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お上「名言の心理学

2011-11-17 | 名言の心理学
「お上」は永遠に崇拝と批判の対象であり、
持ち上げられ、叩き落とされる。
(勝間和代「まじめの罠)

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

「お上」。
広辞苑では、「御上」。
天皇、政府、官庁に加えて
朝廷、幕府、貴族、
さらに
主人
料亭のおかみさんまである。

いずれにしても、今では、括弧付きでしか使わない古色蒼然ことば。
それでも、日本人の心の深層には埋め込まれていることばだと思う。
民主主義を謳歌する日本人ではあるが、
「お上」への過大な期待
それを「お上」が裏切ったときの、異常なまでのパッシング。
そんなこと、ちゃんとそっち(「お上」)がやってよ!
というお任せ意識と横着さとが混在した、
極めて非民主主義的だがもっとなところもある反応。

しかし、ここは民主義の原点にもどり、
みずからの負担、判断をもう少し引き受けるようにせねばならない。
ほとんど杞憂ではあるが、
とんでもない独裁者が出さないためにも。
日本が破滅しないためにも。





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1 コメント

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Unknown (桜香)
2011-11-17 05:10:27
ヒトラーについて書かれたせんせいのご記事連想


確か
ヒトラーを生んだ当時のドイツ
ものすごい不況

理想が実現するかのやうなヒトラーの弁舌に国民がなだれ込んでいき
独裁を止めることができなくなった


豊かになりさえすればいい

さやうな感情をあやつって独裁者が生まれる

まかりまちがへば
日本にも
そんな落とし穴があるのかもしれないです

勝間氏の語る
『罠』が何を意味するかは未読につき
わからないですが
f^_^;

日本
しなやかに元気になってほしいです


さう
義憤について冷静に分析している
勝間氏のコメントを読んだことがござひます
さすがと感じたです



EH
いちどは
そんな切れ者バリキャリにも
なってもみたかった





ギャッ(゜∀゜;ノ)ノ
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