KAWASAKI N1K-J SHIDENKAI (GEORGE)
343rd Naval Air Squadron 701st Squadron Captain Takashi Oshibuchi
Kanoya Base April 1945
第343海軍航空隊 第701飛行隊 鴛淵大尉
鹿屋基地 昭和20年4月
実機データ(ハセガワ組説より)
乗員1名、全幅11.99m、全長9.36m、全備重量4,200kg、
エンジン誉21型、出力17000HP/6400m、最大速度611km/h/6000m、
武装20mm砲×4
ハセガワ1/72紫電改、完成しました。今年最後の完成品です。
昨年2022年9月頭に手をつけたもののその後約1年間放置😓
今年10月終わりに再開して、やっと本日完成いたしました。
途中で他のキットを挟むといつもの如く、そこから放置が始まって挙げ句の果てには蜜柑山に積まれてしまうキットをいくつも生み出してしまっているワタシ。
紫電改は再開まで時間はかかりましたが、なんとか完成に漕ぎつけました。
今回は紫電の時、0-sen (零銭)さんから機体の色について頂いたアドバイスを実践し、クレオスのC-383暗緑色(川崎系)を使用しています。
紫電の時と同じようにスプレー技法でハゲチョロを表現してみました。
リベット表現は新しく購入したリベットマーカーを使用。思いの外うまく出来て満足しています。
デカールは機体の帯が作業中に2箇所切れてしまいました。ここは塗装で修正しています。
アラがいっぱいある完成品ですが、どうか暖かい目でご笑覧くだされば幸せです。
▼へそ曲がりのワタシはマーキングを箱絵ではない方を選択。
スピナーヘッドがホワイトで塗装されているのは後期型というのは塗装が随分進んでから知りました😅
▲▼マッチョな機体が魅力の紫電改。太いカウリングが高馬力を連想させます。
▼プロペラのマーキングはマスキングを忘れてプロペラ色を塗装してしまい、結局デカールで済ませました。
▲▼スプレー技法によるハゲチョロは、ある意味偶然の産物でもあるので大きくつけたい時の加減は難しいです。
逆に控え目にしたい時は、スパチュラで細かく付けたりできるので割と応用が効きます。
▼フィルタリングがちょっと強すぎてしまった感があります。この辺の塩梅はまだまだですね。
▼鴛淵機のストライプは白となっているが、キットには付属せず。仕方なく取説の指示である赤を使った。
▼車輪の泥汚れは、AFVで使ったピグメントのあまりを使いました。
▼後方から近づいてくる紫電改。米軍パイロットはこの刹那、恐怖を感じたに違いありません。
▼20mm機銃を片翼2連装し、計4装した強武装の紫電改。硝煙跡は油彩のローアンバーで表現してみました。
▼排気煙は、油彩バーンとアンバーで付けてみました。
▼背面にも硝煙跡を付けました。
▼以前に作ったタミヤ紫電 (左) と2ショット。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
車輪の汚れとか背面の硝煙跡とか、お見事ですね。
アップ写真の方が迫力を感じました。
紫電と紫電改を並べると、やっぱり紫電改の方がカッコいいです。
強そうw。
紫電改、好きですわ~(*^^)v
日本機独特の塗装剥がれも不自然に見えない所はさすがです。リベット打ちも効果絶大ですね。
ハセガワのやや古いキットですが、古さを感じる所か、逆に最新キットにさえ見えてしまいます。私の下手なアドバイスなんか全く役にたちませんが、ブログで紹介して頂き恐縮です。
今年ももう数時間で終わろうとしていますが、この1年も貴ブログを満喫させて頂きありがとうございました。来年、どんなキットが登場するのか楽しみにしていますので、来年以降もよろしくお願いします。個人的な希望としては是非ドイツの飛行機(大戦機)に挑戦して欲しいかも?
どうぞ良いお年を!
