考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

始まりはどこだったのか

2009-05-21 23:35:35 | 徒然なるままに

新型インフルエンザ・・・
昨日、ついに東京でも確認されて、今日は都内で2例目、関東で3例目の感染が確認されたようですね。

30代女性から新型インフル=都内で2例目-東京都(時事通信) - goo ニュース

3例とも感染はアメリカだった可能性が高いのだとか。
先日から書いていますが、これは明らかに「水際」の漏れ、
そろそろ出来ることと、出来ないことをボクらは理解すべきじゃないかと思いますね。
ハッキリしているのは、潜伏期間中はもちろん、発症していても簡易検査での見逃しはあるということ。
完全に阻止するためには、鎖国しかないということでしょう。

そして、昨日の例では、感染者の所属する学校が学校閉鎖になったのだとか。
アメリカに行っていた学生を全員自宅待機させれば良いだけのような気がしますが、こういう反応で良いんでしょうかね。

「水際」にしても、こういう過敏な「閉鎖」にしても、
基本的には排除の理論です。
ボクには、とても違和感があります。

しかも、感染者は犯罪者のように行動を暴かれながら、
病気になったことを謝罪する。
学校には抗議の電話や、取材する記者が来て、
校長は泣く。
これで良いのか。

本当にパンデミックなる恐怖から社会を守るには・・・
どうしたら良いのか?

ボクは、出来るだけ、人を分散させるしかないと思うんですよね。
今こそ、地方の復権を!
マスクで防御するより、人ごみに近づくな!
と、そんな風に感じています。

 

そんな新型の渦中、
裁判員制度が、ひっそりと始まりましたね。

法の番人としてではなく、一般人の姿でボクらは人を裁けるのか?

日経夕刊では「市民の良識 法廷へ」という見出しがありましたけど、
「良識」という重荷を背負って、ボクらはどんな社会を作りたいのでしょうか。

いろいろ始まった気がする今日この頃です。

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