今回この『地獄の磯歩き茂津多釣行』に行こうかなと思い立って
このブログの過去釣行を読み返していた。
また来年か、再来年か、辛さが忘れた頃に行きたくなって再度このブログを読み返すであろうと思うので冒頭に書いていきましょうか
「もう止めておけっ!」
・・・・って違うか^_^;
冗談はさておき、まぁオレも決して若くないしこれからも肉体的には廃って行く一方だから、気持ちよりも体としっかり相談してから行けよと今の自分から未来への自分へとメッセージを送っておこう(笑)
さて更に具体的なメッセージを付け加えると
① ロッドは出来るだけコンパクトに出来るもの
【今回ロッド折っちまった】
(ワンピースやグリップ脱着式のツーピースは論外・出来れば振り出し系のパックロッドも視野に)
② 時間にはかなり余裕を持って!
【今回も昼頃には家に帰りたい的なスケジュールだったが足りなかった】
(時間に急ぐとやはり「焦り」も出てくる。安全な磯歩き、安全な運転。すべては余裕から)
③ 虫対策にレインウエアで完全防備、しかし熱中症へのリスクが高くなるので注意!
【同行者様のCherry氏!かなりの疲れが重なってと思いきゃ、それっぽい症状が少々出たみたいで(大事には至りませんでしたが)】
(6月の気温なら涼しいっしょ?水も沢山あるし・・・いやいや、一歩間違ったら。あと休憩の「質」も上げる(木陰に入ったり、レインを脱いで体の熱気を放出させる)
と、序盤に書いておけば忘れないべ!
未来の自分!マジで気よ付けてね^_^;
さて昨年は行ってなかったので久々に茂津多へ行きたくなった!!
先端までまともに行けばゆうに一時間半はかかる磯歩き。
その道路も天文学的な数の大岩を乗り越えながらと最初から最後まで常にアップダウンな道のり
アップダウン・・・登り降りの数々でテンションは昇ったり堕ちたり(苦笑)
須築漁港に車を止めさせてもらって最初の関門「川渡り」
二日前までの大雨で増水して流れがきつかったら怖いなぁ~と心配してたけど大丈夫だった!
ウエイダーを履いて渡るのだが渡り切ったらウエイダーを脱いでスパイクシューズに履き替える。
帰りは火照った足を冷やしたく、ウエイダーを履かずにそのまま足を濡らしながら川を渡った!超気持ち良かった((笑))
茂津多岬への本格的な磯歩きが始まるスタート地点
自然の驚異、どんな歴史を経てこんな大岩が連なったのか分かりませんが(多分大昔の噴火だとは想像できますけど) さて地獄の磯歩きがスタート・・・・
今回はFBで同行者を募らせて頂きました。出来ればオレも含め3名で行動したかったのですが平日だし、希望者は居ないまま茂津多釣行は中止となる可能性が高いかなぁと思っていたのですが勇敢にも挙手してくれたのが
「Kenさん」
そして打診しつつも月末の追い込みでお仕事が忙しそうだったので半ば諦めていたのですが出発当日、無事仕事を終え参加表明してくれたお馴染みの
「Cherry氏」
オレも含めて仕事終了後の出発となり、なんやかんやバタついて、kenさんと石狩の自宅を出発したのは19時半頃
小樽でCherry氏と待つ合わせし乗合し、途中コンビニ寄った位の道草でしたが瀬棚の須築漁港に付いたのは夜の23時を回っていた。
0時頃のハチガラ時合いには間に合わないが、とにかく安全第一で行きましょうと!
まずは茂津多岬先端を目指すよりも少し手前で、ハチガラは崩れ岩ポイントの方が沢山釣れそうだもんね~!!
冒頭から明るい風景画像でございますが、真っ暗闇の中歩いてたのよ。
一眼レフとコンデジの二つを持参して一眼レフはここ一番の釣果や日中の風景を撮影
コンデジはパッパと撮りたい写真用にと思っていたのですが車にコンデジを忘れるミス^^;
仕方がないのでスマホでとった夜の磯歩き雰囲気・・・・見づらい(T_T)
30分歩いて、グーグルマップで現在地を見る!
