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名前を知らない人の著書が多くなった

2010-07-04 | 心の体験的日記
認知心理学関係の書籍の新刊
著者名にまったく知らない人の名前が増えてきた
知らず知らずのうちに現役引退を実感させられる
一方では、えーあの先生、まだ本を出しているんだー
という方々もだんだん少なくはなっているがいることはいる
高齢者意識は、こんなことから次第に形成されていくようだ

ユーモアを受け入れる雰囲気を作る[ポジティブ心理術」

2010-07-04 | ポジティブ心理学
ユーモアを受け入れる雰囲気を作る
 あなた自身がユーモア発信者であること、あるいは、あなた自身、ユーモアを受け入れる人であることを回りにわかってもらうことも大事です。
 そして、さらに、あなたの周りも、ユーモアを発する、あるいはそれを許す雰囲気になってもらう必要もあります。これは、なかなか難しいところがありますが、あなたが率先してそういう雰囲気を作り出すこともあってよいと思います。
 たとえば、あなたがユーモア発信源になる心意気に加えて、相手が笑わそうとする心意気には即応するようにする。あるいは、ちょっとしたおもしろグッズ、元気グッズを自分の身の回りに置いておくなんてことも雰囲気つくりには効果があると思います。

こんな研究をしてきた

2010-07-04 | 認知心理学
こんな研究をしてきた
●基礎研究からスタート
今にして思うと、なんであんなつまらない、毒にも薬にもならない研究をしていたのだろうと思う。謙遜ではない。こうした思いは、多かれ少なかれ多くの基礎研究者にはあるのではないかと思う。
筆者の場合の研究のスタートは、卒業論文である。カタカナ文字の見易さの順位づけをして、その順位を規定する形態的な要因を見つけだそうとした研究をしてみた。「メッシュ化された片仮名文字の見易さの規定要因ーー重回帰分析による検討」として心理学研究に掲載された。これが学会初デビューとなった。
その後、文字認識をもっと幅広く、パターン認識の文脈で吟味してみたくなり、「形の知覚に関する多変量解析的アプローチの現況」さらに「無作為図形の分類作業における手がかり利用の方略」といった論文を書いてみたりした。 
そのうち、漢字という日本古来の素材が形音義という複合した情報を一つの文字に内蔵した興味深いパターンであることに気づき、漢字の形音義を日本人や外国人がどのように処理しているかに興味を持った。そして、「漢字情報処理機制をめぐって 」「教育漢字の概形特徴の心理的分析」「先天盲の漢字存在感覚と漢字検索過程 」「漢字の機能度指数開発の試み」 「日本語の表記行動の認知心理学的分析 」といった論文を書いてみた。
これ以外にも、学生と一緒にやった概念形成に関する研究もある。
ここまでが、筆者の基礎研究時代の研究内容である。研究生活に入っておよそ20年間がたっていた。

実況中継

2010-07-04 | 心の体験的日記
今、ラジオでさっかーの実況中継をしている
アナウンサーの記憶力
どうなっているのだろう
瞬時に、ボールをけった選手の名前を口にして
状況を記述する
これも技なんだろうなー
記憶力
観察力
表現力
実況中継の認知心理学なんてテーマ、
ありそうだなー

日本の心理学者3大故人

2010-07-04 | 心理学辞典
●みなみひろし(南博)
社会心理学者。東京都生れ。京都帝国大学卒。一橋大学教授。アメリカでphD取得後1947年に帰国し、アメリカ社会心理学を日本に導入し、国民性から大衆文化まで広範かつ多彩な社会現象の背後にある心理を解き明かした。著「体系社会心理学」など。(1914〜2001)

●みやぎおとや(宮城音弥)
心理学者。東京都生まれ。京都帝国大学卒。昭和医学専門学校卒(医師免許取得)。東京工業大学教授。心理学の普及に尽力し、さらに、県民性の心理や犯罪心理などの日常心理学の新領域を開拓した。著「心とは何か」など。(1908〜2005)

●はたのかんじ(波多野完治)
児童・教育心理学者。東京都生まれ、東京帝国大学卒、お茶の水女子大学学長。児童心理、視聴覚教育、言語教育の分野で、以後の発達・教育研究の里程標ともなる数々の業績を残した。ピアジェの紹介者でもある。著「児童心性論」など。(1905〜2001)