愛・地球博EXPO2005『地球回廊 globalcorridor』。地球の裏側で生きる人々への想像力をいかにブロードバンド化するか？をテーマに、世界十数か所をインターネットでリアルタイムに結んで対話する地球の窓。（企画Earth Literacy Progaram）そんな窓がならぶライブの「地球の広場」が、万博瀬戸会場の市民パビリオンで実現。宝生久弥はテーマ音楽を制作。
モニターの向こうはアフガニスタンやスリランカの学校。地球のさまざまな場所に生きる人の気配や存在感を感じてもらいたい。という、この企画の大切な部分をいかに『音楽』で表現できるかという部分に気持ちを集中しました。僕たちの国みたいに平和平凡があたりまえの国もあれば、戦争が終わって、まだ間もない国もあるというのが現実なので、いやな気持ちや、そのような思い出を呼び起こすような音楽ではなく、あたたかみのある音を目指し作曲、制作しました。
個人的には今まで制作した、テーマ音楽やジングルの中で最もフル・バージョンで音源化したい大切な曲です。（出来たらフル・オーケストラで★）
