今日は帰り際の駅のKIOSKで、『日刊ゲンダイ』の「JR事故 マスコミの異様な世論誘導」(正確には覚えていない?)という広告(新聞の棚に張ってあるやつ、垂れ幕とは言わないですよね?)を見て気になったので、買って読みました。。。
以前は、『夕刊フジ』か『日刊ゲンダイ』のどちらかをよく買って読んでいましたが、今日は久しぶりでしたね~
みなさん、ハローです。ホディです。
JRの事故も原因究明が進んでいるのか?どうなのか?
亡くなられた方のご遺族や、けがをされた方や、事故のあったマンションの住民の方などへの補償は進んでいるのか?どうなのか?
気になってはいましたが、今日は少しJR宝塚線の事故について書きます。
冒頭の日刊ゲンダイの記事ですが、ちょうどボクも最近のJR西日本バッシングは確かに責められる理由はあるが、JR西日本を責めるべき重要なポイントは宴会などではなく、「安全管理に関する組織的な取り組みの改善状況」と「遺族などへのメンタル医療も含めた補償対応」ではないか?
・・・と思っていたところでした。
その日刊ゲンダイの記事は、
ちょっと異常すぎないか。
JR西日本の職員がボウリングや宴会に興じていたことを連日、鬼の首をとったごとく追及する大マスコミ報道のことだ。
107人もの死者を出した脱線事故の“本質”がどんどん脇に追いやられている。
これでは被害者だって浮かばれない。
と、はじめに要約があって最近のマスコミ報道の“重箱の隅を突つきながら”“水に落ちた犬をみんなでたたく”的な姿勢を批判している。
先ほど述べたようにボクもほぼ同意見です。
そういうニュースが不必要か?と聞かれれば、必要だとは思いますが、確かに“本質”がどんどん脇に追いやられている気がします。
また、日刊ゲンダイはその1面トップ記事で
民営化を強行し利益優先に走らせたのは誰なのか
という見出しで、記事の内容を少し抜粋すると、
問題は、こんな危ない鉄道会社がなぜ生まれ、今まで放置されてきたのかにある。
JR西日本をこんな利益優先に走らせた張本人は誰か。
ズバリ、旧国鉄の分割・民営化を強行した自民党政府である。
・・・
とこんな感じで記事は続きます。
最終的にはNTT、JTの民営化について、そして郵政民営化の批判で締めくくられます。
これも“本質”がどんどん脇に追いやられているのでは?と思ってしまいます。
では、JRは国鉄のままだったら事故は起きなかったのか?
そんな議論も、それこそ事故原因の究明と補償問題が解決してからで良いのではないか?とボクは思います。
ただ、国鉄民営化の問題点への着眼は、もちろん正しいと思っています。
どういう点かというと、無理な利益確保を義務付けられて、そのためにJR西日本は暴走してしまったのであるならば、
他のJR各社の安全への取り組みは大丈夫か?
(同じように無理な利益確保をしようとしていないか?)
同じような無理な運行システム(ダイヤ)や、安全設備の未設置、従業員のモラルダウンなどはないのか?
という点です。
どこかのマスコミで取り上げてますか???
『AERA』では「3大都市圏 急カーブ全調査」としてJR西日本以外にもなんとか広げて取り上げていましたが、他のマスコミはどうですかね?
大事故の後も結局、鉄道事故は繰り返されています。
また、その他にも航空機やバスなどの事故も懸念されます。
JR西日本、あるいは鉄道会社だけの問題と見誤らないで欲しいですね。
ということで、ボクの考えるこの問題の“本質”は、「交通機関の安全は大丈夫か?」です。
マスコミ各社を中心として、JR西日本だけの問題ではなく、日本の鉄道会社をはじめとした全ての交通機関の安全管理を再確認するような機運を盛り上げられないものでしょうか?
