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感情マネジメント

2010-12-14 | 健康・スポーツ心理学
感情マネジメントは個人の幸せ第一で

 マネジメントの心理学的な研究はごまんとあります。がまんとはあっても、それらに共通しているのは、組織パフォーマンス(企業利益)を向上させるにはどうしたらよいかです。そこに、安易に、組織感情の話を持ち込むと、組織に個人のもっとも私的な世界さえもささげて、組織パフォーマンスを挙げさせようとするなんて御免蒙る、ということになりかねません。
 したがって、高橋克徳氏が言う「組織は、そこに関わる人たちを幸せにする一つのツールでしかありません」という前提が、ここでは絶対に必要です。この前提があっての組織感情のマネジメントです。

メールの特性その2

2010-12-14 | わかりやすい表現
瞬時性と応答性

アメリカ在住の日本人研究者と仕事の上の打ち合わせを何度かしたことがある。また、アメリカ在住の卒業生から大学院に入るのでと、推薦状を頼まれたことがある。
いずれもメールである。びっくりするのは、ほとんど瞬時に相手に届き、瞬時に返事が返ってくることである。このスピードは人間わざ?とは思えない。

 こうしたコミュニケーション環境になれるてしまうと、返事がほしいメールが1日たっても無応答だと、いらついてくる。2日も返事がないと、あれこれと心配したり、よからぬことを考えたりしてしまう。

筆者の場合は、朝昼晩の3回に限定しているが、それでも気になるメールを待っているような時は、この禁を破ってしまうことが多い。ひどい時には、メール対応の合間に仕事をしているような錯覚に陥ることもある。

「認知と学習の心理学」より