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金融商品の勧誘

2009-01-27 | 心の体験的日記
最近はめったにない
ないところに勧誘は無駄ということであろうが
昨日は、ひさしぶりになんとか証券から電話
即座に、お金ないのでなにも買いませんが、
お勧めはなんですか
と聞いたら、
買っていただけないなら
といって電話が切られた
話だけでもきいたやろうとの親切ごころ?を
発揮したつもりだったのに
それにしても、この金融危機
大変だろうなー
同情はしたいが、今は何があってもおかしくない
自重の時期
まじめに働く時期

良い熱中と悪い熱中

2009-01-27 | 健康・スポーツ心理学
● 良い熱中と悪い熱中
 誰もがそれなりに熱中することがあるのはわかったと思います。
 でも気がついたと思いますが、問題があります。それは、熱中には、悪い熱中もあることです。良い熱中でないと、心もからだもやられてしまいます。
 良い熱中と悪い熱中。どこがどうちがうのか、ゲームへの熱中を例にとって考えてみます。
 ゲームや映画、TVなどは、人を熱中させる仕掛けをふんだんに組み込んであります。たとえば、
・ 大音響やけばけばしい色彩
・ 頻繁な場面転換
・ 魅力的な登場人物
・ 奇想天外なトリック
 こうした仕掛けを見せられれば、誰もが熱中してしまいます。こうした熱中は、いわば、みずからする熱中ではなく、外から強いられる熱中です。いわば、受動的熱中です。
 こういう熱中、ただちに悪い熱中というわけではありません。
・ 日常のつらさを忘れたい
・ ストレスを発散したい
・ 気持ちを高めたい
といったときには、実に有効です。だからこそ、これほど人々を引き付けることになります。
 しかし、こうした受動的熱中が、四六時中続いたらどうでしょうか。しょせん、強いられた熱中ですから、疲れてきます。飽きてもきます。それに、自分を高めるものが何もないそんなものに浸っている自分に嫌気もさしてきます。
 これに対して、同じゲームに熱中するにしても、ゲームそのものではなく、ゲームを作っている仕掛けのほうに興味をもった人はどうでしょうか。
・ どんな仕掛けで、こんな動きが作り出せるのだろうか
・ どんな仕掛けで、こんなおもしろいプロットが生み出せるのだろうか
・ どんな人たちが、どのようにしてこのゲームをつくっているだろうか
などなど、興味はつきません。そして、その興味に駆られて、たとえば、コンピュータ・グラフィックスにたどり着き、その仕掛けの解明にのめりこんでいくとなれば、これは、すばらしいことです。
 これが良い熱中です。良い熱中とは、もう少し細かく言うと次のようなことになります。
① 熱中したことによって、それ以前よりも心身がより高いところに到達していること
スポーツでも勉強でもそうですが、だらだらいやいややるのと、熱中してやるのとでは、進歩の度合いも質もちがったものになります。
② 持続的な努力が伴うこと
  熱中しているときには、努力しているという自覚はありませんが、外からみると、大変な努力をしていることがたちどころにわかります。
③ 知的好奇心に駆られたものであること
 スポーツに熱中する場合でも、ただ身体だけを闇雲に長時間動かしていればよいというものではありません。そこには、知性も投入する必要があります。その一部は、コーチや仲間が果たしてくれますが、最後は自分の知性が試されます。

●狼が来た! 警報の心理

2009-01-27 | 安全、安心、
イソップの寓話「羊飼いと狼」の狼少年の話はよく知られている。度重なる警報「狼が来た!」の嘘が、本当の時に信じてもらえなかった悲劇である。
 この寓話を単に嘘を戒める寓話としてしまうのは、もったいない。緊急時の警報にかかわるいくつかの大事な問題が含まれている。
一つは、警報には「嘘」が付き物だということ。
我々がいる建物の火災報知器は、かつて、実によく「嘘の」警報を鳴らしてくれた。最初は、近くの研究室から院生や教員が廊下に出てきたものの、次第にその数も減ってきた。警報慣れである。
似たような状況は、高速道路などの道路情報などでも起こる。「5キロ先に落下物」「事故車あり」の情報も、すでに片づけてしまった後にも表示されていて、なんだ嘘警報か、と思ってしまう。これが続くと、警報の信頼度がどんどん低下してくる。狼少年の警報と同じことになってしまう。
警報は安全側にバイアスをかけてあるのが普通である。嘘でもそれによって皆が警戒してくれれば、万が一の時には助かるようにしてある。ところが、それが裏目に出てしまう。あまりに頻繁な嘘警報は、警報と見なされなくなってしまうのである。
このパラドックスはどう解決するか。警報に加えて、警報の信頼度も含めた関連情報の提供であろう。マニュアル(取扱説明書)などでは、「危険」「警告」「注意」の3段階に分けてある。****注1***
さらに、サイレンに加えて、なぜサイレンが鳴っているかも知らせる。この情報がないと、いたずらに、不安だけを高めることになる。