GPS最高(笑)
また電波の届かない場所も結構あったけど、一人はdocomo、一人はSSoftBank、一人はau
誰か一人は電波が繋がってくれて便利だった(笑)
約1時間程度歩いてとりあえず目的のポイントに到着。
ほんの少しだけ海岸に出張って潮通しが良さげな崩れ岩ポイント(ってか終始崩れ岩なんだけど)
とりあえずここでハチガラ狙いましょうかと竿を出した。
オレ的にはこの辺のポイントで朝まず目も迎えるつもりだったのですが
Cherry氏がせっかくだから茂津多岬に乗ってみたいとの事!
では茂津多岬には朝まず目に間に合うように行きましょうかと!!
さて実釣開始。
ちょいとウネリがあるので重たいシンカーが良いのだけど、根掛り地獄にもなっちゃうリスク。
極力キャストはしないで足元を探り歩く。
入れ食いではないけど一先ず数匹釣れて満足!!
ただ型が小さい・・
平均して小さいのではなく、大きいのも居るはずなんだけど、大きいハチガラに届く前に小さいハチガラに見つかってしまうみたいな^_^;
とりあえずキープ分だけでもスカリに入れたかったがイマイチなんだよな^_^;
釣れるのは嬉しいけどね^^
少しスイミングでも狙ってみるかとキャストしたらゴンっとあっちこっち横走り。
楽しいけどこりゃハチガラではないなと姿を見せたのはクロゾイ、多分35センチ位かな?体高細っ!!(笑)
さてKenさんの状況を聞いてみるとなんとか小型だがハチガラも釣れて楽しんでおられる様子。
Cherry氏は少々手こずった感じなのか場に慣れない感じ。
多分ハチガラよりも他の魚が気になっていた感じでCherry氏は「先に茂津多岬へ歩いてみます」と!
時計を見ると2時近く、あと1時間ちょっとで明るくなるからどうせなら皆で移動しちゃいますかと一旦道具を片付けて、30分程度の磯歩きを再開!岬を目指すことに!!
暗い中でも月明かりにうっすら岬背面の絶壁が見える。
やっと着いたぁ~~~と思えば「帰りはもっと辛いぃぃぃぃ」とガックシくるタイミングでもある(笑)
んでこの移動中にアクシデント・・・・
穂先オレちまった(T_T)
「パキーン」と乾いた高温が耳に入った。
ロッドはソフトケースに入れバンドで固定、肩へ襷掛けにして居たのだが、穂先だけが旨い具合に岩に挟まったかなんかしたのでしょうね。気が付かず歩いてしまってこの様と^_^;
折れたロッドはハチガラ釣行での愛機「ブラックレーベル」(バスロッドだけど・・・笑)
持ち歩くのに不便なんだよなぁ~と思いながらもやはりこれが一番使いやすいしと持ってきてしまったが故のミス。
起こるであろうアクシデント・・・・反省(T_T)
グーグル地図を借りて。
直線距離は1.7キロ位。
時速4キロで歩いたとしたら普通の道なら20~30分も有れば歩ける距離
ここは1時30分以上掛かるんだもんそりゃ辛いさな(苦笑)
ただ茂津多岬に乗ってしまえばわりかし足場は良いので釣りはしやすいもんね。
岬で釣りを開始するCherry氏とKenさん
でも俺はやはりハチガラを釣りたいので岬からまた基部へ逆戻り、崩れ岩を丹念に探っていこうと!!
朝まず目の効果も助けてくれて結構ハチガラが釣れてくれた!
リリースするものだけ画像に収めていったが途中焦りでめんどくさくなってった(笑)
相変わらずサイズがちょっと寂しい^_^;
25センチ位のを4匹程度スカリにキープ。
あ、こいつが釣れ出したか・・・・・・とりあえずキープは出来たのでハチガラ釣りは終了っと!
朝まず目はショアジギングにスイッチじゃい(笑)
茂津多岬、先端部の上によじ登って撮影
奥に見える岬が中茂津多岬になるのかな? 見えないけど更にその奥が冷水茂津多岬。こちらも徒歩ルート可能との事でいつか行ってみたいね^^(ここより少しだけ楽だとの噂だし・・・笑)
そうそう、トップ画像に乗せましたが奥尻島が見えて、綺麗な海と空、本当に絶景でございました!!
