメリカで超高速取引導入後の株式市場における変化をみると、2004年を1とすると2006年は出来高が1.25、約定回数が1.99、売買代金は1.54となりました。そして2009年には同じく出来高は3.41、約定回数は12倍、売買代金は2.00と変化しました。確かに活況になったのです。ここで注目は出来高も売買代金も増えていますが、それ以上に約定回数が増えている事実です。これは要するにコンピューターロボットが注文を出す時にすべて小口に分散して出すからです。10,000株の注文は必ず100株ずつ100回に分けて出されるのです。これでは注文の意図も株価操作も全くわかりません。東証はアメリカ市場において出来高が増えた、売買代金が増えた事実だけを見て日本にもこのシステムを導入して売買高、売買代金を増やし活況な相場環境を演出し、外国人投資家を呼びこみ、結果、収益を上げようという目論見(もくろみ)でしょうが、一体この不気味な超高速取引の罠を感じていないのでしょうか? それとも誰かに導入するように囁かれたのでしょうか?
 日本でも三菱UFJ株の約定回数が昨年の1日当たり約3,100回から今年は8,100回と約2.6倍になりました。出来高は増えていないのですから明らかに注文が小口化されています。日本の株式市場も完全にコンピューターロボットに牛耳られてきているのです。そして富士フィルム株の異様な動きで見るように着々と実験は続けられているのです。一体1秒間でどの位動かせるか? そんなことをしたら当局はどうでるか? マスコミは? 
 ハイエナのような外資は、来たるべき日本国の国債の暴落、株の暴騰、暴落に着々と準備を進めているようです。日本国債はその94%までが国内で消化されています。しかし日本国債先物取引のシェアは外人投資家が5割、短期的な日本国債の値動きは外人投資家の手の内です。そして「新興衰退国」となった日本は絶好の売りターゲット、外人投資家は昨年からどのように売り叩くかタイミングを狙ってきているようです。株は今回の富士フィルムをはじめ、先物を絡めて様々な変動実験を繰り返していることでしょう。何故かと言えば将来の大規模な日本売りを用意しているからです。日本国がその多額の借金を返せなくなることは確実、ならば引き金を引いてやれということです。
 CTA(コモデティー・トレディング・アドバイザーズ)、ハイエナのようなヘッジファンド達は「日本の相場はやり放題、いくらでも操作できる、いくらでも儲かる」と思っていることでしょう。相場実験を繰り返しながら陰でほくそ笑んでいるに違いありません。最後のトドメを刺されることになる日本国債の暴落まで、残された時間はどの位でしょうか? 彼らはまったく能天気な日本の政治、経済界の現状を見て、「平和ボケ」している日本という国はオメデタイと思っていることでしょう(転載ここまで)。

 夕方の分は今月の「船井塾」でも紹介しようと思っています。
 ところで先月の船井塾では特別講師を藤原直哉さんにお願いしました。
 3時間半のその話しをきいても、きょうの2回の朝倉さんのレポートを見ても、ちょっとマクロにみると、はっきり言ってそんなに資本主義は永つづきしないでしょう。
 その第1回目は早ければ今年7月ごろの可能性もありますし、おそくとも来年中には資本主義は危険にさらされる可能性が高いと思います。日本も国家財政が危険です。
 もうGDP成長などにうつつをあげている時ではないことを読者は充分に知っておいてほしいのです。
 こういうことを詳しく知りたければ「船井塾がベスト」だと私は思うのですが、もし「船井塾」に興味のある方は重冨(TEL:03-5782-8110)まで詳細をお問い合せください。よろしく。
                                           =以上=

 <転載終わり>
-------------------------------

 1秒間に行われる株取引で、富士フィルム社の株価が6%も変動したそうです。今までの人間がやっていた取引方法では、1秒間に6%の変動というのは物理的に無理だそうです。コンピュータで取引をやっているからこそ、超短時間の間に巨額の取引が行われるとのことです。

