考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

<番外編>ブログの集合体は新しいマスコミのサポート媒体となる

2005-03-27 23:37:37 | 商売
何でもかんでも総ブログ化計画というサイトで、「ブログを使った新しい情報コミュニケーションとは?」という内容でレポートを募集されているようですので、せっかくなので応募させていただきます。
「私の以前のネタ」で書いた内容とかぶりますので、こちらも参考にしていただけると助かります。

さて、結論から先に言うと、表題にも掲げている通り
「ブログの集合体は新しいマスコミのサポート媒体となる」と考えます。
※ここでは「マスコミ」とは“多くの人にニュースや出来事を伝えたり解説すること”の意味で主に使用しています。

ブログの特徴として主に挙げるとしたら、以下の3点となると思います。
<ブログの特徴>
①不特定多数の人を対象
②レスポンスのスピードが速い(更新が容易なため)
③履歴を残すことができる
※既に多くの人に普及しているメールと比較すると、①と③の点で大きく異なるわけですが、
 ここが鍵となります。

現在も多くのブログが立ちあがって、(自分も流れに逆らわないように参入した訳ですが)
非常に多くの情報に対して、有識者の解説や感想がタイムリーに提供されています。
この解説や感想はテレビのニュースや翌日の新聞よりも速くしかも的確なものも多くあります。
(①と②の特徴を活かしている)

そこで問題となるのはそのブログの信憑性ですが、ブログには履歴が残っており、
今までの履歴から記載されている内容を勘案しつつ、情報を受けるものが信憑性について
ある程度の判断が可能となってきます。
(③の特徴を活かしている)

そのような中で、ニュースを提供する既存のマスコミ(あるいはインターネットのポータルサイトなど)が、これだけの多種多様かつ専門性の高いニュースに対応するために、多くのブログをニュースの解説として活用することにより、報道のスピードは更に上がることとなります。
要するに、トラックバックの機能を活用して、ブログを集約するサイトを既存のマスコミなどが運営する「新しい情報コミュニケーション」手段が出現すると考えます。
※ここでのトラックバックは一部の有識者に限定されます
それにより、受け手も信頼のある企業が提供するサイトの情報として、ある程度の信頼を置けるというメリットと、情報を集約してくれるサイトとしてメリットを受けることができます。

また、マスコミサイドからすると、一般の人からも参考意見としてトラックバックも受け付けることもでき、一部の有識者以外の意見も収集することが可能となります。
こうすることにより、一部の有識者の意見がまるで世論がそうであるかのように報道されることもある程度は排除できます。

このようにブログを活用するかどうかは別としても、時代に合わせたマスコミに変貌していく過渡期に差し掛かってきている気がします。
少し長くなりすぎましたが、願望も込めて以上、レポートとしてトラックバックさせていただきます。
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