ショアジギングはお初だったKenさん。オレも数回しか経験ないのでなんにもアドバイス出来ませんが、ひとつ言えるのが「ダイソーで売ってる100円ジグでも釣れたし、何より俺が適当にやっても釣れてくれたのでブリさえ居れば釣れると思いますよ」!と(笑)
『何度もジグを追いかけて来ているのに中々喰ってくれなぁ~い』
っとヤキモキしだすも集中が途切れないCherry氏
その感オレとKenさんも眠気マックスで岩のベットでしばし仮眠Zzzz
茂津多岬、湾胴の根や海藻類の付が凄く、根魚も居そうでございました。
試しにジグを投げたらすぐにアブラコHIT!(途中ばらしたけど)
この湾胴だけでもハチガラ沢山釣れたかもなぁ~。
兎に角、歩いている最中も、港に近い方はちょっと浅いので難しいけど、30分も有るいたらあとはずっと釣り場って感じだからポイントに悩む。
まぁこうやって岬を目指すのが一番なんでしょうな!!
さて釣果はどんな感じでしたか?!
hojoのハチガラキープ分。
すべて写真を撮れなかったのですが多分15匹位は釣れたかな?
短い実釣時間だったからそれも茂津多のポテンシャルと!!
もう一つ、『ガツ~ン』と来た引き味と重み!
「これハチガラだったら物凄いデカいサイズだぞ」と期待したけど・・・クロゾイだった^_^;
でも49センチとドデカい!自己記録となったサイズ!!
でも重量は2キロも行かない細~~~いの(T_T)
んで次に驚いたのがこれさこれ!!
ブリ釣れちまったのね!!
このブリがまたジグを投げた一投目で釣れちゃってさ。
キャストして誘いして、30mほど手前に根が合って、そこが邪魔くさいやり辛いなぁと昆布にジグが引っかかりながらようやく外れて、手前足元までジグの回収モードでリールを巻いてたら
「ピャッピャッピャッ」っと海面に少しだけ水柱?が出た。
「このダイソージグ随分泳ぎが良いなぁ~」とジグの泳ぎが水柱を出していたのかと思いきゃ突然
「ギラァ~~~ン」と見えたシルエット!
手首が持ってかれるそうに突然竿先が曲がり踏ん張る!
足元で突然来たのでびっくりしたけど中々の強靭なロッドとラインだったのでドラグを数回出されながらも、Kenさんにタモ入れをお願いしたのですが、また俺の持参したタモもリュックに入るサイズなので小さいから入れ憎いんですわ^_^;
タモ網の深さも浅いので無事にタモには入れて下さいましたが今にも溢れそうな感じだった(笑)
ぶ
ブリのサイズは・・・・75センチでしたっけ?重量は4.○?少数点忘れた^^;
ま、どの道クロゾイもこのブリも自己記録サイズ。 本当に茂津多ってズルい釣り場(爆)
さてご同行者様の釣果!!
Cherry氏は40アップクロゾイ連発!!
前回の釣行から極めたとばかりにデカゾイを釣るCherry氏!
オレはハチガラ狙ってての出会い頭の事故的釣果だけどCherry氏は狙ってだもんね~
Kenさんは初めてジグで何かを釣りたいと、ブリは残念ながらでございましたがアブラコが釣れて
半信半疑だったジグで釣れてくれたのが非常にうれしかったみたいです!!
んで期待したブリだったのですが、一発目で釣れてくれてこりゃ茂津多もブリパラダイスか?!と思えばその後は続かず
Cherry氏はジグへの追いが何度も有ったと言うのですがジグを喰いつくまで至らず。
オレも結局最初の一匹のみで、居るのに喰わせられないのはやはりスキルが足りないからであるのか。
ただ沢山釣っても、どうせ重くて持って帰れないしなぁという開き直りもあったけど(苦笑)
クロゾイもスカリで生かしていたのでリリースしようと思ったのですが、Kenさんが頂いてくれまして。
hojoのキープ持ち帰り分はハチガラ4匹とブリ1本
これまたズッシリと肩にリュックが食い込む重さでございましたわ^^;
6時30頃 そろそろ片付けましょうかとなって、魚処理したり、写真撮ったりなんだかんだで現地出発は7時30分頃
磯歩きに手慣れたお二人でしたので行きも順調にこれたけど、帰りは疲れと釣果の重さもあるからちょっとペースダウンかな?
でも空も明るい歩きやすいので順調に行けるか?!