 この富士フィルム社の事件については知りませんでしたが、ヘッジファンドが日本の相場で、きたるべき日本売りの実験しているのだとしたら、空恐ろしいことです。私は株はやらないので大丈夫、という問題ではなく、国債、株などの巨大日本売りを仕掛けられたら、日本は破綻してしまうのではないかと思います。単に株の売買の問題ではなく、日本破綻の引き金にもなりかねないロボットトレーディングを使っての日本売りが、近づいているようです。
 副島隆彦氏は今年の7月には、日本で大きな経済的破綻が起きるといわれています。しかしながら、全てのテレビや新聞など大手マスコミは、景気はようやく持ち直してきたと言ってます。真逆の報道です。どちらの言っていることが正しいのでしょうか?

 朝倉慶氏や、副島隆彦氏、藤原直哉氏、コルマン博士、クリフハイ氏、高島康司氏、船井幸雄氏、中矢伸一氏などの意見は今の日本ではごく少数派です。誰だって景気が悪くなるのはいやですから、自然と耳に聞こえの良いマスコミの報道を信じたいと思うのもよく解ります。
 今の日本では、何を信じようが自由です。ただ、人間とは欲深なもので、何でも自分の好きなことを自由に信じたいし、しかも自分の信じていることが全て実現して欲しいとも考えています(笑)。当然私もそうです。日月神示で云われていることを信じていますし、ほぼその通りに展開すると信じています。(比喩で書かれている部分は別として)

 ただ、下記報道を読めば、普通の人は景気が良くなってきていると考えるのが、自然だと思います。
 ですが、私はできるだけ備えをしたいと思いますし、半分は済んでいます。この3ヶ月で残りの備えをしたいと考えています。


 <4月2日の読売新聞より>
■トヨタ米販売が急回復、3月前年比40%増

 【ニューヨーク=小谷野太郎】米調査会社オートデータが1日発表した3月の米新車販売台数によると、トヨタ自動車は前年同月比40・7%増の18万6863台と3か月ぶりに増加に転じた。

 市場占有率は17・5%と米フォード・モーターを抜いて3か月ぶりに2位に浮上し、首位の米ゼネラル・モーターズ(GM)に0・1ポイント差に迫った。

 大量リコール(回収・無償修理)問題で急減した2月に比べると9割近く増えており、懸念された販売面への影響は収束に向かうとみられる。
 
■日銀3月短観 景況感、4期連続改善
設備投資は低迷続く

 日本銀行は1日、企業から見た景気動向や先行きの見通しを示す3月の全国企業短期経済観測調査(3月短観)を発表した。

 現在の景況感を示す業況判断指数(DI)は、新興国向けの輸出や生産の回復に支えられ、「大企業・製造業」が前回12月調査から11ポイント改善してマイナス14、「大企業・非製造業」が7ポイント改善のマイナス14となり、いずれも4期連続で改善した。ただ、デフレが続く中、企業は設備投資に慎重で、雇用の過剰感も依然強く、景気の自律的な回復には不安も残る。

 「大企業・製造業」の業況判断DIの改善幅は、前回調査の9ポイント(対象企業入れ替え前の比較)より拡大し、DIは2008年9月調査(マイナス3)以来の水準に持ち直した。業種別に見ると、輸出・生産の回復に加え、エコポイント制度など政府の経済対策の効果で16業種のうち「食料品」を除く15業種で改善した。



■第一生命上場、初値は16万円…売り出し価格上回る

■ヤマダ電機の売上高2兆円超 国内家電量販店で初

■NYダウ1年半ぶり高値、終値1万927ドル


http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100203-338161/news/20100402-OYT1T00372.htm



 どうでしょうか?誰でも景気はよくなっている、と思ってしまいますよね(笑)。



 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/
コメント (11)
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「鳩山政権の崩壊の過程」 ヤスの備忘録より

