おはようございます。
日本は台風10号の接近で大変なことになっているようです。
自衛隊員22000人も動員されることになっているそうです。
被害に遭われている地域、被害が予想されている地域の皆様には最小限の被害で済むように願っています。
そして国の防衛ばかりではなく、このような災害に対する救援を惜しまなくされている自衛隊員の方たちは勿論のこと、大勢の救援活動に尽力を注いでいる皆さまに、アメリカよりお礼を述べます。
本当にご苦労様です。
でも台風10号は過去最大級の台風とのこと、心配です。
お約束のサイエンス編の続きですが、ブリジストンがゴムと樹脂を分子レベルで結び付けた世界初のポリマーの開発に成功したと2018年5月に発表しました。
このポリマーは、一般的な合成ゴムより耐破壊特性が高い天然ゴムと比較して、耐亀裂性が5倍以上、耐摩耗性が2.5倍以上、引張強度が1.5倍以上という画期的な性能を有します。
このポリマー(HSR:High strength rubber)は天然ゴムを超える強度と耐摩耗性を有することから、例えばタイヤの次世代材料として有望であり、より少ない材料使用量でタイヤに求められる様々な性能を達成できる可能性があります。
ちなみに、HSRは、ブタジエンやイソプレンなどの合成ゴム成分とエチレンなどの樹脂成分を当社独自の改良型Gd触媒を用いて分子レベルで結びつける(共重合)ことにより開発したハイブリッド材料です。
2019年9月にはこのポリマーをさらに進化させた「SUSYM]を発表し、認知拡大を図り、次世代ポリマー素材として応用することを通じて、タイヤ材料としての枠組みを超えた多様な分野への貢献を目指した。
SYSUMは従来のゴムよりも高強度・高耐久であるとともに、(1)穴が開きにくい(耐突き刺し性)、(2)治る(再生・修復性)、(3)低温でも強い(低温耐衝撃性)などの性能が飛躍的に向上しています。
*上の文章はブリジストンのサイトから頂戴した情報です。
大林組のスペースエレヴェーターもすごいけど、このゴムとプラスティックの新しい触媒を使った重合方法を見つけたブリジストンもすごいですね。
更に今日見た動画では大阪大学も武漢ウイルスに関して優れた発表をしています。
かんわいんちょーの動画で知りました。
武漢ウイルスの重症化にはいろいろな臓器での小さな血栓形成が知られています。
その血栓により、あちらこちらの臓器に臓器不全が起こり重症化が起きます。
今日見た動画ではアメリカの著名な科学雑誌(PNAS)に、日本で開発された関節リュウマチ(自己免疫疾患)の薬、❝アクテムラ❞が、炎症を起こさせるIL-6 と言う成分を抑制し、それによりPAI-1 (血栓形成に関与する成分の一つ)をも抑制すると言う論文を発表したとのこと。
PAI-1を抑制することにより、武漢ウイルスでの重症化である臓器不全を抑えることができるかもしれないとのこと。
日本人はいい仕事をしてますね。
こう言った良い仕事は特許と言う形でしっかり守っていきましょう。
守っても盗んでいく国がありますが。
エリー湖の写真 向こうに見えるのはクリーブランドのダウンタウン
野球場
ハブグレジュンタのマミー