年明け２発目！日高でコマイ！！

大晦日は海アメ、元旦はチカ、そしてこの日の１月３日はコマイ釣り。
全く昨年のと同じ行動の正月休み！
今回は昨年もご一緒して頂いた我師、サラリーマンＺさん。そしてロックさんとご一緒させて頂いた！
場所は道北も気になる中、波が気になる予報の事で日高方面に行こうかとサラリーマンＺさんに身を委ねさせて頂いた！
どちらにしても初めて行く場所は嬉しくそして期待してしまうhojo。
日高は未知なる地と思うも高速道路を使用して２時間位で付いちまった。
苫小牧からの日高自動車道もオレの知る限りでは鵡川が終点だったのにいつの間にか富川まで延びておりオレの古いカーナビは道無き道を示していた。

今調べたら自宅から１３０ｋｍほど。これなら雪道でなければ２時間掛からないで着きそうだぁ～ね。

先ずは賀張川河口と言った釣り場で竿を出す事に！
漁港が無難と判りつつもこういった磯場やサーフで釣果を上げたいＺさんとオレ。
ロックフィッシングセットも用意していたロックさんは「このメンバーで投げしかしないとは」とチョイと驚きのご様子（笑）


Ｚさん支度がすげぇ早い！！
ロックさんもオレもまだ防寒対策している最中なのにＺさんはすでに竿を出し始めている、しかも段取りが大変な投げ釣りっすよ！（笑）


オレもやっと２本の竿を出し終わり魚信が頻繁だったら３本目を出そうかと。

天候はすこぶる良好、風がやや右から左へと、それと同じく潮も流れ仕掛けの着水後は左に流される。
そしていま一つ気になるのが「濁り」
他の釣り客も着たので少々話しを伺うと「この辺はいつもこんな感じで濁っているよ」との事。
ん～日高、ますます奥が深い。

Ｚさんはカジカも狙うべくイカゴロと仕掛を持参していた。
オレもイカゴロまでは用意できずだったがずうっと冷凍していたニンニクカットサンマが有ったので一応ゴロ針仕掛けと一緒に持参。
待てど暮らせど魚信が無いので３本目の竿はアブラコ＆カジカを狙うべくゴロ針にサンマを付けてチョイ投げ。

そして待望の魚信！！



小振りなアブラコ（笑）
しかも遠投したイソメに食いついていた。
いつもならリリースするも本日は投げ釣りで仕掛けは１３号のカレイ針。
やはり針を丸呑みされており美味しくいただいて供養する事に。



そしてその直後ロックさんの竿に魚信が！
アブラコもそのままにしてロックさんの様子を伺い釣果を見ると。


あらまぁミニカジゴンでしたか（笑）

それでも夕マズメに魚は活性化してきているのであろうと皆気合が入りますがそれ以降一切魚信無し・・・・・
暗くなって来てからがコマイの勝負所と思うもどっぷり日が暮れ真っ暗になってもギョギョライトが揺れる事はなかった。
１７:３０まで粘って釣れなかったら移動しましょうと皆で話し合うも１７:３０を待たずにせっせと投げ釣り道具を片付け始めていた。（笑）



門別漁港でのコマイ釣りが有名なのはオレも知ってはいたが流石に正月３日には誰も居ないだろうと思うも内防波堤はかなりの車が止まっていた。
車ごと入れる内防波堤は車内から魚信を見れるので人気が高い。
しかし我々は車内待機等は求めずひたすら外防波堤を歩く。
先端部は２名ほど釣り人が居て足元にはオオマイが３匹ほど転がっていた。

先端部からチョッと下がった場所に高さのある突堤で３人竿を並べコマイゲットに力を入れた！



イソメを付けた２本の竿はチョイ投げ。サンマを付けた１本は足元に落としておいた。
七厘を持参してきたので炭を焚く準備に取り掛かっている最中にオレの竿に魚信が有る事をロックさんに知らされる！