全ての民間の交通機関が利益確保しようとしていることは、資本主義の中では当たり前ですから・・・
同じような事故を繰り返さないように、マスコミも本質を脇に追いやらないようにキチンと報道して欲しいものです。
以前は、『夕刊フジ』か『日刊ゲンダイ』のどちらかをよく買って読んでいましたが、今日は久しぶりでしたね~
みなさん、ハローです。ホディです。
JRの事故も原因究明が進んでいるのか?どうなのか?
亡くなられた方のご遺族や、けがをされた方や、事故のあったマンションの住民の方などへの補償は進んでいるのか?どうなのか?
気になってはいましたが、今日は少しJR宝塚線の事故について書きます。
冒頭の日刊ゲンダイの記事ですが、ちょうどボクも最近のJR西日本バッシングは確かに責められる理由はあるが、JR西日本を責めるべき重要なポイントは宴会などではなく、「安全管理に関する組織的な取り組みの改善状況」と「遺族などへのメンタル医療も含めた補償対応」ではないか?
・・・と思っていたところでした。
その日刊ゲンダイの記事は、
ちょっと異常すぎないか。
JR西日本の職員がボウリングや宴会に興じていたことを連日、鬼の首をとったごとく追及する大マスコミ報道のことだ。
107人もの死者を出した脱線事故の“本質”がどんどん脇に追いやられている。
これでは被害者だって浮かばれない。
と、はじめに要約があって最近のマスコミ報道の“重箱の隅を突つきながら”“水に落ちた犬をみんなでたたく”的な姿勢を批判している。
先ほど述べたようにボクもほぼ同意見です。
そういうニュースが不必要か?と聞かれれば、必要だとは思いますが、確かに“本質”がどんどん脇に追いやられている気がします。
また、日刊ゲンダイはその1面トップ記事で
民営化を強行し利益優先に走らせたのは誰なのか
という見出しで、記事の内容を少し抜粋すると、
問題は、こんな危ない鉄道会社がなぜ生まれ、今まで放置されてきたのかにある。
JR西日本をこんな利益優先に走らせた張本人は誰か。
ズバリ、旧国鉄の分割・民営化を強行した自民党政府である。
・・・
とこんな感じで記事は続きます。
最終的にはNTT、JTの民営化について、そして郵政民営化の批判で締めくくられます。
これも“本質”がどんどん脇に追いやられているのでは?と思ってしまいます。
では、JRは国鉄のままだったら事故は起きなかったのか?
そんな議論も、それこそ事故原因の究明と補償問題が解決してからで良いのではないか?とボクは思います。
ただ、国鉄民営化の問題点への着眼は、もちろん正しいと思っています。
どういう点かというと、無理な利益確保を義務付けられて、そのためにJR西日本は暴走してしまったのであるならば、
他のJR各社の安全への取り組みは大丈夫か?
(同じように無理な利益確保をしようとしていないか?)
同じような無理な運行システム(ダイヤ)や、安全設備の未設置、従業員のモラルダウンなどはないのか?
という点です。
どこかのマスコミで取り上げてますか???
『AERA』では「3大都市圏 急カーブ全調査」としてJR西日本以外にもなんとか広げて取り上げていましたが、他のマスコミはどうですかね?
大事故の後も結局、鉄道事故は繰り返されています。
また、その他にも航空機やバスなどの事故も懸念されます。
JR西日本、あるいは鉄道会社だけの問題と見誤らないで欲しいですね。
ということで、ボクの考えるこの問題の“本質”は、「交通機関の安全は大丈夫か?」です。
マスコミ各社を中心として、JR西日本だけの問題ではなく、日本の鉄道会社をはじめとした全ての交通機関の安全管理を再確認するような機運を盛り上げられないものでしょうか?
全ての民間の交通機関が利益確保しようとしていることは、資本主義の中では当たり前ですから・・・
同じような事故を繰り返さないように、マスコミも本質を脇に追いやらないようにキチンと報道して欲しいものです。
大阪市とNHKが今頃胸をなでおろしているのではないでしょうか。
国営から民営になったからと短絡に結論を出すような報道も困ります。
マスコミは誰よりも冷静でいて欲しいんですが・・・
※ボクも大阪市の問題はほとんど忘れかけていました。