2010-04-02 08:36:47 | 日月神示関連の情報
 <ヤスの備忘録より記事転載>
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 「最新版 予言解説書13の有料配信」

最新版 「予言解説書13」が完成しました。配信をご希望の方は筆者に直接メールしてください。これは3月12日に配信されたALTAのレポート、「来るべき未来の形 0巻4号」の詳細な要約です。

今回のレポートはこれまでになく危機迫る内容になっています。7月8日から「革命」の本流に入るとされ、アメリカのみならず日本への警告と予測が書かれてあります。それは鳩山政権の崩壊の過程になっています。この部分を早くお読みになりたい方は、本文40ページの下をご覧ください。

info@yasunoeigo.com

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 WebBotの予測の最新版が出たそうですが、今までほとんど出てこなかった日本のことが書いてあるとのことです。
 しかし、日本については世界同様、7月から革命の流れも出てくるようです。ハイパーインフレの波がいよいよ日本を襲うようです。正直私も、1年以上前から、ハイパーインフレになると思ってきましたが、どうも今回は来るみたいです。副島隆彦氏は7月に大きな経済的な事件が起きると言われています。それをトリガーとして、ハイパーインフレに突入するのかも知れませんが。副島氏は、著書の中で、今年の年末には、「めでたくアメリカは恐慌に入る」と言われています。
 
 ただ、1年以上もハイパーインフレが来るといってきたので、「またか」という気持ちも正直あります。特に昨年の10月に世界的な大きな経済的事件が起こるとWebBotもコルマン・インデックスも言ってましたが、全くの大ハズレでした。ですから、今回も「大ハズレ」の可能性も大いにあります。予測なので、間違うこともありますから、即全否定するのはもったいないと思ってます。

 日月神示から考えれば、金の世は終わり、金のいらぬ世が来るといってますので、資本主義というシステムは無くなるのではないかと思っています。共産主義ソ連・東欧すらも崩壊しましたので、資本主義が崩壊しないという保証はないと思います。資本主義はいい面も多くあり、文明・文化は大きく花開いたと思います。ただ反面、地球環境の破壊、戦争、経済支配などの負の部分も持っているので、これからは違うシステムに転換する必要があると思います。
 大きな痛みを伴う転換なのか、少難で済む転換なのかは、私たちの意識と実践にかかっていると自分は思っています。


 尚、このレポートは上記のアドレスにメールで依頼すればPDFで配信してくれます。私も以前お願いしましたが、すぐにPDFファイルがメールに添付されてきました。確か2000円だったと思います。先に指定の口座に振り込めば、レポートを送ってくれます。

 ●ヤスの備忘録
  http://ytaka2011.blog105.fc2.com/

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コルマン博士から百匹目の猿現象実現の依頼 「コンシャス・コンバージェンス統一の波」

2010-04-02 07:49:44 | 日月神示関連の情報
 <ヤスの備忘録より記事転載>
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 「コンシャス・コンバージェンス
統一の波 2010年7月17日~18日」

              高島康司


最新版 予言解説書13の有料配信

最新版 「予言解説書13」が完成しました。配信をご希望の方は筆者に直接メールしてください。これは3月12日に配信されたALTAのレポート、「来るべき未来の形 0巻4号」の詳細な要約です。

今回のレポートはこれまでになく危機迫る内容になっています。7月8日から「革命」の本流に入るとされ、アメリカのみならず日本への警告と予測が書かれてあります。それは鳩山政権の崩壊の過程になっています。この部分を早くお読みになりたい方は、本文40ページの下をご覧ください。

info@yasunoeigo.com

今回の記事

徳間書店から6月に本が出ることが決まった。今回の本は夏以降に何が起こるのか予測する内容なので、ウェッブボットプロジェクトやコルマン博士の論文などからの引用がとても多くなる。そのため、クリフ・ハイとコルマン博士に文書の掲載許可を求めたところ、両者から快諾していただいた。

