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論文ねつ造

2013-08-02 | 教育
実際の科学の現場では、第三者による再現実験というものはほとんど行われていない。
@@@@@引用

実験科学では、再現性が大事
その結果がどのようにして得られたかを
他の研究者が再現しようと思えばできるような情報を
きちんと書く
しかし、確かに、再現実験はあまりしない
なぜなら、2番せんじになりつまらないから
それでも、科学がここまで進歩してきたのは、
再現性の基準が機能してきたからだと思う


うっかりミスに対処する

2013-08-02 | ヒューマンエラー

 日常生活の中では、用具を使った多くの行為は、習慣になっているので、ほとんど無意識的かつ自動的に行なわれる。
 すべてがいつもと同じならうっかりミスも起こらないが、状況と用具と人(認知・行動)の3項関係には、実はごく普通にギャップが発生していて、それが、うっかりミスを引き起こす。
 たとえば、包丁を使っている場面なら、次のようなケースである。いずれも、怪我につながる可能性が高くなる。

 ・状況と用具のギャップの例
   手をまな板代わりにして包丁を使う
 ・状況と人のギャップの例
   包丁を使っているとき子供に注意をとられる
 ・人と用具のギャップの例
   急いでいたのでいつもより切れる包丁を使った

 生活用具の多くは、健常者の成人による使用を想定して作られている。したがって、高齢者や幼児には、ごく普通に使っても状況や用具とのギャップが出来てしまう。
 幼児なら状況や用具からロックアウト(締め出し)してしまえばよいのだが、いつまでもロックアウトばかりでは、用具使用に習熟する機会を逸っしてしまうし、用具使用にかかわるリスク感覚が育たない。保護者と協同の下で少しずつ機会を与えていく必要がある。
 生活しなければならない高齢者では、ロックアウトというわけにはいかない。高齢ゆえの認知・行動の衰えに配慮した状況や用具の設計がどうしても必要となる。

◆リスキーシフト

2013-08-02 | 心理学辞典

◆リスキーシフト(危険偏向)(risky-shift)〔心理学〕

集団討議で物事を決めると、そこには独特の決定傾向がある。リスキーシフトもそのひとつで、1人のときよりも危険を含んだ、しかし、利得の多い(ハイリスク・ハイリターン)決定をしてしまう傾向である。

「赤信号、みんなで渡れば恐くない」である。決定の責任がメンバーに拡散することが、要因のひとつらしい。しかし、集団極性化現象も知られている。集団討議すると、討議前の態度・意見がよりいっそう強化されて、より極端な方向に意見がかわっていく傾向である。リスキーシフトは、この片方への傾向である。

「心理学用語の基礎知識」は、これにて終了
現代用語の基礎知識の過去、10年にわたり書いたものです
なお、現在は、「心理学」のセクションはなくなりました

リストラ

2013-08-02 | 心の体験的日記
40代、50代がリストラの対象なんてねー
一番、教育費などがかかる時期
そんなときに大黒柱がリストラなんて
いくつかのケースをネットの記事で読んだが、
とてもではないが、読み続けられない
日本の会社、これも大企業のようだが、
こんなすさまじいことになっているのかなー
バブル期大量採用者がだぶついているらしい
それをみている若者
自分の将来をそこにみて
びびってしまうのは当然
結婚なんてとても危なくてできないと思うのではないか
大変な時代になったもの
「参考」
大企業の3割が最近5年間で退職勧奨を実施しているほか、中小を含む企業の約2割が「仕事に必要な能力の欠如」などを理由にした普通解雇や、業績悪化などに伴う「整理解雇」に踏み切っている実態が、労働政策研究・研修機構の調査で明らかになった。政府の規制改革会議では「日本の解雇規制は厳しい」と指摘されているが、企業の労働問題に詳しい小川英郎弁護士は調査結果に「日本の解雇規制の実質は厳しいのではなく、緩やかだという現実を物語っている」と話している。(毎日新聞)