8月20日。日曜日。奥会津ただみの森キャンプ場の朝。5時過ぎにおきた。雨はあがり霧がでている。
肌寒いので長袖シャツをきる。昨夜は何もかけずに寝ていると寒くなり、シュラフをかぶったのだ。
朝食はカップ麺だ。
6時半に日が差してきたので、ぬれたテントとフライシートを干すがかわかない。
トナラーの父子は父親だけがおきていた。
7時過ぎに荷物をまとめて出発する。
長袖シャツの上にメッシュ・ジャケットを着るとちょうどよい。気温は24℃だ。ツバメのまう国道をゆっくりとすすみ、滝沢天然炭酸水にたちよった。
ここの炭酸水はつめたくておいしいのだ。保冷用のボトルを持参してるので炭酸水をつめさせてもらった。
2018年にきたときに、JR只見線の鉄橋が落ちていた場所をたずねた。ダムの前にはあたらしい橋がかけられ、川の護岸や道路もきれいに整備されている。
上の画像は2018年のものだ。ダムのまえに鉄橋なく、痛々しい災害の跡をみせていた。只見線が復活してよかった。私はてっちゃんではないのだが、只見線にはのってみたいとおもっている。
会津川口駅にたちよった。川口の町は大きいとおもったが、商店はほとんど営業していない。買い物客は会津坂下にいってしまうようだ。
国道400号線を南下してゆくと睡蓮のさく池があった。赤い可憐な花が清々しい。
余裕のある方が、自分の趣味と皆をたのしませるために、そだてているのだろう。
玉梨とうふ茶屋にたちよった。前から気になっていたし、9時前から営業していたので入ってみたのだ。
店内は奥がふかい。
調度は民芸調で、テーブルの下は池になっており、ガラス越しにチョウザメがおよいでいるのがみえる。なんとも不思議な空間だ。
豆腐のメニューがいろいろとある。しかしひとりなので看板メニューの青ばと豆腐550円をたのんだ。
青ばと豆腐は大きい。ふつうの豆腐の倍くらいある。しっかりとした豆腐で、かつお節としょう油をかけてたべるとかなりおいしい。私は大分の湧水茶屋の豆腐がいちばん好きだが、これは2番目にうまいと感じた。ただ大きな豆腐なので、たべているとおなじ味の単調さにあきてしまう。
そこで味変用の薬味がいきる。辛い味噌だれと生姜だ。
辛い味噌だれはパンチがきいていて、いける。酒のツマミに買って帰ろうかとおもったほどだ。
生姜は豆腐にまけてしまっている。やはりかつお節にしょう油、辛い味噌、の順だ。かつお節も上質でたっぷりとあり、高い値段も納得だった。ちなみに青ばと豆腐の持ち帰りは350円だ。店内だと薬味と山の天然水がついて550円也。
高梨とうふ茶屋の駐車場にはミゼットが保管されていた。気温は30℃になりここで長袖シャツをぬいだ。
昭和村をぬけて会津田島にくだると暑さがました。福島から栃木にはいると日差しがつよくなってくる。
栃木県鹿沼市を通過していると湯葉の製造販売の店があった。たまのや、という店舗だ。
ここで乾燥ゆばを買おうとすると、乾燥したものは京都のものなのだそうだ。ここは生ゆばと揚げゆばがあるとのことで、ためしに揚げ湯葉を購入した。生ゆばよりも持ち帰りやすいとのことなので。
ご店主が氷ったおからでゆばをサンドイッチにしてくれた。氷がわりのおからはサービスだ。これで35℃の路上をはしって自宅までもちかえることができた。揚げゆばは、湯で油ぬきしてから出汁で煮ると説明がはいっていた。湯葉は家内に好評だったのでまた買いにゆきたいとおもう。
昼食は会津田島あたりでとろうと予定していた。しかし時間が早かったので通過してしまい、タイミングをうしなってしまった。14時近くになって、たまたま通りかかった小山市の『みた食堂』にはいる。なんでもある町の大衆食堂だ。
ここでラーメンとカツ丼のセット1150円をチョイスした。
昔ながらの中華そばに、
手堅い味つけのカツ丼だ。これでスタミナをつけて灼熱の国道をはしってかえることができた。セローの燃費は脅威の52、4K/L。
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