考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

ミッションを語れること

2010-05-07 23:59:59 | 商売
今日、Hayグループのnewsletterを同僚がまわしてくれました。
ボクが読みたがっているような記事だと気を使ってくれたかな(笑)。

経営イノベーション対談ということで、ノバルティスファーマの三谷宏幸社長の話がありました。なかなか印象的な言葉がいくつか。
特に良かったのが、社長のミッションとは何か?という問いに、
大事なミッションは会社を成長させること。』であり、
当社の企業目的は「人々のいのちと健康に貢献する」で、この大事なミッションを果たすためには会社を成長させなければならない。成長というのは、売り上げの成長だけではなく、人の成長も含めてということです。
、と。

ミッションの内容自体ももちろん良いと思ったんですが、
それよりも、ボクが読んで良かったと思ったのは、
自分のミッション、そして会社のミッションと自分のミッションの位置づけをキチンと語られていたことなんですよね。
簡単なようで、なかなか難しいことだと思います。

そのほかにも、価値観や文化、人材育成のこと、リーダーのこと、、、
とても勉強になる話でした。

だけど、同僚は「でも、こういう話は自分たちじゃないですよね。」と、
(経営の話だと思うという趣旨だと理解したんですが)
さらに「この会社は業績はどうなんですかね。」(←業界が違うこともあって本当に知らないということです。)
と非常にクールな意見を言っていました。確かに、それは正しい!
優秀ですよね。なかなかそんな風に割り切れないのがボクだったりします。

まぁ、そういう正論を置いておいても、
人事の担当者としては、会社はこうありたい!こうあって欲しい!
という思い(もしかしたらミッション?)が大事だと思っているので、
イメージ、意識の一つとして、ボクはインプットしておきたいんですよね。

この話の中で、三谷社長も「視点を変える」ことの大事さにも触れられていましたが、
ボクの仕事的にも、答えがない「人の事」で、いろいろな視点からみるため、
いろいろな思考をめぐらせるための引き出しに、ちょっと入れておきたい話でした。

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