箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

大トチを見て、君尾山から国宝二王門に下山

2022年09月03日 | 史跡・神社仏閣巡り
君尾山(581.8m)は標高も低く、林道の脇にあるので登山の妙味は少ないですが、
大トチの木を探索したり、麓の国宝二王門を合わせると趣があります。(2006.08.28)
晩秋の早朝には、山頂あたりの林道から頭巾山、長老ヶ岳方面に、丹波特有の雲海を
眺めることができます。


山陰線の綾部駅から「あやバス」上林線に乗り、山の家前BSで下車
あやべ温泉前BSまで運行していれば便利なので要確認です。 

公園の中を通って登ってゆくと、やがて君尾林道に合流
林道を登ってキャンプ場を過ぎると、左手に大トチある分岐に着きます。
樹齢1200年、国内第3位だそうです。 

道なりに進むと大トチがあり、中は空洞になっていました。 

人と比べれば大トチの大きさが分かります。
戻って林道を北に進むと君尾山頂に行く分岐があり、すぐに頂上です。 

林道から見た弥仙山(中央やや右の尖峰)、晩秋の早朝には山頂あたりの林道
から頭巾山、長老ヶ岳方面に、丹波特有の雲海を眺めることができます。 

マツヨイグサ(待宵草)? 

向かって右が金剛力士像・阿形 

向かって左が金剛力士像・吽形 

仁王門(二王門)で京都府北部で唯一の国宝
推古天皇の時代に聖徳太子が創建したと伝わる光明寺にあり、宝治2年
(1248年)に建立されたとされています。
三間一戸、入母屋造の構造の二重門で、屋根は全国的にも珍しい栩葺です。
昭和29年に国宝に指定されました。(綾部市観光ガイドより) 
栩板(とちいた)とは: 屋根を葺(ふ)く板。厚さ1〜3センチ、幅9〜15
センチ、長さ約60センチ程度の割り板。(Weblio辞書より)

山門から振り返って山側を見たところ、林道から少し下ったところが光明寺 

クズ(葛)の花、花はきれいですが蔦で蔓延するやっかいものです。 

ヒオウギ 

宿根フロックス? 


 登山口の説明板
大栗峠を越えて和知の仏主を通り、長老ヶ岳に至る近畿自然歩道です。
近いうちに歩いてみたいと思います。 



コメント
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