癒しなる私のブログ~そして、ここから~

英語習得目指して、これまで歩んできたけれども、新しいことに挑戦したいと思う、ほんのりなひとときです。

私が10才だった、遠い昔の記憶

2017-02-20 22:18:26 | 思い出

私が10才だった、遠い昔の記憶・・・

私が育った町、家は山の中にあり、10才までそこに住んでいました。

畑や田んぼがあって、小道は砂利道でした。

田んぼの間には、小さな川があり、小魚たちがいました。

田んぼの間の小さな水路には、オタマジャクシやドジョウがいて、

少し離れた隣の家の子供たちとよく遊びました。

田んぼでは、いろんなトンボを竹ぼうきで捕まえたり、

川では小魚、水路ではドジョウ、夏になれば、セミも・・・

山では木にぶら下がったり、斜面を登ったり、季節毎に、田んぼでよく遊びました。

その子供達の中に男の子で、私より一つ年下でしたが、いつも一緒な幼馴染みがいました。

10才の夏、私の実家は、同じ町でも別のところに引っ越すことになりました。

その幼馴染みと別れた前日の記憶が淡く残っています。

いつも私達は、近くのお墓でもよく遊んだのですが、

その前日は、お墓で二人で会って、酸っぱいスモモを取って一緒に食べて別れを惜しみました。

翌日、私達は別れて、別々の生活になり、その子とも顔を見かけても

もう遊ばなくなり、遠ざかりました。そして、その時代は過去の事となりました。

あの日はもう遠い昔の記憶ですが、もしも時間戻れるなら、

もう一度、あの頃の故郷に行き、今はいない子供達の顔を想えたらいいのになあ・・・

ふと、遠い淡い幼な心、懐かしく感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 


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