ウエザリングの仕上げに砲の硝煙跡、排気煙跡をつけるのはAFVモデラーにとって楽しい作業です。
>アップ写真の方が迫力を感じました。<
紫電の時もそうですが、ハゲチョロ処理が効いているのだと思います。
あと、マッチョ的な機体の太さ、これが迫力を感じる一番の理由ではないでしょうか。
ご存知の通り、紫電は水上機だった「強風」をやっつけ仕事(失礼)的に車輪をつけて戦闘機にしたものです。
それを大幅に改造・改良して制作されたのが紫電改ですので、やっと戦闘機として合理的なスタイルと性能を満たすことになりました。
そういう成り立ちからも紫電改の方が迫力があって強そうに見えるのだ、と私も思います。
塗装の剥がれ具合が絶妙だと思います。1/72でこんな感じはなかなか出せそうも有りません、大変参考になりました。今度やってみよう、とは思いつつ、出来るかなーが正直なところです。
来年もよろしくお願いします。
今回も素晴らしい仕上がりだと思います。
今年も、勝手に真似させて頂きましたが
レベルが違い過ぎて、少しでも近づける様に
来年も、ご迷惑かもしれませんが
これまた勝手に目標とさせて頂きますので
ご指導の程、宜しくお願い致します。
良いお年を
飛行機は組立ながら塗装する作業、破損しやすい部分(ピトー管やアンテナ支柱、機銃など)への注意すべきところがあり、AFVに比べて完成までのハードルがとても高く感じます。
唯一AFVと共通する作業がウエザリングなので、ここまで進むと安心かつ意欲的(笑)に塗装が進んでいきます。
>AFVモデラーが大戦機を作るとこうなりまっせ!と言う、お手本のような見事な出来栄えに感服です。<
ありがとうございます。過分なお言葉をいただき、大変嬉しいです。
>日本機独特の塗装剥がれも不自然に見えない所はさすがです。リベット打ちも効果絶大ですね。<
塗装剥がれはスプレー技法のおかげでうまく出来ました。
今回のリベットはたまたま「ハマった」ようです😄
>私の下手なアドバイスなんか全く役にたちませんが、ブログで紹介して頂き恐縮です。<
いえいえとても助かりました。なんせ機体色でどうしようと思っていたところに頂いたアドバイスにとても助かりましたし、勉強になりました。
どうか今後ともご教示の程、何卒よろしくお願いいたします。
こちらこそ来年もよろしくお願いいたします。
ドイツ機は今年1/48を数機仕入れたので、1/72と合わせじっくり選んで来年は取り掛かりたいと思います。
良いお年をお迎えください。
19年末の生産開始を考慮すると、ここまで機体はヤレないと思うのですが、AFVモデラーの気質が先立ち強めのウエザリングをしてしまいました。
>敗戦間近の押し詰まった雰囲気が迫ってくる仕上がりですね。<
ありがとうございます。強めにかけたウエザリングが結果的にその雰囲気を出したようで良かったです。
>塗装の剥がれ具合が絶妙だと思います。1/72でこんな感じはなかなか出せそうも有りません、大変参考になりました。<
ありがとうございます。スプレー技法の効果が出ました。
手でハゲチョロ作業をするとどうしてもどこか規則的になりがちでなかなか自然な感じを全面に出すのは難しいです。
こちらこそ来年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
>いつも参考にさせて頂いております。
今回も素晴らしい仕上がりだと思います。<
ありがとうございます。そう言っていただきとても嬉しいです。
わたしのような作品が少しでもお役に立てれば嬉しいし、とても励みになります。
うまくいく時も失敗する時もありますが、楽しく作る事をモットーにしています。
>来年も、ご迷惑かもしれませんが
これまた勝手に目標とさせて頂きますので
ご指導の程、宜しくお願い致します。<
過分なお言葉、ありがとうございます。
今年は積み(罪)を大幅に増やしたので、作る方を優先したいと思っています。
失敗することもあると思いますが、その点は暖かい目で見ていただければと勝手に解釈しております。
こちらこそこれからもよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
自分も作ったことのあるキットだったので、今回の制作記事を楽しく見させていただきました。
特に大戦末期の激しく塗装が剥がれた感じが、カッコイイです。
自分は硝煙跡をパステル粉でやっていますが、つい幅広になってしまいがちです。
今回油彩の方が幅を狭くできることがよく分かりました。
エアモデルって、本当に細かい作業が多くて大変です。今回素敵なものを見せていただきありがとうございました。
良い年をお迎えください
細かい丁寧な塗装で、もちろん工作もですが、とても小スケールとは思えません!
いや~年末に良いもの見られて来年は良い年になりそうです
また来年もお邪魔させて下さい