「心から、心から、心から、お願い申し上げます。」
と、日本の首相が自らが代表を務める政党の議員に頭を下げて、声を張り上げてお願いする様。
お願いする相手が違うと思うが、野田首相は民主党議員の先に何を見ていたのか。国民であれば良いのだが、財務省か、それとも自民・公明の影か。
自民党からすれば、普通に取り組まれれば、かなり劣勢であったはずの国会で、自らの政策をまさに他人のふんどしで通してしまおうという大技炸裂。民主党の世紀の公約違反もそうだが、これは議会制民主主義を考える上で大きな事件ではないかと思う。
自民党からすれば、国会でも平気で民主党内の人事に言及できて、今国会は何でもあり。「小が大を喰う」とは華麗なる一族の名言だと思うが、まさにそんな心境ではないか。
そんな国会は民主党内の造反云々の話題で一杯だ。
マスコミは、まじめに消費税や社会保障、さらには国家財政を語るのは我々国民には難しすぎるだろうと、小沢一家の仁義なき戦いを演出・編集しながら、政治への不信感だけを煽ってくれる。
そして、民主党は分裂にまっしぐらだ。
今となれば清くない、真っ黒な一票を投じてしまった私としては、分裂を歓迎したい。
政党としてとか、党議拘束とか言うが、そもそも公約・マニュフェストありきの政党ではないか。「政権交代」のマニュフェストがなければ、多くの民主党議員はこの国会の場にいなかったわけで。
消費税の賛成派も、反対派も、嫌な顔をしていると思う。
民主党議員は、採決の前に鏡を見た方が良い。
私は今回の件にはつくづく参っていましたから
同感です。
ノダ総理の遣り方は大反対ですから。(笑)
すみません。しばらくご無沙汰をしておりまして。
>ノダ総理の遣り方・・・
本当に私も残念です。これが民主主義だとしたら、詐欺師も自由経済ということで許されるべきでしょう。
なんだか、首相が難しい言葉を腹に力を入れて話す映像を見るだけでも嫌な思いを感じるほどになってきました(笑)。