久しぶりのファゴットの音色を聴きながら思うこと

新年度になり、なかなか慌ただしい毎日をおくっています。

保育園には普段の約半数の子どもたちが通ってきています。

保護者のみなさんのお仕事の事情はそれぞれ。

私はとにかく、元気な体で日々保育が行えるよう健康管理をしっかりしていくのが、今のこの大変な世の中での自分の役割なんだと思っています。

そんな中、高校で吹奏楽部に入っている娘が、

「とある県が夏のコンクールの中止を発表した」という情報を入手したようで、

「そこができなかったらここも無理だよね」と、大号泣。今年は３年生として、高校最後のコンクールなのです。専門学校に進学希望の娘にとっては、人生でも最後のコンクールのつもりで楽しみにしていました。

先月予定されていた演奏会も中止になり、卒業生との最後の演奏もできず、とても落ち込んで、楽器に触ろうとしないでいたのですが、先程二人で色々話して、久しぶりに楽器を吹いてくれました。

こういう状況だからできることを探そう。

好きな楽器で、誰かを励ますこともできるかもしれない、楽器はコンクールのためだけのものではない…。

そんなようなことを、二人で涙しながら話しました。

なにか見つけてくれるといいな。

目標を。

今の世の中、うちの娘のような思いをしている子がきっとたくさんいるんだろうな。

でも、逆に、もう目標や目的見つけて前向きに進んでる学生もいるんだろうなとも思います。

みーーーーんなが、

幸せになれますように…。

楽器の音がうるさくてご近所のどなたかに迷惑をおかけしてしまったときには、私が、全力で誤りに行きます!娘のために私が、出来ることってそれくらいしかない。

高校生じゃなくても、お子さんとおうちで煮詰まってしまっているお母さんお父さんがいらっしゃるかもしれません。

私には何もできませんが、心から応援しています。何か、親子で楽しめることが見つかりますように…。

そして、大変な中頑張ってお仕事に行ってくださってるみなさん。

感染拡大予防のために、仕事やいろんなことを自粛してくださってるみなさん。

たくさんの方々に感謝しながら、私も頑張っていきたいと思っています。

そして、今まさに病気と戦っている方々が元気に回復されますように。

そして、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りしています。