一夜にしてドジョウが注目株に。
どじょうがさ 金魚のまねすることねんだよなあ
どじょうの政治を目指すという民主党の野田佳彦新代表の話に出てきたフレーズです。
相田みつをさんの言葉だとか。
実は私もどじょう好きだ。
どじょう好きと言っても食べるほうのどぜう鍋というわけではなく。
少し前から金魚と一緒に飼っています。
もう2年以上にはなると思うのですが、結構、長生きするものですね。
このどじょうが、なかなか良い表情をしていて、見ていて飽きないんですよね。しかも、当初は慣れない水槽で、夜も昼もなく、大暴れをしていたんですが、最近はすっかり慣れて、自分の居場所と思っている様子。
金魚とも共存しています。
それでも、妻はどじょうが好きになれないようで。どぜう鍋同様に、好きか嫌いか、どちらかに分かれる傾向があるかもしれませんね。
さて、そんなどじょう宰相を目指す野田氏。
意外と私的・詩的な表現をされるんですね。あまり想像しない一面でした。
産経新聞 8月29日(月)22時46分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110829-00000637-san-pol
民主党の野田佳彦新代表が代表選でおこなった政見演説の要旨は以下の通り。
昭和35年、日本社会党の浅沼稲次郎委員長が刺殺された。母に理由を尋ねると「政治家は命がけなのよ」と言われた。初めて政治を意識した瞬間だった。
初めての選挙は62年4月の千葉県議選。半年前から毎朝、街頭に立ち昨年6月まで四半世紀続けた。(平成8年衆院選で)105票差で敗れた。「一票は重い」と言いながら徹しきれなかったと痛切に反省した。一人一人を大切にする政治は私の原点だ。民主党の同志も大切にする。排除の論理は絶対に通さない。
朝顔が早朝に可憐(かれん)な花を咲かすには何が必要か。答えは夜の闇と夜の冷たさだ。夜の闇と冷たさの中で明かりと暖かさを求めている人が大勢いる。今こそそんな政治を実現したい。
中産階級が日本の底力だった。こぼれた人はなかなか上がって来られない。そこに光を当てるのが民主党の「国民の生活が第一」という理念だ。理想を掲げながら現実に政策遂行するのが私たちの使命だ。
財政を担当し税金の使い方を改めた。議員定数削減、公務員定数と人件費削減にも全力で戦う。それでも足りないときは国民に負担をお願いするかもしれない。政権与党は幻想を振りまくだけではいけない。
相田みつをの「どじょうがさ 金魚のまねすることねんだよなあ」という言葉が好きだ。首相になっても支持率はすぐ上がらない。だから解散はしない。政治を全身全霊を傾けて前進させる。どじょうの政治をとことんやり抜きたい。
期待をすべきと思うんですが、こういうときに、あまり自虐的な話は好感は持てないんですよね。
どじょうは金魚のまねすることもないが、
どじょうはどじょうであることも主張しない。
どじょうだもの。
「どじょう」違いで、こんな政権のドサクサ紛れに大事なニュースが流されているのも、すごく気になるんです。
なぜ、今日、わざわざ発表するのか?
朝日新聞 2011年8月29日22時6分
http://www.asahi.com/national/update/0829/TKY201108290502.html
東京電力福島第一原発から半径100キロ圏内の土壌の汚染度を調べた初の地図を、文部科学省が29日公表した。全国の大学や専門機関が約2200カ所の土を採取し、事故から3カ月後の放射性セシウムの濃度を調べた。除染や避難区域の見直しなどの基礎資料とする。
文科省の調査には延べ129機関、780人が協力した。80キロ圏内は2キロ四方、80~100キロ圏内は10キロ四方に1カ所の割合で、それぞれ5地点で深さ5センチの土を採取。6月14日時点の、半減期が2年のセシウム134と、30年の137の値を出した。
汚染度が高い地域は、原発から北西方向の半径40キロ圏内に集中していた。最も高い大熊町の1地点では、セシウムの合計値は1平方メートルあたり約3千万ベクレルに上った。チェルノブイリ原発事故では、55万5千ベクレルを超えた地域は「強制移住」の対象となったが、今回の調査では、この値を超えた場所は約8%に上った。
どじょうはどじょう。事実は事実。
逃げずに正面から、ドロドロになって、こうした問題にぶつかってほしい。
民主党もさ 自民党のまねすることねえんだよな
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