長野スナップ 撮り鳥と気ままな散歩

草臥れ儲けな 奮闘記

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芝生の全面張替え 6

2020年07月29日 | 芝の手入れ

 

長雨が続いているので芝張作業は中断している。

どのみち土日の作業なので今週の作業はあと5日後になる。

ならばとその間に道具を手作りしようと考え、タコを作る計画をしている。

タコとは地面を 突き固める道具の事だ。

 

 

皆さんが知っている処では相撲の土俵を作るときに

見かけるところの道具だ。

これをドスンドスンと突いて土盤を固める

土木用語では土の斜面は土羽(どは)という。上手い表現だよね。

土羽を成形している場面

 

写真の手持ちしている道具、ひっくり返すと丁度タコのように見えるから

タコというのだろう多分。

今の土木工事ではエンジンの機械で突き固める。

当然個人の私にはそんな機械などないので昔ながらの道具を作ろうと思った。

道具を作る事って楽しいものだ、工作の時間と同じ。

タコって単純なものだし、材料も家にあるもので間に合う。

 

今回の芝張は7㎡なのでタコの一人作業でも

そんなに苦労しないでできる面積だ。

 

このタコについては私がドカタをしているときに知った道具だ。

 

エンジン機械を使い作業していた時

機械が入らない狭い場所で作業をすることになり、

年下の先輩からオイ、タコもってこいタコ! と言われた。 ??

私は何を言われているか分からず???

タコって俺で俺がタコでタコがタコもってこいで。ww

 ポカンとしていたら偉く怒られたことがあった。

タコにはそんな悲しい思い出がある。

 

そんなもの、ドカタになりたてじゃわかるわけ無い。

しかし仕事ってそんなものなんだよな。

殊に土木業界の現場ではそんなことは日常茶飯事だ。

中国人作業員からも何もわからない新人の頃はバカにされたもの。w

中国人に限らず外国人に仕事上で笑われるという事は切ないものが有った。

別に外国人差別じゃないけどね。

なので中高年の新人というものは覚悟がないと直ぐに挫折する

何人もの人が入って若い者にいじられてすぐに辞めていった。

逆に言うと

そこで頑張れると自信になるんだけど、そのあと少しが難しい。

 

しかしドカタの夜は焼酎飲んで寝るだけの生活だから楽しかった。

それが埼玉の高坂の宿舎時代。

呑んで寝るだけって、現在の自分と同じだ。

変わってないんだな。w

 

飯場。元へ。宿舎は私にとって焼酎さえあれば現代版鳥獣戯画みたいな社会だった。 

50人くらい居たから喧嘩も有ったし博打もした。

 

今これを書いていてふと思い出したが

隣部屋に小柄のHさんが居た。

元蕎麦屋で訳アリで府中に入り安部譲二さんと一緒だったらしい

小説塀の中の懲りない面々の中に登場するボクシング小僧とは俺の事だとよく自慢していた。

そんな宿舎の愉快な仲間たち。

 

 

平安時代の鳥獣戯画

 

下の画は上の鳥獣戯画を模写して描いたパソコンの画

模写なら簡単に描けると思うかもしれないけど

実際に皆さん描いてみてください半端なく難しい。

先人の墨絵は単純そうに見えるが描くとなるとデフォルメされていて難しい。

 

私は鉛筆でまず形を模写するところから入りましたが

カエル一匹を何枚描いたかわからなくなるほど描いた。

百枚以上書いたかもしれない。それからパソコンに写し描いた。

 

これはマウスだけで書いてます。

私がパソコンで描いてる画は全てマウスだけで描いている。

 

 

 

プコせんせえ褒めてくだせえ w

 

 

 

話が飛びまくってしまった。元に戻す。

 

という事で今週はタコを作ります。

 

今夜も丑三つ時が過ぎました。これにて終了

 

女房はワンとシッカリ寝ています

少し可愛く書き過ぎました。怖いからね。w

 

 

それではみなさんおやすみなさい。

 

訪問ありがとうございました。