子どもと教師のための安全教育への提言 第42回学校安全研究大会講演要旨
東京成徳大学教授 海保博之
はじめに;安全教育の課題と領域
学校における安全教育の課題と領域は多岐にわたっている。さらに、カリキュラムの上で安全教育はその位置づけもしっかりとはなされていない。そうした中で、安全教育の実を挙げるのは簡単なことではない。
本稿では、個々の教師がホームルーム、あるいは総合学習の一部として実践することを想定しての安全教育のための提言をしてみたい。
安全教育には、領域としては、「事故防止」「防犯」「防災」の3領域、それぞれについて、課題は、「未然防止」「適切対処」「アフターケア」をどうするかの3つがあるが、本稿では、「事故防止」の領域での「未然防止」に限定して提言してみたい。
東京成徳大学教授 海保博之
はじめに;安全教育の課題と領域
学校における安全教育の課題と領域は多岐にわたっている。さらに、カリキュラムの上で安全教育はその位置づけもしっかりとはなされていない。そうした中で、安全教育の実を挙げるのは簡単なことではない。
本稿では、個々の教師がホームルーム、あるいは総合学習の一部として実践することを想定しての安全教育のための提言をしてみたい。
安全教育には、領域としては、「事故防止」「防犯」「防災」の3領域、それぞれについて、課題は、「未然防止」「適切対処」「アフターケア」をどうするかの3つがあるが、本稿では、「事故防止」の領域での「未然防止」に限定して提言してみたい。