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イレクターパイプでハイエースに棚をつくる

2024年12月06日 17時11分10秒 | 車の話題

何年も前からイレクター・パイプでハイエースのなかに棚をつくろうとおもっていた。サイズをはかったり、細部をつめたりしていたのだが、構想がまとまったので、形にすることにした。まず2、5メートルのイレクター・パイプを5本(5940円)とイレクターをカットするハンドカッター(4818円)を購入した。

ハンドカッター。

パイプをつなぐ金具はイレクターをつくっている矢崎の製品ではなく、互換性のあるNTYのものを使用した。価格が矢崎製よりも大幅にやすいためである。矢崎のメタルジョイントHJ1は506円だがNTY製は150円で4個購入。矢崎のHJ2は935円だがNTYは200円であり、こちらを8個買った。差額はおおきい。イレクターにNTYのジョイントを使用しても問題はまったくなかった。NTYの製品は楽天で購入した。後述するが使用しなかったアジャスター250円2個と送料込みで合計3240円である。

イレクターにジョイントを接続すると3センチ長くなる。それを計算してパイプの長さを決めなければならない。ハイエースのなかに目いっぱい横幅をとろうとすると、140センチである(私のハイエースは標準ボディーだ)。左右にジョイントをつけるので、3センチ+3センチの6センチをマイナスして、134センチにパイプをカットすることにした。

2、5メートルのイレクターを134センチにカットしてゆく。

ハンドカッターは刃をパイプに食い込ませて、ぐるぐると回転して徐々に切り込んでいって、切断する仕組みだ。1本や2本なら問題ないが、何本もカットすると手がいたくなってしまう。

カットした断面はやすりでけずってバリがないように仕上げた。

縦のパイプはメタルジョイントの中をとおるのでサイズ調整はいらない。

縦パイプは計測通りのサイズにカットすればよいのである。

棚の前後長は40センチなので、3センチ+3センチの6センチをマイナスして、34センチに6本のパイプをカットした。

これらのパイプをハイエースの車内で組み立てようとしたが、目いっぱいのサイズでつくっているので、狭くて作業がしにくい。

そこで室内で組み立てることにした。

広い場所ならば作業は楽だ。

しかし組みあがったものを車内におさめようとしたら、サイズがぎりぎりなので入らない。

そこで一部を分解してまた狭い車内で組み上げた。天井の高さが前後でちがっているので、縦パイプは前が116センチ、後ろは100センチである。116センチの前の縦パイプにはアジャスターをつけて、天井に圧着させる予定だった。しかしサイズがピタピタなので、アジャスターなしでも自立し安定しているため、そのままつけずによしとした。

棚の上にはメッシュパネルをのせることにした。

メッシュパネル600×450というサイズがぴったりで、これを2枚購入した。2枚で3250円。

メッシュパネルをパイプに固定するのはタイラップである。タイラップは382円。

これで完成となった。かかった費用は17630円。

これだけの幅の棚があるととても便利である。

車中泊をするときはフロアにマットレスとふとんをしいて寝ている。寝ている足元の上に棚があるのだ。完成後に家内と10日間の車中泊の旅にでたが、棚はとても重宝した。ただバイクをのせるときなどにはこれをおろさなければならず、家の中では場所をとるのが難である。棚はこれから拡大して、発展してゆくかもしれない。


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