↑途中休憩の図
30分ほど歩いてからCherry氏がペースダウン
結構な疲れを感じ始めてスローペースに、休憩の回数も多くなりました。
オレとkenは多少仮眠出来たのでその差も大きく感じたのですが
磯歩きに長けているCherry氏らしくなかったなぁと心配してしまいまして。
最終的には勿論こうして無事に帰宅でしたのですが、後にCherry氏が
「オレ熱中症気味だったのかもしれません」との事。
確かに天気は良かったですが夏日と言える程の気温でもないし、もちろん歩いている最中は汗だくになりますが・・・
「やはり水を飲んで汗かきっぱなしだから、でも虫刺され予防にレインウエア着こんでいるから体から熱が抜けない」
なるほど!
透湿性のレインウエアだけどこれだけ体を動かせば熱の放出は追いつけないもんな。
オレもレインウエア着こみっぱなしだったけど、中に来ていた長袖Tシャツは汗の重み尋常じゃない重さだった。
その汗に濡れたTシャツがまた生暖かい事、人間の体が36度位だから、ぬるま湯に絶えず遣ってた状態で歩いてたと言っても過言じゃないかもしれません。
虫予防に(あ、蚊とかの虫よけスプレーとかではなく、毒毛虫とかの予防なのね。実はオレ、今年もやられたの・・自宅庭でだけど・・爆)レインウエアを着るのは避けられないと思いますので、こまめな休憩時、レインウエアを脱いで体の熱気を放出させなければ駄目だなと(勿論虫のいなさそうな所で・・)
ただ座って休むのではなく、同じ休憩でも質の良い休憩をするのが良いのですねと!!
もう一つは釣り人にとって必要不可欠な「ロッド」
これが実に磯歩きの際『邪魔くさい』(爆)
Cherry氏とKenさんはハードケースに入れて持ち運んでいましたので俺の様に折れるアクシデントはまずないでしょう^^;
ただロッドの様な長物を肩襷掛けするとこうした右も左も岩だらけな場所を歩くのはとしょっちゅう引っかかるのでストレスが溜まる。
また襷がけのバンドが首に擦れたり肩から外れそうになったりと、それもまたストレスが溜まってね。
それだけで体力も消耗しちゃうから考えねばならん!!
『半分位来ました?』「1/3位来ました?」
ゴールであろう須築漁港が中々近づかない症候群(笑)
基本は山の斜面と岩の境目を歩くのがコースなのだが、どうも上に登ると高いから怖くなって気が付いたら岩を降りる動作をしてしまう。
でも降りたら先に行けなくなって結局また登るみたいな失敗を繰り返して(T_T)
毎年ではないけどオレも既に4回も来てるのだから少し進歩しないと^^;
終盤、Cherry氏が休憩に使ってた木陰ならぬ岩陰の穴
オレとKenさんは一足先に岩地帯を終了しほぼゴール
Cherry氏が岩陰で休憩している姿が見えたので、歩き出したら激写しようとシャッターを構えてたのだが中々出てこなく、
もしかして怪我とかして動けなくなっていたらと思うと心配になってCherry氏に駆け寄りましたが大事に至らずほっとしました。
熱中症気味だったと思えば、涼しい岩陰でしっかりと体を冷やしたい本能が働いてたのかと思います!
荷物を置いて身軽だったhojoはCherry氏のロッドバックを持ってあげましたが、それだけでかなり楽になったとのCherry氏。
ロッドバックなんてかなり軽い物ですが、長物を肩にかけて歩くのはやっぱかなりのストレスで体力を消耗させるのだなぁと!!
なんやかんや、帰路へと現地を経ったのは10時近く、奥さんには「昼前に余裕で着くからランチでも行くべ!」と豪語したが自宅到着は13時半、奥さん腹空かせ過ぎてたかな?((笑))
っとの事でやっぱ時間には余裕を持って、俺の釣行プランは夜仕事を終えてからの出発にどうしてもなるけど
仕事が少し遅くなったからとなれば諦められる「余裕」も持たねばならないな。
これだけの磯歩き、登山と同様しっかりとプランを立てて実行せにゃあかん!!
茂津多岬でセルフタイマーでぱしゃり
車に付いたらすかさず乾杯!!勿論ノンアルコール(笑)
Kenさん、Cherry氏 本当にお疲れ様でございました!
予定してた帰りの温泉、行けなくてゴメンナサイ^_^;
次回はしっかりとプランに入れたいです!!