私が１０才だった、遠い昔～２

私がその当時住んでいた家は山の中の藁葺き屋根でした。

なんて古風な昔なんです。

広くて沢山部屋があって、夏になるとかやの中で寝たりしました。

昭和40年代、まだ小さかったけど、記憶あります。

秋になると田んぼの手伝いもしました。

小学生４年までの記憶……。

自然豊かで、素朴な遊びでした。

川をさかのぼる遊びも、小山の上に登ったり、田んぼでは、草を集めて重ねて、

布団のようにしてねっころがつて、空を見上げて楽しかった記憶……。

道は砂利道だから、転んだりすると、膝赤くしたり痛かった……。

私は、よく転ぶ子供で、いつも膝擦りむいて、赤チンぬっていました。

四季折々の日々、夜は星がとても沢山見えて綺麗でした。

寝ながら見えた3つ星……、今で言うと、オリオン座でした。

犬、猫も飼っていて、一緒に遊び、

縁の下で犬が子犬を生むのを小さな穴から覗き見て喜んでもいました。

今の時代には、もうあり得ない遠い昔の子供時代です。

ジブリの映画そのものな生活でした。

だから、ジブリ映画好きです。

自然の中で過ごした遠い昔の記憶……、たまに夢にでてくる時あります。

それに遭遇した朝は、ほんわりな感じで、やはり懐かしい故郷です。

あの時の青い空や星空は、今とは違います。

そう、時代はタイムアップし過ぎたからですね……。