へたのヨコ釣り北海道日誌

北海道は石狩に滞在し下手の横好き的hojoの趣味ブログ!

十坊岬・・強風で参った参った

2015年06月12日 | 神恵内

西の河原~十坊岬・・・・後志では一~二の絶景とオレは感じてます。

 

ここ二週ほど休日は日本海側が荒れて噴火湾に逃げるって感じの釣行だったが

今回はその真逆につきやっとこ日本海での釣りが叶いそうなだなと思っていたのだが

当日になるとなんか風は強そうだし雨も降りそうだしとトホホな予報

「なぁ~に・・波さえなければ多少の雨風なんぞ・・」と強がっていた^^;

 

釣り場は色々考えてまだデカゾイも出そうだしヒラメなんかも掛ればと!

ハチガラ狙いもしたかったが、ハチガラのシーズンが長いし真夏でもOKだしなと

狙いはデカソイに絞って朝マズ目はジグで何かしら狙ってみるべと釣り場は西積丹に絞りナガサキ~十防岬と考えすっかり平日釣行の相棒となったCherry氏も道連れにと(笑)

 

↑空撮ガイドをスマホで撮影・・以前はカラーコピーして釣り場に持参してたけど、スマホって便利ね^^

 

天気予報のサイトではあっちでは風が弱いと表記されてればこっちでは風が強いと表記されてるし、おまけに風向きもあっちこっちで異なる予報、その釣り場に行きたいがための自分の都合のよい予報を信じるしかない状態(笑

ただ西風混じりだとナガサキはチトヤバそうだなぁと、十防岬に乗り込むかと!!

 

真っ暗闇を磯歩き・・・画像はやはり翌朝撮影

 

自宅出発は19時頃、道中雨に打たれ途中コンビニに止まった序でに再度予報をチェック

YAHOO天気予報の「雨雲の動き」を見ると実釣時間は雨雲が釣り場には掛ってないなと安堵する。

とりあえず現地に到着も駐車スペースでは風どころか波の音すら聞こえず、更には月明かりも見えず暗闇で静まり返った状態に恐怖すら感じるほど^^;

 

「岬に行ったら風が吹いているかもですがとりあえず行ってみますか」と準備して歩きはじめる。

 靴擦れしやすいオレは踵にたっぷりとワセリンを塗ってから挑む(苦笑)

 

クマよけの爆竹をならすがどうも湿気っているのか頼りない爆音、いや薄音って感じ^^;

ピ~~っとライジャケに装備されている笛を吹きながら歩く・・・クマも怖いが相変わらずこの「西の河原」も結構不気味^^;

 

ゴロタ歩いて磯場歩いて、崩れ岩地を超えて、十坊岬の麓となるゴロタに入ればやはりと言うか案の定と言うか風がビュービューと吹き付ける現状が・・・・出来れば外れて欲しい想像だった^^;

 

風は南西から・・・この風向きなら釣り場では真向いか真横か、こりゃ釣りにならないかも^^;

十坊岬基部から左を望む・・・ここから岩の際を時計回りで進むはずだったのだが・・・

傘状になっているこの十防岬、右側には過去に観光用で橋が設置されていたと言う話だが今はその跡だけで橋は無く行く事は出来ず、岬の沖側に行くのは左から海沿いグルリと回っりその道も険しければ時間も掛る^^;

↑これが十坊岬右基部・・・そのまま行けたらこの上なく楽なんだけど・・・

基部から沖側まで直線距離は大したことないのですが小高い崖を登って超えるのはオレには出来ぬ^^;

っと崖の肌を見ながらてくてく歩いているとちょいと山も低めで傾斜も緩く登りやすそうな岩肌が目についた。

ちょっと休憩がてらと、荷物を降ろしその岩肌を登ってみると「おぉ~~これは?!」

十防岬のあの「割れ目」の個所が目の前に広がった!!

「もしかして、岬を左にグルリと回らんでもこのまま沖側に行けるんかい?^^;」

 

っと、この割れ目から左にへは・・・行けそうな行けなさそうな、元来高所恐怖症なので手先と足先だけで高所の崖を渡るのは非常に怖い^^;

左側は諦め右側は・・・お?行けそうだな、大丈夫?!

もし行けたらいい発見だぞと、十防岬の左側しか行ったこと無かったオレはちょいと胸が高まる^^

更にはこの日の南西の風なら岬の右に行った方が出し風になるし^^

↑今回のルート&釣り場

一旦基部側に戻りCherry氏にその旨を伝えて再度割れ目へ向かい無事「十坊岬右側先端到着!!」

なんやかんやゆっくりとなので駐車スペースから1時間弱掛ったな^^;

↑「割れ目」の沖側から撮影

地図で測ってみると駐車場から1.5キロ程の徒歩距離、たいした距離ではないけどゴロタやアップダウンの磯場、岩崩れと道のりはかなり濃いんだよね。

 

さてひょんな事から釣り場の新規開拓となったので強風で下がっていたテンションは上昇していた!!