それがきっかけとなり、コルマン博士本人とメールのやり取りを数回行ったのだが、博士から、大きな意識変化の時期が7月17日と迫っているので、論文を日本語に翻訳してできるだけ多くの日本人に読んでもらいたいとの要請を受けた。すでにメルマガで掲載しているので、ブログでは要約のみに止めるつもりだったが、博士の要請を受け、全文を掲載することにした。

なお、この論文には第二弾がある。これはメルマガに掲載するつもりである。




「コンシャス・コンバージェンス
統一の波 2010年7月17日~18日」

マヤカレンダー、第9の波(第9サイクル)の統一した意識の形成に向けて

近年、マヤカレンダーとその終わりに対する関心は大いに高まっており、人はマヤカレンダーが未来をどのように予言しているのか知りたがっている。驚いたことに、人はそうした未来が自分たちとはなんの関係もないかのように質問してくるのだ。マヤカレンダーというのは、それに込められた宇宙的なプランが実現するにつれ、人間も神的な計画の共同の創造者へとステップアップしなければならないことに気づいている人はあまりに少ない。だがこれは、人間は好きな時に好きなように創造できるということではないのだ。マヤカレンダーにある意識の波(各サイクルのこと)は、その時々のわれわれの存在を規定しており、そのときに人間が何を創造できるのか決めているのである。基本的に人間は、そのときの波(サイクル)に適合したものしか創造できないのである。これは最後のサイクルである第9の波でもまったく同じことだ。とすると、ここで問題になってくるのは、第9の波(第9サイクル)とはどんな意識をもたらし、そしてわれわれ人間がステップアップして共同創造者となるめには何が必要となるのか問わなければならないということだ。

これに答えるためには、古代マヤ文明の遺跡でマヤカレンダーの終わりの意味が刻まれている唯一の遺跡であるトルチュゲロ記念碑6を見なければならない。ここには、マヤカレンダーの9つの波の終わりにはバロンユークテが降臨するとある。これはどういう意味かというと、マヤカレンダーを構成していた9つの波(9つのサイクル)のエネルギーがすべて同時に顕現するということを表している。古代マヤ人の見方では、マヤカレンダーの終わりに世界が終わるなどということはあり得ないのである。そうではなく、マヤカレンダーの終わりが表しているのは、現在の世界を形成した進化のプロセスが完成するということなのだ。

宇宙の9つの力(9つサイクルのこと)は、アンダーワールドと呼ばれる進化の過程を表している。それぞれのアンダーワールドは13のエネルギー(7つの昼と6つの夜のこと)を通して進行し、生物学的な進化と歴史的な進化が合致して進むシステムなのだ。それぞれのアンダーワールドにはそれぞれ意識のあり方が対応しており、現在のわれわれの意識は第8サイクルにもっとも強く影響されている。しかし、この上にある最後の第9サイクルこそ、意識の統一というマヤカレンダーの終わりの最終目標を実現するものなのだ。これらの9つの宇宙的なエネルギーは、人間と分離して存在しているわけではない。それらのエネルギーは人間に作用し、人間がエネルギーと一体になるという条件で現れるのだ。また、われわれが最高の段階(第9サイクル)の共同創造者となるためには、この進化の段階に全責任を負わなければならないことを自覚しなければならない。この第9サイクルのエネルギーと一体になるために、その準備として2010年7月17日から18日にかけてのコンシャス・コンバージェンスという祝福の儀式に参加することをお勧めする。

多くの人は、マヤカレンダーが終わると意識の変容が起こることは直観的に感じている。しかし、この変容をもたらしているものは何であり、それがどのように起こるのかはっきりとは説明されていない。マヤカレンダーでは、昼の時期と夜の時期の変化のように、エネルギーがシフトするたびに意識は変化してきたのだ。それはマヤカレンダーの始めから続いている。

