リコール問題で、トヨタがピンチですね。
今回の障害は、ブレーキが利きにくいということなんでしょうが、
保安基準にも合致していて、重大な事故もないのだとか。
どういうことなのか、全く良く分かりません。
前原国交大臣は、トヨタが「顧客の視点に立った機敏な取り組みが欠けていた」
とコメントしているそうなんですが、
だとしたら、保安基準も国民視点に立った機敏な取り組みが必要なのではないか?
と感じていたりします。
何が何なのか?
「ブレーキが利きにくい」という主観的な感覚をどこまで標準化できるのか?
難しい時代になっていると感じています。
それにしても、ブレーキの修理(表現が正確ではない?)が、
パソコン(?)でのプログラム修正というのも、
何だかすごい世界に入っていますよね。ちょっと驚き。
いずれにしても、日本の中心的企業としても、ハイブリッド車の未来のためにも、
トヨタにはがんばって欲しいと思っています。
それと、トヨタとは全く関係ないのですが・・・
ネットを見ていて気になる記事がありました。
日経ビジネスの若いキャリア官僚の夏、というインタビュー記事です。
厚生労働省の方が話をされていましたが、
そこに出てきたのが、墓地行政のこと、
継承者がいなくなった「無縁墳墓」について書かれていました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100205/212629/?P=4
この方は、今までは新聞に3回も公告しないと移動させることができなかった「無縁墳墓」を「墓所に立て札を1年間立てて、縁者に申告してもらおう」という手続きに変えたのだとか。
これが良いのか?悪いのか?
この点は、いろいろと意見はあると思います。
ボクが気になったのは、
「効果としても、コストとしても、かなり改善されたと思います。」
というこの方のコメント。
墓を移動する手間がかからなくなったという効果や、
そのためのコストが少なくなったという意味なんでしょうが、
上手く書けないのですが、これで良いのかな?と感じます。
もっと気になったのは、下記の話。
社会人になって1年目で、自分で考えたものが制度となる喜びでした。お墓参りに行って、実際に立て札が建っていたのを見たときは嬉しかったですね。大学を出てすぐの若者がお墓で立て札を見て飛び跳ねていたのですから、気持ち悪い光景だったと思います。
無縁となった墓を前に嬉しくて、飛び跳ねるとは・・・
仕事に一生懸命な若者には悪いけれど、
本当に気持ち悪い光景が思い浮かびます。
顧客視点もほどほどにと思いました。
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