今日は東京マラソンの日でした。
http://www.tokyo42195.org/2011/index.html
新宿から地下鉄丸ノ内線に乗ったんですが、新宿駅から乗る人も多かったですし、すでに新宿駅に着いたときにも多くの人が乗っていました。普段はすいているはずの休日の地下鉄が、なんだか不自然な混み方だったんですよね。
時間が朝の9時半過ぎくらいだったと思うので、新宿でスタートから応援していた人が銀座辺りに移動された感じだったのでしょうか。ランナーだけではなく、応援する人にとっても一大イベントだったんでしょう。
そういえば、先日、同じ丸ノ内線で東京マラソン応援仕様の電車に遭遇したんですよ。
電車が入ってきた瞬間から窓に見慣れぬ大きな影があって、驚いたんですが、中に入ると、それが選手のランニング姿の写真だということが分かって、そういうことかと納得。しかも、出口のドアにゴールテープのデザインまであって、なかなかインパクトの大きな広告でした。
東京メトロがこの大会の特別協賛というのもあっての演出でしょうか。
広告という点では、電車の外側に絵や写真を描いたり(先日の大阪の電車では特に目立った気がしました)、電車の一両を丸ごと同じ種類の広告にするなどの演出はすっかり定着してきた気がしますが、こうして窓やドアまで利用してというのは初めて見た気がします。こういう取り組みが好評であれば、東京メトロの広告にも新たな顧客をひきつけることも出来るんでしょうかね。
閑話休題。
この東京マラソンのコースは、新宿・都庁前を出発して、四谷、飯田橋を経由して、皇居や東京タワーの横を走って、品川で最初の折り返し。今度は皇居へ向かわず銀座を通って、浅草へ。浅草で二度目の折り返し、今度は銀座から海のほうに向かって、豊洲、そしてゴールの有明・東京ビッグサイト。
まさに東京らしいコースですよね。多くの人が走りたくなる理由もわかる気がします。
会社の近くも通過するんですが、10時過ぎくらいの時間には、ちょうど車いすの部の人たちが通過していました。その頃は応援もまだ疎らな感じでしたが。
13時過ぎには浅草から折り返してきた人たちで道路には人の流れができていましたし、沿道も大勢の応援の人たちでにぎわっていました。
「東京がひとつになる日。」
2007年から始まっているこの東京マラソンですが、すっかり定着してきた感じがします。交通規制などで日曜も仕事の人や、コースの近くに家がある人などは迷惑なことかもしれませんが、年に一度はこういう機会があっても良いとボクは思います。
出来ることなら、今日、秩父宮ラグビー場で行なわれていたラグビーの日本選手権やプロ野球のオープン戦ですが東京ダービー(ジャイアンツ対スワローズ)、そして昨日のサッカーの富士ゼロックス杯(横浜から国立へ)など、もっとマラソンだけではないスポーツイベントと連動できると良いと思うんですよね。もっともっと東京がひとつになれるかも。
いよいよ新東京タワー、東京スカイツリーがこの冬には竣工して、来春から開業する見込みです。
東京もそろそろ別の色を出していく時期かもしれませんよね。期せずして、もうすぐ都知事選だったりもするのか。。。
※今日の東京スカイツリーは、少しぼやけていました。
今日の東京マラソンで、競技として興味深かったのは、やっぱり日本人トップの3位入賞を果たした川内優輝選手ですね。
世界選手権は有給休暇で…川内選手は公務員(読売新聞) - goo ニュース
市民ランナーと紹介されている記事が目立ちますが、学習院大学在籍時にはチームとしての箱根出場は果たせなかったものの、関東学連選抜というチームとして箱根に出れなかったチームからの選抜メンバーとして箱根駅伝を走っていたというくらいの本格派。
それにしても、現在は埼玉県職員ですから、いわゆる実業団選手のように専門的な練習をしていない中でのこの成績は立派としか言いようがないですよね。
これで、世界選手権への出場権を取ったそうなのですが、有給休暇を取っての参加となりそうとのこと。ここは、埼玉県も所定の有給休暇の範囲内で・・・などと寂しいことを言わずに、何か特別の休暇で送り出してほしいところです。
でも、公務で出張などという変な送り出し方はやめてほしいな~(笑)。
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