18歳5か月のモコ。
横浜から北海道に移り住んだモコ。
ある日、呼べば尻尾を振って出てきたモコが来ない。
?
「モコ!」
すみっこで動けないモコがいた。
どうした?
野球ボールほどに真っ赤に腫れあがった腫瘍。
気づかなった。
身体が熱い。
どうしよう。
まずは水分を取らせなくては。
注射器で強引に飲水させる。
「別れがやってきたかな・・・・」
でも、
できることはやろう。
昨日までとことこ散歩をしていたもモコ。
ごめん気づかなくて。
立ち上がれないモコ。
少しでも飲んで、食べて!
腫れものから膿が出てきた。
創部を洗って軟膏をつけ、少しづつ少しづつ腫瘍が小さくなってきた。
小さくなるにつれて、モコが動くようになった。
ピストンで飲んで食べていたモコが一人で飲んで食べるようになった。
動けなかったモコがとことこ歩いている。
すごいよモコ!
動き出したらすぐ外に出す。
オシッコをしてウンチもする。
まだモコは生きようとしている。
ありがとうモコ。
私でいいかい?
一緒に生きてゆこう。
我がまま言っていいんだよ。
病院に行けば、
抗生剤の点滴、入院。
狭いゲージに入れられる。
知らない人ばかり。
それって、
モコは?
元看護婦の真知子。
モコ、任せて!
とことこ歩くモコを見て、
やったぜ!
モコ、これでよかったのかな?
真知子と一緒でよかったのかな?
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