熱しやすく、冷めやすい。喉元過ぎれば、熱さを忘れる。・・・
TPPを巡るしばらくの動きを見ていると、いろいろな言葉が思い浮かぶ。
TPPは単なる関税の問題ではなく、消費税を増やすなどの議論よりも、もっと幅広い視点と、長い目が必要だと思う。こうなった以上は、国会で腰を据えて話し合い、次の選挙で選択肢を示して欲しい。
それにしても、TPP賛成の一部の論者の意見は下品だ。反対論者に品があるかといえば、そうでもないが・・・それにしてもだ。
反対する人は「情弱」(情報弱者)だと切り捨てる。
自分の情報が正しくて、自分と意見を異にする人の情報は正しくないというわけだ。そう思うのは分からなくはないが、私の感覚であれば、そう思ってもそうは言わない。礼儀だろう。こういう日本流の礼儀なども国際化の名の下に切り捨てるというのがTPPの趣旨の一つだ考えているのだとしたら、まぁ、そういう言動もありなのか。
百歩譲って「反対する人は情弱」だとしたら、情報弱者だからこそ、こうした大きな変化の流れにはリスクが伴うわけで、反対するのも当然であろう。
アメリカの顔が見えれば見えるほど、長いものには巻かれろ的なあきらめ論が増える日本の精神性から変えるべきではないかと私は思う。TPPの前にそこから始めようじゃないか。
話は変わりますが、ジャイアンツの内紛?清武球団代表・GMのナベツネ氏への突然の反旗が話題になっていますね。
ジャイアンツファンでもナベツネ氏への必ずしも好意があるわけではなく、逆に好意がある人の方が少ない気もしますが・・・それでも、今回の清武氏の暴発には同意できない人が多いんじゃないですか。今シーズンは散々無策のまま敗れた試合が多かったという印象だけに、清武氏が守ろうとしたのがコーチというのは、なかなかファンの理解も得難かったのではないでしょうか・・・
ある意味、ジャイアンツの伝統芸の大物選手の獲得を封印したことについては、清武氏の功績も少なくないとは思いますが、、、これから、混乱を極めるコーチ人事もしかり、こうして球団という会社相手に喧嘩を仕掛けた取締役をどうするのか???改めて人事は難しいと感じます。
かと言って、長いものには巻かれろ的に、いつまでもナベツネ氏の言いなりというのも、球団としても、日本球界としてもどうかと思いますが。日本シリーズの熱戦、真っ只中、野球ファンが白けちゃいますよね。
いつもほめていただき、ありがとうございます。
自然に長いものに巻かれ続けている私ですが・・・
少なくとも巻かれていることに気がつけるようになりたいな、
なんて考えています。
よいご意見です。考えさせられました。
ナガイモノにマカレロ
良い意味でもそうでない意味でも
良く使われます。
考えさせられました。