しかし、過去の意識の変容にもまして、第9サイクルに出現する新しい意識は特に重要だと私は考える。

まず、第9サイクルはなにものによっても妨害されない統一した意識をもたらすのだ。それは一言で言えば、われわれ自身が自分自身にたいして透明となり、そのままの現実を見ることができるようになるということだ。それは過去のこれまでの意識ではない。統一した意識とは、(右脳と左脳との)分裂した状態を乗り越え、すべての存在が結びついていることを理解することができる意識である。こうした意識が重要であるのは、この意識によってこそ男と女、人間と環境、支配者と被支配者、東洋と西洋などの分裂を乗り越えることができるからだ。もし意識のそのような変容が起こらなかったのなら、世界は終わってしまうと私は思う。分裂した意識の持ち主は、地球から見るといわばガン細胞のような存在であり、遅かれ早かれ生態系の破壊を招いてしまうのだ。統一した意識によってこそ、地球環境の破壊と搾取が避けられるのである。われわれ人間は創造の過程の一部なので、それと一体となって生きる必要があるのだ。しかし、意識のそのような変容は自動的に起こるものなのだろうか。

グローバルな意識の変容は、マヤカレンダーで説明されている宇宙的な力に起因している。意識の変容を一時的に体験しているものは多いが、マヤカレンダーを通してこうした変化が宇宙的な計画に基づいて起こっていることを理解すると、その変容は一時的なものではあり得ず、これからずっとその状態が継続することがはっきりと分かる。第9サイクルになって初めて、統一した意識が真の意味で実現するのだ。この波こそ、人類が経験してきたこれまでの進化の流れをすべて凌駕し、われわれと新しい世界とを橋渡しするものだ。

一方、マヤカレンダーを研究しているものであれば、意識の変容が実際に起こるためには、少なくとも無意識的にでも宇宙的なエネルギーと共振することを決意していなくてはならないことを知っているはずだ。つまり、大規模な意識変容は人間の意志に反して起こることはできないということである。特に最後の第9サイクルの意識変容こそ、人間自身が共同の創造者とならない限り実現しないものだ。残念ながら、マヤカレンダーの終わりにはポールシフト、ニビル星の接近、太陽フレア、そして銀河中心との直列などの物理的な出来事が起こるとする説を多くの人が信じているため、マヤカレンダーの終わりには人間の力ではどうすることもできないことが起こるとする消極的な考えを多くの人々が持つにいたってしまった。しかし、ホピ族もいうように、「われわれこそがわれわれが待ち望んでいたもの」なのであり、われわれが責任をもつならば、われわれ自身が第9サイクルの統一した意識の共同創造者となることができるのだ。

この論文の読者も知っているように、意識の変容を一時的にもたらし、すべての存在がつながっていることを一時的に体験するスピリチュアルな訓練やヒーリングの技法は数々ある。しかし、こうした技法に大きく欠けていることは、統一した意識に基づいた世界を実現するために、多くの大衆を巻き込むということである。私は、2010年7月17日から18日にかけて、コンシャス・コンバージェンスを祝福するイベントを開催するが、私がそれを計画した意図は、まさにできるだけ多くの大衆を巻き込み、参加してもらうことである。統一した意識を自ら創造する力をわれわれは人間はもっているのである。

引き寄せの法則を知っている読者なら分かるはずだが、すべての物事は人間の意志によって引き起こされるのであり、意志なくしてはなにも起こらないのである。コンシャス・コンバージェンスの儀式は、統一した意識の形成を目指す人々のためのものである。正確にいうと、この儀式の目的は意識を変容させることではなく、意識の統一をもたらすことなのだ。それは、「私は意識の統一をもたらします」とはっきりと言える人のための儀式なのだ。どんな信仰をもっていようと、またどんな世界観をもっていようと、意識の統一をもたらす力はあなたの意志が握っているのだ。この儀式を行う日程は、第9サイクルの統一した意識が現れる時期に定めてある。多くの人が参加し、共通の意志を持たない限り、統一した意識が本当に出現するかどうかは分からない。