釣り場を慣れるまで時間がかかりそうだったがとにかくキャストするしかない。

 

Cherry氏はスロースタート、実はCherry氏投げタックルまでを持参しておりワームやルアーよりも「投げ釣り」の方にウエイトを置いている感じだった(笑)

 

さて十防岬右側先端部、手前は根が張り出てちょいとやりずらくおまけに強風なもんで速攻根掛ロストと^^;

足元からストンと落ち込むのは右先端部から基部側の元々橋が架かっていた方で試すとこれまた結構深い、ただ投げ込んでも砂地っぽいので狙いはソイ向きではないかも。

足元には黄色い背中が見える魚がワラワラ・・ハチガラではないよな?と正体を暴くために軽いリグに付け替えるとガヤが入れ食いに^^;

 

中々良いサイズなので普段ならキープしたい所なんだけど、「今日は大きいの一匹!」狙い!!

 

ヒラメだブリだなんて贅沢は言わぬ・・・大きいソイが釣りたいなと^^

 

ただ時折雨降ってね、それも結構大粒で、「あちゃ~~こりゃヤバいかな・・」と思えばすぐに止む感じが数回繰り返され^^;

 

さて初めて立った釣り場だもん隅々まで知りたくなるのが釣り人の性

先ほどの「割れ目」が気になりそこまで戻って探ってみる。

 

↑「割れ目」の沖側

 

ワームを垂らすとやはりやたら水深が深い・・・ハチガラが付いている雰囲気は無さげだが逆に未知なる巨大サイズのハチガラなんか釣れちゃったらなと妄想だけは良い方向に^^

 

でも魚信もなんにもないの・・・まぁ普段はこのV字の割れ目に波がモロに当たって海流がモミクチャになっているはずなので魚の住める環境ではなさそうだもんなと無い魚信にそう納得させる^^;

割れ目を基部から沖側にテクテク探りっていた。

一匹位は静まり返ったこの割れ目に逃げ込んでいると思うんだけどなぁ~とチェリーリグで底をチネチネチネチネと探ってってたら「ノスン」っと微妙な魚信・・かなり待って待って待っても向こう合わせにならず、痺れを切らせてこちらから「フヌっ!!」とアわせたら重いわ引くはこりゃ良いソイだぞと!!

 

結構な抵抗に思わずドラグを緩める、見えてきたシルエットは青っぽくやはりマゾイだったかと、大きさも40センチあるかないか、でも抜き上げようとしするもやたと重くてライン切れたら勿体ないなとタモを使って無事GET!!

 

引き心地や重さはではもっと大きいソイを想像していたんだけどサイズは40センチを少し超える程だった。

それでもやっぱ嬉しいけど^^

 

そしてこの割れ目部沖側を多少偵察、風も弱まっていたし、朝マズ目の投げ釣りを目論むCherry氏にもこのポイントの方が良さげかなとまたCherry氏の居る右先端部に行く。

↑岬右陸側、元桟橋が有った付近・・・この辺ならハチガラ付いていそうな・・・

 

少しチマチマとハチガラを探ってみるもノーバイト。

ソイはソイ、ハチガラはハチガラ。

メリハリをつけて狙わないとなかなか釣れないのは判っているのだけど^^;

 

さぁ朝マズ目に向けてCherry氏とまた割れ目付近の沖側に移動。

結構アップダウン激しいし何度も往復してたら足もガクガクしてきて一回てっころんでしまったぞい^^;

 

それよりもCherry氏・・・実は足を捻り捻挫してしまったとの事^^;

ありゃ~~~~それはイカン^^;

ゆっくり歩けばなんとかと、応急処置にビニールテープを足首に巻いてその場を凌いでいたが・・・・

 

投げ釣りを試みるCherry氏だが、高度差の高い凸凹した釣り座に三脚がしっくりきまらず、更にまた出てきた強風に竿ごと三脚を倒され、餌箱も飛んで中の塩イソメが全て流され、グダグダモードと足の捻挫も含め厄日だったCherry氏

 

↑投げ釣り道具はをすべて片づけ、ジグを準備も・・・

ただオレを心配掛けさせないタメになのか、一切弱音を吐かず痛みも顔に出しておらず^^;

↑朝マズメはレギュラーマゾイしか・・・

 

↑この方向にしかキャストできないの(T_T)

 

更に強くなってきた風に釣り座をまた移動しようかと話すも流石にもう移動するのはと苦悶の表情。

どの道風が強すぎて釣りにならず、明け方の良い時間帯だったが戻り道に有る出岬なら風も交しているかもねとまずは十坊岬から脱出する事に。

 

↑最初は奥の先端での釣り

↑案外もろい箇所多々あり~の

↑数年前に崩落した岩の残骸・・・これも足にくるのね・・・・

 

タモの柄を杖代わりにゆっくりと戻り

↑今度もっと風のない日にリベンジをと!

