箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

グーチョキパーの木とも呼ばれるカクレミノ

2022年09月07日 | 公園寺社の樹木・街路樹
数ヶ月に一度、変わったあるいは面白い樹木、印象に残った樹木の記事を載せていますが、
今回はグーチョキパーの木とも呼ばれるカクレミノです。 (2013.08.22記)

なにしろこの樹木は葉に特徴があります。
幼木から成木になるにつれて5裂から卵形になるようです。

3裂した姿が昔の雨具の蓑に似ていますね。
5裂のものはヤツデに似ています。(2012.04.13) 

幹は薄茶色でスベスベ 

蕾を付けていた(2013.07.29) 成木の卵形の葉です。  

花の拡大、直径3mm黄緑色の5枚の花弁と5個の白い雄芯が確認できます。
(2013.08.24 万博公園にて)
低地での開花期は7月下旬から8月上旬らしいのですが、万博公園では蕾状態でした。

花の拡大
花弁5枚、雄しべ5個(雌しべが受粉すると褐色に)、中央が雌しべ(花柱はない)

万博公園自然文化園の「自然観察学習館」にあった標本(2013.08.19)
右の蕾と左の幼い果実が同居しています。  

全体の樹形(2012.10.09)
日陰で生育すのに適した葉の形(底部の幼木は陽を通すよう裂開)だそうです。

 黄葉(2012.01.04) 

同上 

直径は1cmほどの黒くなった実(2013.01.24) 

同上、黒光りした実 




コメント
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