コンシャス・コンバージェンスの時期がこれほど創造性に満ちているならば、この統一した意識を自分のものにするために、スピリチュアルな儀式を行いそれに参加したいと願うことだろう。コンシャス・コンバージェンスは、一度始まると決して停止することがない意識統一のプロセスの開始点なのだ。われわれはこのプロセスに責任をもって参加すべきなのだ。宇宙的な計画を実現したいと願っている人々にとっては、コンシャス・コンバージェンスは9つのエネルギー波とともに創造に参加する最初の機会になるはずだ。だれもこの機会を逸したくないはずだ。そのためには、まず、9つのサイクルで構成されているマヤカレンダーの考え方を日常生活に取り入れるのがよいだろう。これだけで意識の統一は促進されるはずである。しかし、意識の統一には期限があるし、期限が存在するので、いつまでに統一を達成しなければならないのか明確になるはずである。

コンシャス・コンバージェンスから次第に現れる統一した意識は、それが過去の世界の反映ではないことがはっきりするような形で現れるはずである。意識の統合を祝う儀式の一つとして芸術的な表現が用いられるだろうが、そうした表現は芸術家と観客とを分離するものではなく、その統合に向かうはずなのだ。これは儀式そのものにも当てはまることだ。リーダーはすべての人に儀式を解放し、人々から分離してはならないのだ。私が考えるよい儀式のイメージは、映画アバターの中でジャック・スリーがパンドラの人々の一員として受け入れられるようなシーンだ。統一した意識の観点からすると、宗教団体の超越した創始者やグルを崇拝するような行為は排除されなくてはならない。普通の人々が静かに行う儀式こそ、統一した意識の実現にはふさわしい。しかしこのときも、参加者は支配と服従の関係を作らないことに注意しなければならない。儀式の実施は、それぞれの地域でこれを執り行うものにまかせるべきだが、このような点に十分に注意して実施すべきだろう。

1987年8月17日と18日にハーモニック・コンバージェンスがあった。2010年7月17日と18日のコンシャス・コンバージェンスはこれとほぼ同様の意味をもつ。ならば、この2つがどうのような関係にあるのか、明確にしておくべきだろう。どちらのコンバージェンスも、以前のサイクルの波と次のサイクルの波とが重なっており、そのため新しい新しいサイクルの波がもたらす意識が先駆的に現れる時期だという点で共通している。つまり、ハーモニック・コンバージェンスでは、これから入る第8サイクルの波がいわばワープしたような状態となって先行的に現れたが、コンシャス・コンバージェンスでは第9サイクルの波が先行的に現れるということだ。ということでは、コンシャス・コンバージェンスは第2のハーモニック・コンバージェンスであると考えることができる。さらに別な例でいうなら、ヨーロッパのルネッサンスの時期に先行的に現れたのは、これから入る第7サイクルの意識であった。それと同じように、コンシャス・コンバージェンスは第9サイクルの意識が先行的に現れるルネッサンスのような時期なのだ。しかし、コンシャス・コンバージェンスで大きく異なることは、この過程は特定の選ばれた個人で起こってくることではなく、多くの人間でいっせいに起こることだという点だ。

したがって、コンシャス・コンバージェンスで第9サイクルが始まるわけではない。第9サイクルは2011年3月9日になってから始まる。コンシャス・コンバージェンスは新しい意識が先行的に現れる、来るべき第9サイクルの準備が行われる時期なのだ。ということでは、第9サイクルに入るのはもう少し先だとしても、コンシャス・コンバージェンスの時期は、われわれ一人一人が統一した意識の形成を目標としてもつにはもっとも重要な時期となる。これは意識の転換を行う最後のチャンスかもしれない。なぜなら、これから経済的に困難な時期が待っているのであり、意識の転換を行うのであれば、この大変な時期が来る前に転換しておかねばらならいからだ。希望は、過去のサイクルの意志から抜け出せず、分裂に苦しむことにはない。そうではなく、あたかもサーフィンでもするかのように、新しい第9サイクルの波に乗ることにこそ希望はあるのだ。ということでは、コンシャス・コンバージェンスには過去のサイクルの意識から抜け出せず、エゴを中心に行動し、支配ー被支配の階層秩序にしがみつく意識の持ち主の大変な抵抗にあうことだろう。この一つの例が2012年を巡る商業的なメディアの取り上げ方である。商業メディアは、あたかも2012年が人間の意志とその選択とはまったく切り離された事象でもあるかのように扱っている。それだけではなく、「意識の変化なんて無理だ」「世界が変わることなんてあり得ない」などというわれわれ自身のネガティブな思いが競り上がって来ることも十分にあり得る。だから、統一した新しい意識の実現を目指す強い意志がどうしても必要になるのである。

