昨日は歯のインプラントをやってきました。
この道10年の専門歯科医で、さすが上手で30分でねじの入れ込みを終わりました。
8月に抜いた歯のところ炎症があったので、4か月歯抜けババーで過ごしました。
日本に帰った時も歯抜けでしたが、ま~奥歯なのでそれほど目立ちませんでした。
かり歯を入れるとなると800ドル余計にかかるのでやめときました。
この後また3か月待ち、クラウンやらなんやらを入れて終わるとなります。
先日書いたように獣医も高いけど、歯医者もべらぼうに高い。
これで4本目のインプラントです。
一番最初のは前歯の隣でもう25年は経っていますが、しっかりとしています。
おととしやった奥歯2本も今のところ大丈夫。
この3本をやった歯医者は二人とも退職、と言うか1本目の歯医者は当時でも結構お年だったので、もうこの世にはいないかも。
今回のインプラント最終的に保険なしで4800ドルかかります。
私の母は早くから総入れ歯をしていました。
それを見た私は、❝ぜったい嫌だ!❞なんです。
つくづく感じます、アメリカは金がかかる国です。
夢を追いかけてアメリカにやってくる日本の若者、または何も考えずにやってくる日本の若者はそんな現実をよくよく見極めてきてくださいな、甘くないで!
さて今日の話は❝目先の利❞と言う説法です。
なんてね、説法なんて哲学的ではなく体験的お話です。
私はロングターム・ビジョン(長い目)を持つことがだ大事と信じている。
と言うことで、私がアメリカの大学院を卒業して務めた会社が、このロングターム・ビジョンを持ったところでした。
面接に行ったときいろいろ話を聞いて、❝あれまー、これから先15年はかかるであろう、そして世界初と言うこともあり成功するかしないかわからない研究に、これだけの年数と金をかけるなんてちょっと考えられない会社だな~❞、と驚くというか感激したのを覚えています。
勿論、当時教授の助手で月530ドルの給料しかもらっていなかったので、その給料から見たら月とすっぽん(それほどでもないか)の違いもあった給料も感激しましたが。
これでひょっとしてBMWなんか買えるかも、と思ったけど結局はボロクソワーゲンの一番安いのしか買えませんでした。
日本では1年間公務員しかしなかったので、アメリカの会社と比べて日本の会社でもこのようなロングターム・ビジョンをもって研究しているかどうかはわかりませんが。
ちょっと話は変わって友達関係において、❝目先の利と遠くの利❞と言うことを考えたことはありますか?
私は❝利❞を考えて友達付き合いはしませんが、時々❝なんでこの人こんなことをしたんだろう❞と思わされることがたまにあります。
つまり❝目先の利❞を考えて長い長い友達付き合いをおじゃんにする、めったに起こることではありませんが。
やってる本人は気づかないでしょうが、私は結構繊細なところは繊細なので嗅ぎ取るんですよ。
それでその友達のすべてが見えてくるのです。
そんなことが最近あったので娘にも話をしたんですよ。
友達付き合いは❝目先の利❞を考えちゃだめだよ、って。
ハブグレジュンタのマミー
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