今日はラグビー大学選手権の二回戦。
二回戦は準々決勝で、4試合が今日、一日で行われました。
東京の秩父宮ラグビー場で2試合、名古屋の瑞穂公園ラグビー場で2試合。
応援する早稲田大学は瑞穂での試合だったので、今日はスタンド観戦は断念して、
ケーブルテレビのJ-sportsで観ていました。
金曜の夜から結構、寒いですよね。天候が良ければ、秩父宮の試合を観に行こうかとも思っていたんですが・・・
試合的には、瑞穂の一試合目の東海大学対天理大学、秩父宮の二試合目の慶応大学対帝京大学の2つの試合に興味がありました。結局、朝からなんやかんやでバタバタして、早稲田の試合だけしか観れずだったんですが、東海と帝京が勝ったようですね。
東海の勝ち方、帝京の対抗戦の敗戦のリベンジ、どうだったんでしょう?
天理や慶応も両校とも、対戦相手次第では次の試合があってもおかしくなかったと思います。でも、勝負事ですので、最後は勝つか、負けるか。残念でした。
それにしても、帝京。昨年は同じ二回戦で早稲田を撃破、今年は慶応を撃破。どちらも、この選手権の前の対抗戦では帝京が負けているんですよね。
長いシーズンをどう闘うのか?という戦略・・・
今年のプロ野球の千葉ロッテマリーンズではないんですが、最後に笑うため、日本一の称号のための調整やピークの作り方という点では、非常に興味深いです。
さて、早稲田の試合・・・
相手は関学。関東学院ではなく、関西学院。
結果からいえば、関西リーグの2位の関西学院大学相手に62-12。
点差的には圧勝でした。
点の取り方は、足の速くて上手いバックスの選手の力を見せつけたといえば、そうだと思いましたし、逆にバックスの個人の力(だけ?)が目立ったゲームだったようにも思います。
もちろん、良い悪いではなく、これもチームの特長でしょうから。
一方で、点の取られ方は、反則で得たペナルティを、堅実にタッチキックで陣地を前に進めた関学。ラインアウトから、固いフォワードのモール攻撃によるトライが2本。
押して、取り切った関学を褒めるべきかも知れませんが、早稲田もズルズルと押されて、工夫も感じられないままの結果。トライに悪くない取られ方と、悪い取られ方があるとすれば、後者だと思いました。
少なくとも今日は押し返すシーンは観れなかったと思いますしね。
そんな次の試合は宿敵、明治大学。
関西の2チームを相手に勝ち上がった早稲田に対し、明治は関東リーグ戦の2チーム相手に勝ち上がり。どちらも、無難な勝ちっぷりで、迎える正月2日。
対抗戦での早明戦では、お互いの意地の勝負で、結果的には早稲田が完勝しましたが、
次はどうなるでしょうか?
早明が準決勝で激突 ラグビー全国大学選手権(デイリースポーツ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101226-00000029-dal-spo
個人的には、明治が勝負のポイントをフォワードとバックスのバランスなんて感じで少しずらしてきたほうが早稲田としてはやり易いように思います。明治がまさに雪辱戦で、再度、フォワードの意地を見せてくるようだと、結構、怖いです。それが、明治の伝統であり、明治が明治である由縁ですから。
逆に早稲田も、当然のようにバックス勝負でいってほしい。
ただし、良いと思われているバックスの攻撃にもう一工夫ほしいところではないでしょうか。
キーマンは、ここのところ控えで途中出場が続いている田邊選手ではないでしょうか。好調の坂井選手をウイングに回して、アクセントとして田邊選手をセンターに。対抗戦でも何試合か、今日も後半の途中からこのシフトでしたから、急造ではないわけですし。
前に勝っているからこそ、やりにくい面も大きいでしょうから、(勝負を)単に受けるのではなく、攻めて工夫するような部分を出してほしいんですよね。
昨年の帝京と早稲田、今年の帝京と慶応の例があるように、必ずしも前の勝負で決着はついていません。
勝負は、まさにこれからなんでしょう。
正月のラグビーが楽しみです。
<今日の試合結果> 第47回全国大学ラグビーフットボール選手権大会
明治大学 60-7 流通経済大学
天理大学 6-27 東海大学
早稲田大学 62-12 関西学院大学
慶應義塾大学 7-38 帝京大学
http://www.rugby-japan.jp/national/schedule1772.html
来年も、と言いましても明日からですが(笑)
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