コンシャス・コンバージェンスは、マヤカレンダーの解釈がどうあれ、統一した意識の実現を望むすべての人間へと開かれた包括的なイベントなのだ。コンシャス・コンバージェンスは多くの人にとって大変なチャンスとなる。それに参加するためには、統一した新しい意識は進化のプロセスの必然的な過程であり、われわれもこの過程の一部であることを認識すればよいだけだ。したがって、統一した意識というのは、待っていれば特定の日に空から降って来るというものではないことは明らかだ。新しい意識は、現在のわれわれの意識から進化して来るものなのだ。意識の進化は、人間がそれを強く望まない限り実現しないという引き寄せの法則が作用している。残念ながら、いまのところ意識の進化が大規模に起こっていることを示す明白な証拠は存在していない。

この儀式によって意識の変化を実現することに成功するためには、多くの人々の参加が必要となる。むろん、この儀式は第9サイクルで現れる意識を先行的に実現するものだが、このような準備段階においてさえも多くの人間の参加は必要なのだ。これには何百万人もの人間の参加が必要だ。参加を決意するだけでも、新しい意識の創造の過程は促進されるはずだ。もちろん、コンシャス・コンバージェンスを成功させるためには、これを全世界に告知し広めなければならない。さまざまな組織や機関に働きかけ、この考えに同意してもらわなくてはならない。さらに、各々がウェッブサイトやその他のメディアを通じてこれを広めなくてはならないだろうし、また、活動やスタッフを維持するための資金も必要になるだろう。私は、以下のNPOのサイトを設けたので、そこで寄付ができるようになっている。

http://www.CommonPassion.org

そして、このイベントに参加を希望する個人や組織のネットワークや、彼らが自由に意見を述べディスッカッションすることができるフォーラムも必要になるだろう。以下のサイトにディスカッションのためのフォーラムを設けておいた。

http://forum.commonpassion.org/viewforum.php?id=50.

私はこれが、人間が宇宙のプランと一体化するための最後の機会となると考える。もし、コンシャス・コンバージェンスがあなた自身とは何の関係もないと考えているのなら、あなたはマヤカレンダーを十分に学んでいないのではないだろうか?あなたの代りに意識の変容の過程に参加してくれる人などいないのである。ボロン・ヨクテと呼ばれる第9サイクルの第9の波がやって来る時期は迫っている。多くの文化の精神的な伝統で、9という数字が神聖な数字として見なされているのもうなづける。9という数字は運命の数である。新しい意識を共に創造する過程に参加するかどうかは、すべてあなた次第なのだ。

カール・ヨハン・コルマン、ストックホルム、11アナウ(2010年3月7日)

 <転載終わり>
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 この記事の内容は「ヤスの備忘録」を読んでいるか、「たまゆらPremium」、「ザ・フナイ」を読んでいる人でないと、少々解りにくいかと思います。

 ヤスさんとコルマン博士がメールでやり取りをされる中で、コルマン博士からヤスさんにコンシャス・コンバージェンスという意識変化の時期が7月17日に迫っているので、日本人にも協力を願いたいということのようです。