↑釣りしないで奥さんと風景を楽しむ山歩きにならぬ磯歩きもありかな?

↑「シシャモナイ方面

↑曇り空・・・一眼レフでの撮影が難しいのね^^;

↑数年前、結構ハチガラが釣れた箇所。またやってみたい^^

 

↑ 試してみようかとの出岬に基部に着くも投げ釣り師が実釣中だったしCherry氏の捻挫した足を庇うにはこのまま帰りましょうかとなり朝の6時前には帰路に着いた^^;

 

8時には家に着くなと踏んでいたがオールナイトでの釣りだもんやはり眠気が来て古平で仮眠・・・石狩に入った直後でまた仮眠と2度の仮眠を繰り返すと言えに着いたのは9時半頃(笑)

 

その後所要まで少し時間が有ったのでCherryと石狩湾新港に行ってマメイカ釣りに!

一時間弱粘ったけど一匹も釣れないままお開きとなった^^;

 

Cherry氏の捻挫が心配だが安静にしてたら2週間位で治るかな?

オレも2年前に捻挫をやらかしたが二度のやばい捻挫にだったので完治まで半年かかったけど。

オレが使っていた結構高額な「装具」をCherry氏に貸してあげたので大丈夫だと思うが・・^^;

 

今回もそんなドタバタ劇だったが、十坊岬の新たな釣り場を発見出来たのは得だった。

また十防岬に限らず両基部にはハチガラの付きそうな美味しそうな磯場が有るし、賽の河原を歩くのはなんにせよ気持ちよかった!

 

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お初になります (シマ)
2015-06-12 10:36:04
十坊岬ご苦労様でした、
毎年崩落して形が変わって来てますので
きおつけて下さいな。
船着場が腐って行けなくなってからしばらく渡し場でしたが、
このブログ見た方行くと思ってコメ入れました、
それと外海は荒れるの早いのでおきおつけお。
又お邪魔にあがります、宜しくお願いします。
返信する
Unknown (よね)
2015-06-12 12:25:25
今回も40越えいいじゃないですか~あんまり釣ってないなんて~

ベストシーズンも気が付いたらもう6月も半ば近く
痛いです(笑)落ち着いたなと思ったら7月なんだろうな~
返信する
Unknown (やっちゃん76)
2015-06-12 12:41:29
相変わらずハードそうな釣行ですね、マゾイおめでとうございます!マゾイって頭と胸ビレがでかくてサイズ以上のモノを感じますよね~!
返信する
Unknown (hojo)
2015-06-13 18:43:48
シマさん
初めまして!
hojoと申します。
コメントありがとうございますm(__)m
元来怖がりなもんで
高所、波、崖崩れ
いつもびくびくしております^^;
その分、遠回りしてでも危険回避が必然となっておりまして、波高予報だけは十分に気を付けていますが
こうして風の予報には裏をかかれる事がシバシバ^^;

苦労していった割にはこんな釣果でめんぼくないです^^;
返信する
Unknown (hojo)
2015-06-13 18:45:34
よねさん
おばんです!
これくらいのサイズがもう2~3匹釣れてたらpotentialを感じますが^^;
でもまぁ調査としてはOKと!
よねさんも沸々と磯歩きしたくなってきましたかぁ~(笑)
今のうちにほれっ!行くよっ(笑
返信する
Unknown (hojo )
2015-06-13 18:47:44
やっちゃん72さん
ここでは超お久しぶり(笑)
巷では50センチだ、ヒラメだと素敵が画像に目が眩むほどで^^;
オレの40センチマゾイはどうも引けを取ってしまうも
「引き」だけは最高でした^^
この引き味の自慢をしたくも文学がなくてどうお伝えしたら良いのか^^;
久々に手首が痛くなりました^^
返信する
魅力的なポイント! (リシャール)
2015-06-13 18:49:13
十坊岬、釣行お疲れ様でした!m(_ _)m 釣り師としては1度は行ってみたいポイントです!(^_^)v 十坊岬は風化が進んでいて、岩も脆くなっていて細心の注意が必要と言う事でしたが、同行の方が捻挫とは、やはり難所ですね~!(-o-;) 釣り人が頻繁に入っていないポイントなのでポイントのコンディション次第で良型・ソイ、ハチガラが釣れそうですね~!(^O^)♪ ※40の真ゾイは羨ましいです!
返信する
Unknown (hojo )
2015-06-15 17:17:08
リシャールさん
おばんです!
もう3度目になりますがなんか掴みどころがないというか、自分には難しいポイントでございました^^;
実はCherry氏の捻挫は難所系ではなくなんの変哲のない場所でのアクシデント(苦笑)
それでも最新の注意は必要です。崖下には長く居ない、突然大きなうねりに注意、万が一落水したら潮が速いのであっという間に流されそうです^^;
返信する

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