NHKスペシャル「無縁社会」を観ました。
NHKの調査で一昨年、いわゆる無縁仏となった人は32,000人。
ボクは新聞の番組紹介で見たときに、これは多いな、と感じて、
思わずテレビの前にいました。
年間の死亡者が100万人強ですか。すると大体3%。
自殺者も同じくらいでしたよね。
みなさんは、どんな風に感じられるでしょうか?
本当に身元が分からないままに亡くなった人は「行旅死亡人」という表現になるそうなんですが、
この番組では親族等の関係者が受取をしないケースも含めて追いかけていました。
(32,000人は、親族等の関係者が受取をしないケースも含めての人数。)
一番気になったのは、既に自分は独りだと認識して、
生前に自分の墓はもちろん、死後の面倒(葬儀や自宅の整理等)を見てもらうNPOに登録している話・・・
そういう人が増えているからか?そういうNPOも増えているということなんですよね。
何が良いのか?
安易なことは言えないのですが、新聞の番組紹介に書いてあった
「人は容易に社会とのつながりが途切れてしまう、という現実。」
という言葉の重み・・・
墓をどうするか?線香をあげてくれる人がいるのか?
という問題以前に、生きる(どういう死を迎えるか)という日常で、
「独り」という問題(少子高齢化も進んでいくでしょうし。)が
これからもっとクローズアップされるのでしょう。
何が本当のセーフティネットなのか?
首相の施政方針の「新しい公共」ではないですが、
お金ではない、もっと大切なものがありそうな気がしました。
NHKの番組紹介に書かれている「地縁」「血縁」「社縁」、その他いろいろな縁・・・
ボクらが機軸にしていかないといけないのは、何なんでしょうか。
再放送は、
2010年2月3日(水) 午前0時45分~1時43分 (2日深夜) 総合
だそうです。
もし興味があれば、是非、ご覧下さい。
僕もこの番組たまたま見ました。いろいろ考えさせられる内容でした。
これから団塊の世代がどんどん高齢化していく中で、日本はどのような社会になっていくんでしょうね。
関連するエントリーを書きましたので、TBさせてもらいうました。
オカダさんのブログにコメントさせていただきましたが、
縁よりも円・・・
そういう方向から少しずつ、揺れ戻しが来ているのでしょうか。
団塊の世代のリタイア問題から、
少しずつ高齢化問題に変わっていくのは必然です。
年金や健保などの「円」の問題ばかりが今は注目されがちですが、
そのあたりも含め変化を期待しつつ・・・
ボクらには何が出来るんでしょうかね。
ホント、いろいろと考えさせられます。
多くの人がこの事に感心をもってくださる。
世の中、すてたものではないと再認識して
おります。助け合い、共助、大いにやりたい
ものです。
助け合い、共助・・・
大切ですよね~
がんばります!