『それがきっかけとなり、コルマン博士本人とメールのやり取りを数回行ったのだが、博士から、大きな意識変化の時期が7月17日と迫っているので、論文を日本語に翻訳してできるだけ多くの日本人に読んでもらいたいとの要請を受けた。すでにメルマガで掲載しているので、ブログでは要約のみに止めるつもりだったが、博士の要請を受け、全文を掲載することにした。』

 7月17日のコンシャス・コンバージェンスというのは、どうも意識変化のためのイベントのようです。コルマン博士は以下のように言ってます。

 『この第9サイクルのエネルギーと一体になるために、その準備として2010年7月17日から18日にかけてのコンシャス・コンバージェンスという祝福の儀式に参加することをお勧めする。』

 具体的にどうのように参加するのかはよく解りませんが、昨年の9月13日の「にんげんクラブ全国大会」のときに、船井幸雄氏と共に、参加者全員が世の中が良くなるように誓ったイベントのようなものなのでしょうか。百匹目の猿現象を起こす世界的なイベントのようにも思えます。

 『引き寄せの法則を知っている読者なら分かるはずだが、すべての物事は人間の意志によって引き起こされるのであり、意志なくしてはなにも起こらないのである。コンシャス・コンバージェンスの儀式は、統一した意識の形成を目指す人々のためのものである。正確にいうと、この儀式の目的は意識を変容させることではなく、意識の統一をもたらすことなのだ。それは、「私は意識の統一をもたらします」とはっきりと言える人のための儀式なのだ。どんな信仰をもっていようと、またどんな世界観をもっていようと、意識の統一をもたらす力はあなたの意志が握っているのだ。この儀式を行う日程は、第9サイクルの統一した意識が現れる時期に定めてある。多くの人が参加し、共通の意志を持たない限り、統一した意識が本当に出現するかどうかは分からない。』

 このように多くの人が参加し、共通の意識を持つことにより、統一した意識を出現させることができるようです。これは、船井幸雄氏が以前から言われている「百匹目の猿現象」のように思います。(船井氏は、日月神示の「神一厘の仕組み」こそ、百匹目の猿現象ではないかと言われています)


 『したがって、統一した意識というのは、待っていれば特定の日に空から降って来るというものではないことは明らかだ。新しい意識は、現在のわれわれの意識から進化して来るものなのだ。意識の進化は、人間がそれを強く望まない限り実現しないという引き寄せの法則が作用している。』

 コンシャス・コンバージェンスという意識変化の波は、誰にでもやって来るものではなく、強く望む者だけに出現するとのことです。突然世界の誰もが、意識変化を起こし、違った意識になってしまうというのは、オカルトであり、あまりに現実的でないと言わざるを得ないと思います。映画の世界ではオカルト的な現象が多く出されますが、現実ではあり得ないと思います。
 コルマン博士の言うコンシャス・コンバージェンスという意識変化も、頭がガーンと響いて一気に意識が変わるということではなくて、何となく意識が変わったということかと想像していますが。統一した意識について、コルマン博士は下記のように解説されています。

 『統一した意識とは、(右脳と左脳との)分裂した状態を乗り越え、すべての存在が結びついていることを理解することができる意識である。こうした意識が重要であるのは、この意識によってこそ男と女、人間と環境、支配者と被支配者、東洋と西洋などの分裂を乗り越えることができるからだ。もし意識のそのような変容が起こらなかったのなら、世界は終わってしまうと私は思う。分裂した意識の持ち主は、地球から見るといわばガン細胞のような存在であり、遅かれ早かれ生態系の破壊を招いてしまうのだ。統一した意識によってこそ、地球環境の破壊と搾取が避けられるのである。われわれ人間は創造の過程の一部なので、それと一体となって生きる必要があるのだ。』

 7月17日のコンシャス・コンバージェンスという世界イベントに参加するのもよいと思います。どのような百匹目の猿現象が起きるのか楽しみでもあります。


 ●ヤスの備忘録 
  http://ytaka2011.blog105.fc2.com/




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