考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

心惹くひそやかさ

2010-05-19 22:37:07 | 徒然なるままに

何の花でしょう?
(答えは後ほど)

最近、何だか変な風邪をひいた感じ・・・
鼻水&体がちょっとダルめ。

そんな感じで、鼻の調子は悪いんですが、
最近、通勤路にある柑橘系の花がいい匂いを漂わせているんですよね~
その花が下の写真。↓

 

匂いも自己主張が強いですが、花もなかなか自己主張が強いです。

その花の近くに冒頭の花も咲いているんですが・・・
その花のことを、5/15(土)の日経新聞夕刊に歌人の大辻隆弘さんが書かれていました。

目立たない。人知れず咲き、人知れず散ってゆく、そんな花だ。
私は、この花の慎ましやかな風情が好きだ。
ちょっと疲れていて、職場に向かいたくない朝などは、
なおさら、この花のたたずまいに心惹かれるのである。

この花は本当に目立たないんですよね。
実は誰でも知っていると思うんですが、ボクは去年までは花を見た覚えがなかったんですよね。それで、ちょっと注目していました。

正解は・・・

柿の花

先ほどの大辻さんの話に、短歌が紹介されていました。

柿の木の若葉はいろの寂しきにちかづき見れば花を持ちたり  植松寿樹

花の色が目立つわけでも、花が大きいわけでもなく、
足早に通り過ぎるだけでは匂いも感じない。
まさに、いつ咲いたのかも分からない、そんな花。

いいじゃないですか。

本当に目立たないでしょう?↓

 

これがつぼみです↓

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