本釣行初コマイ！！（小さいけど）
ロックさんにシャッターをお願いして一応記念撮影。

さぁ続くかぁ？！
と思いきゃ魚信はぜんぜん続かない・・・
Ｚさんにはたまに魚信は来るが乗らない状況・・・
痺れを切らしてオレは少しだけ移動して内海側に仕掛けを投げ入れることに。

やや左斜めに投げた竿に魚信が来て巻き上げると本日２本目のコマイ！


小さいですが^_^;
内海側にも居る事が判り次々と竿先を揺らしてくれる事を祈りますがこれまた単発なんだよなぁ～・・・


そんな中外海にチョイ投げしていたロックさんに魚信が来た！
リールを巻く竿は大きく弧を描いた！


なんとお腹が膨れているオオマイを釣ったしたロックさん！
「刺し身で食べます！」とキープし後から送られたメールにはやはり抱卵していたとの事！


迫力ある（？）持ち方で記念撮影（笑）


そしてＺさんも数ある魚信にようやく喰い付いた模様でコマイゲット！


コラコラ！ロックさん（笑）

この濁りなもんで少しでも仕掛けを目立たせたほうがよさげで夜光のシモリウキやビーズにカメラのフラッシュを利用し光らせた。
ロックさんの釣果も仕掛けに直接ギョギョライトを付けたハリスに喰い付いた様子だった。

一本の竿はサンマを付けて足元に落としていた。
一発大物カジゴン狙いなので針がデカイゴロ餌仕掛（イカゴロは付けてないけど）

その竿に小刻みな魚信！！

ゆっくりリールを巻くと軽いが何かは付いている感じ！

抜きあげた瞬間のシルエットに
オレは「コマイ？？」
Ｚさんは「「カジカ？？」

え？・・え？？・・・何？？？

その正体は・・・なんでハタハタ（爆）

しかもデカイ、生きたハタハタも始めてみたがこんなデカイのは・・
２５センチ位ありましたわ。
このデカハタはフィッシュイーターなんでしょうかサンマに食いついてきた。
口のデカさには納得できるので近日のハタハタ異常発生中にはワームで釣果有りそうな事が予想できますね！

しかしデカイ胸鰭・・・これならカジカと勘違いするのも判ります。
いやいや～皆で笑い転げましたわ（笑）


しかし笑いはまだ収まらない。
その１５分後にまた同じ竿に小さな魚信！！
釣り上げたその魚・・・・
え？・・え？？・・・何？？？


キュウリ？！

ロックさんが匂いを嗅ぎます「キュウリ臭セェ～～～！」それから回りはキュウリの匂いに犯され・・・
手もキュウリ臭く
帰りの車内にもキュウリの匂いが充満しておりましたわ（爆）

デカハタが釣れた時点で５目釣りを狙ったんだけど４種目で納竿。
気温も釣果も寒かったが七厘で暖めた飲物とおでんで体を温めた本日の釣行。
魚信の少なかった投げ釣りも３名で行ったので話が尽きない為飽きが来なく楽しい釣りとなりました！

サラリーマンＺさん、ロックさん、おかげ様で楽しい投げ釣りができました。
お疲れ様でした！


深夜一時頃無事帰宅。釣り道具を洗い、釣果もハラワタだけでも取っておこうと下処理を開始。（コマイ１匹はＺさんからいただいた物）


キュウリ（上）とデカイハタハタ（下）
両方とも２５センチ位。


この口みて！
左はキュウリの鋭い歯、毒蛇みたいだね。
右はハタハタの口、デカイ割には口を持つだけでちぎれてしまう弱い顎。



翌朝一で調理に取り掛かかるが１匹ずつのアブ、ハタハタ、キュウリ。
メニューに困難極めるのよねん^_^;


アブは塩コショウしてフライパンでこんがり焼き。


ハタハタは塩焼き、コマイは味噌味の汁物に！


そしてこの１匹のおかげで家中キュウリ臭くした奴は半身は塩焼き。半身はソテー。
キュウリって初めて食べたけど身が締まっていて旨いねぇ～
食べる分には良いけどあまり持ち歩きたくない釣果に複雑な思いだったわ。


狙いのコマイは散々だったけど
話のネタになるような

珍魚も釣れたのでまぁいっか。